(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

文房具漫画の単行本化がとまりません

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どうやら文房具好きというのは、ごくごく一部の世界ではなく世間一般に認知されるようになったのか、文房具を題材にしたコミックの単行本がこぞって発売されています。

いくつか文房具漫画がありますが、僕が購入している漫画を紹介します。

きまじめ姫と文房具王子(藤原 嗚呼子

きまじめ姫と文房具王子 第1集 (ビッグコミックス)

きまじめ姫と文房具王子 第1集 (ビッグコミックス)

僕の一押し文房具漫画です。

京都の大学に講師として赴任した姫路かの子。
研究室が相部屋になると聞かされ、訪ねると…
そこには溢れんばかりの文房具の山が!! 

なんと同室の男性講師・蜂谷皐月は超文房具マニア。
周囲の文房具に触ることも嫌がられ、
先が思いやられるかの子。

しかしかの子にも文房具にまつわる、
“胸疼く思い出”が…!?
身近な文房具と人生が交差する、新感覚ドラマ。

お話がしっかりと作り込まれており、人間ドラマとしての面もあるので文房具に興味がない人も楽しめる作品です。
文房具はキーアイテムとして出てきて、くどくない絶妙なさじ加減で文房具の説明をしています。
特別珍しい文房具は出てきませんが、文房具の奥深い世界に触れたい人はぜひ読んで欲しいです。

文野さんの文具な日常(榎本あかまる)

文野さんの文具な日常 2巻

文野さんの文具な日常 2巻

離れ小島の二人席。牧田主任のとなりには、鉄壁対応で恐れられる新入社員の文野さんがいる。しかし、彼女には懐かしい文具で遊ぶ趣味があり…。文具×OLコメディ開幕♪

ヒロインの新入社員の文野さん(デフォルト塩対応)が業務中に懐かしの文房具で遊ぶのを、先輩社員の牧田主任がその文房具の解説をする。という流れです。
全般的に懐かしの文房具が満載です。
最新の2巻では文具ソムリエールの菅 未里さんがモデルじゃないかな?と思われる新キャラも出てきて、これからも目が離せっません。

文具を買うなら異世界で!(海産物、 高畑 正幸)

文具を買うなら異世界で! (電撃コミックスNEXT)

文具を買うなら異世界で! (電撃コミックスNEXT)

冒険の書がうまく書けず、
レベルアップできずにいる剣士アーヴェル。
ある日彼は、不思議な道具が揃った
「しろがね文具堂」を訪れて……。

フリクションボール、ジャポニカ学習帳など
実在の定番文具が、剣士、獣人、魔法使い等、
異世界住人の手に渡るとーー!?

文具に込められた知恵と工夫が、
異世界ライフの質を高める
リアル文具ファンタジー!!

先の2作品とは趣がゴロッと変わって、現代の文具店が異世界ファンタジーの世界に転移?しちゃってるお話です。
異世界ものの定番の剣士や獣人などのお客さん相手に、現代の文具を紹介する。という流れです。
この作品には文具王の高畑さんが監修されており、お話とお話の間には登場した文具の詳細な説明を読むことが出来ます。

ぶんぐりころころ(安藤 正基)

ぶんぐりころころ(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

ぶんぐりころころ(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

デジタル全盛の現代。えんぴつ、消しゴムだのの時代は終わった……!? まさか、とんでもない! 進化を止めない魅惑の“文房具”たちの世界を柿心地さららがナビゲート!

この作品は思いっきりギャグテイストです。疲れた時なんかに、クスッと笑える作品です。
ギャグ作品なのですが、しっかりと文房具の説明がされています。

愛知在住なので、同じ作者の「八十亀ちゃんかんさつにっき」もオススメです。

文具少女ののの(星屑七号)

文具少女ののの(1) (ヤングガンガンコミックス)

文具少女ののの(1) (ヤングガンガンコミックス)

文具少女ののの(2) (ヤングガンガンコミックス)

文具少女ののの(2) (ヤングガンガンコミックス)

才色兼備の女子高生“のの”はイケメンよりも“イケペン”に夢中! パパからもらった芯の折れない特別なシャーペン、『ロクロック』に恋するののが、一途な愛の力で文具少女に変身! 悪しき文具『BS<ブラック・ステイショナリー>』を倒すため、そしてロクロックと結婚するために奮闘するバトル×ラブストーリー!

イケメンよりもイケペン(イケてるペン)が大好きな女子高生が主人公で、魔法少女のように変身して暗黒面に落ちて操られている人たちとバトルする。という普段から漫画を読んでいる僕でも、若干難易度が高い作品です。
実際の文房具の商品名をもじった文具がたくさん出てくるので、何がモチーフなのかわかると、より一層楽しいです。
例えば、主人公のイケペンの芯の折れないシャープペンシルの「ロクロック」。製造元は「シマウマ社」。
「ロクロック」のデザインを見ると、どう見てもZEBRA社のデルガードです。




文房具にスポットを当てているコミックだけでも、これだけ充実しています。
文房具にちょっと興味あるけど・・・という人も楽しめる作品がたくさんありますので、よかったら一度読んで見てください。