(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

ツバキ文具店で登場した「ROMEO NO.3 ボールペン」

めずらしくドラマを欠かさず見ています。
それは現在、NHKで放送されている「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」です。
www.nhk.or.jp


前回の第5話の放送で、義母への誕生日カードの代筆を依頼された際に使用された筆記具の紹介です。
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今回は依頼人が若い女性ということで、伊東屋さんの「ROMEO No3ボールペン」を選択されたんでしょうね。
store.ito-ya.co.jp


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たぶんドラマで使用されたのは、細軸かな?
写真は僕が所有している太軸ですが、軸の太さの違いだけだと思います。
ということで、「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」で登場した「ROMEO No3ボールペン」の紹介です。

  • 持った感じ

重心がペン先にあるわけでも、後部にあるわけでもなく、重量バランスが絶妙で癖がないです。
重心は中心部にあるようで、持った時にスッと手に馴染むような感覚です。
太軸を使っていますが、太すぎず・細すぎず適度な太さです。
きっと太軸は男性向け、細軸は女性向けなのではないでしょうか。

  • 筆記感

ノック式とは違い、天冠を回して軸を出す回転繰り出し式です。
この天冠も固すぎず、適度な抵抗です。
ROMEO No3の純正リフィルのインクは、低粘度油性インクなので高い筆圧を必要とせず筆記できます。
字幅は正確には分かりませんが、0.7mmかな?
細くはないので、書いている感は十分味わえます。

  • デザイン

ROMEO No3の軸は樹脂を型に流し込んで作る方法ではなく、1本の棒状の樹脂を削って製造されています。
また軸のマーブル模様が一本一本異なります。
一本一本、マーブル模様異なるので、実際購入する際には大いに悩みました。



書き味も品質も良く、癖のないバランスなので万人受けしそうです。
このボールペンはご自分で使用するのもお勧めですが、贈答にも使えるのではないでしょうか。