(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

mt 10th Anniversary in Nagoya

ナディアパークデザインホールの3階で開催されている「mt 10th Anniversary in Nagoya」に行ってきました。

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mt 10th Anniversary 入り口
そもそもマスキングテープはすでにかなりの量を所有しているので、当面は購入しない!!と固く心に決めていたにも関わらず、こういうイベントがあると参加したくなり、ついつい購入してしまう自分が哀しいです。
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戦利品の一部

イベント詳細

期間:4月28日(土)~5月6日(日)

開催時間:10:00~19:00

場所:ナディアパークデザインホール3階

www.masking-tape.jp

僕が行ったのは、5月1日(火)でGW の中日でした。

催し物の詳細は、上記のサイトを確認していただくとして、僕の目的はNagoya 限定テープの入手です。 (あとはブログのネタになるといいな〜という気持ちです)

聞いた話ではなんでも初日は大行列だったとか・・・ 連休の中日、それもお昼前の11時に行ったので空いているかな〜と期待したのですが、それなりの賑わいがありました。

会場に入ると、「ようこそ!マスキングテープの世界へ!!」といった感じです。

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ようこそ!mt の世界へ!!

買い物カゴもmtのマスキングテープでオシャレになって置いてありました。

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可愛らしい買い物カゴたち
せっかくなので、この可愛らしいカゴを選びました。
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このカゴを持って徘徊した三十路男(笑)

僕のお目当ては、Nagoya 限定テープの購入です。 しかしNagoya 限定テープが10種類もあったので、流石に全部購入することは見送って、気に入ったデザインを選びました。 もうこれだけ購入して、あとはブラブラしようと思ったのに、「10周年記念のマスキングテープセット」を見たら僕の決意は呆気なく崩れてしまいました。

その後、会場内をブラブラして居たら、文房具売り場ではなかなか見かけない、「CASA」「seal」「wrap」など全てのmtのラインナップが購入できる感じでした。

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普段見かけないmt 製品も
あと珍しいのは、マスキングテープを壁などにオシャレに貼るための「nazorie」や、そしてマスキングテープを付箋にする「twins」もありました。

nazorie | ラインナップ | マスキングテープ「mt」- masking tape -

twins | ラインナップ | マスキングテープ「mt」- masking tape -

しかし会場はどこを見ても女性ばかりです。 男性が居た!!と思ったら、女性に連れられて所在なさげな様子の方が数人居るだけ・・・ 目を輝かせて居る男子は、僕だけで若干居心地の悪さを感じてしまいました。

お会計を済ませて、買い物袋をマスキングテープで彩るエリアや、缶バッチなどのコーナーはもう見事に女性ばかりで空きスペースがありませんでした。 ちょっと様子を見て居たのですが、いつ空くのか・・・空腹に耐えかねて会場を後にしました。

Facebook の投稿と見て居たら、夕方から行かれた方は買い物袋をマスキングテープで彩るエリアも空いていた。とのことです。 もしまだ行かれていなくて、行ってみようかしら・・・とお考えの方はひょっとすると夕方が狙い目かもしれません。 もし旦那様や彼氏さんと一緒に行かれる場合は、ナディアパークで「1時間後にここで集まりましょう。」のようにしてバラバラに行動すると、男性陣のストレスが少なくなるかと思います。

女性がとっても楽しそうな雰囲気なのに、男性の所在なさげな雰囲気のギャップがはたから見ていてとても面白かったです。 そして今回のイベントもそうですが、やはり文房具界隈は女性が引っ張っているのではないか?と思うほどの賑わいでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

5月2日は「えんぴつ記念日」

今朝、Twitter をボ〜ッと眺めていたら、なんでも本日5月2日は「えんぴつ記念日」だそうです。

なんてこった、鉛筆好きを自認しているのに、その記念日を知らなかったのは不覚です。

ただGoogle で調べても5月2日が「えんぴつ記念日」ということ以上の情報が見つけられませんでした。

この機会に、なぜ鉛筆が好きなのか自問してみたのですが、「鉛筆はいいぞ!!」とまるで某戦車アニメの劇場版を観終えた状態です。 以前に考察した時の方が、深く考えられたのに・・・ 過去に鉛筆の良さを伝えようとした記事です。

pi-suke.hatenadiary.jp

相変わらず鉛筆に依存する筆記状態が継続して、ついに思考までモノクロのように幅が減ったのかと危惧せずにはいられない状態です。

この鉛筆依存症とでも言える状況がさらに悪化しており、先日愛用のGRAF Von Faber Castell のPerfect Pencil を職場で机から落としてしまいました。

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落下したPerfect Pencil
その時に落下させた時の音が、予想していた音と違いすっごい違和感を感じました。 その違和感でモヤモヤしていたら、鉛筆の世界で僕が尊敬してやまない文具ライターの小日向 京さんが、K3 さんのホジラジに出演されており、その中で鉛筆の落ちた時の落下音の話をされておられました。

K3のホジラジ#120 小日向 京さん(2) | K3(ケイ・キュービック)ー関西発、文房具イベント集団

皆さんも記憶にないですか?小学生の頃に机から落ちた時の音。 カランカラン・・・という木と木が当たった音なのに、どこか温かみのあるあの音。 その音と、先日落下させた際のPerfect Pencil の音が全く違うんです。いや冷静に考えれば当たり前です。 だってPerfect Pencil は、お尻の部分の消しゴムの部分にも金属キャップが付いているので、そりゃ〜記憶にある音とは全く異なるものです。 もうね、このホジラジを聞いて鉛筆の落下音の下りに思わず膝を打つ思いでした。

話が逸れました、閑話休題

鉛筆の良さについてです。 やっぱり何と言っても、どんな姿勢でも筆記できるし、筆圧の強弱で同じ硬度の芯でも表情が現れる点と、持っていて伝わってくる木軸の自然の温かみ。 さらに、鉛筆削りではなくナイフで削った時の香り。 そして今回自覚した、鉛筆が織りなす音色。

なんで鉛筆はこれほど僕を魅了して止まないのか。 今日は鉛筆に対する愛情とも言える感情を自覚した1日です。 明日も天候は良くないそうなので、色鉛筆で塗り絵をするほどのセンスは無いので、鉛筆でモノクロの塗り絵でも始めようかしら・・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

滑らかな書き味の「PNOVA」

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プラチナ万年筆さんの名入れサービス
東急ハンズ名古屋店にふらっと行ったら、プラチナ万年筆さんが名入れサービスをされていました。

プラチナ万年筆さんに限らず、パイロットさんや三菱鉛筆さんなどもよく名入れサービスを行なっています。

今回は珍しくプラチナ万年筆さんのサービスでしたので、どんな筆記具が対象なのかな?と興味が湧き覗いてみてみたら、今年の2月に発売された複合筆記具の「PNOVA」でした。あとは油性インクの複合筆記具と万年筆(PLAISIR)でした。

PNOVA

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プラチナ万年筆 低粘度油性「PNOVA」
PNOVA は2本のボールペン(黒・赤)と、0.5mmのシャープペンシルを搭載した複合筆記具です。
(替え芯には青色もあります。)
細めのボディなので、胸ポケットや手帳に挿したりできます。

使われているインク

PNOVAに使われているインクは、ジェットストリームに代表される低粘度油性です。
今までは複合筆記具が苦手だったのですが、最近はなんとか仲良くやれるようになったので、そろそろノック式ではなく回転式の複合筆記具が欲しかったので、ちょっと試筆させてもらいました。
低粘度油性の書き味が気に入ったので、PNOVA を購入することに決めました。

書き味は、三菱鉛筆さんのジェットストリームとPILOT さんのアクロボールの間のような書き味です。
ジェットストリームほどサラサラとはしていないけど、アクロボールほどの粘度はない。という感じです。なかなか気持ちのいい書き味のインクです。
そして思った以上に赤色が綺麗な発色です。

今回は春らしい明るい色のボディのピンクにしました。
このピンク色なら、男性が使っていても違和感はそれほどないと思います。

名入れサービス

名入れするボールペンの会計済ませて、再度名入れサービスのところに持っていくと、ものの数分で名入れが完了しました。

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名入れしてもらいました
初めて筆記具に名入れをしてもらったのですが、なかなかいい感じになりました。
会社の作業服に重量のある筆記具を挿すのが辛かったので、ちょうど良い感じです。




余談ですが、名入れサービスを行われていたプラチナ万年筆の営業さんとだいぶ話し込んでしまいました。
今回のボールペンだけじゃなくて、透明軸のプレピーやMIXABLE INK MINI など・・・
途中何度か、文房具業界の人じゃないですよね?と確認されてしまいました。
マニアであるという自覚はありましたが、業界人に間違われるほどとは・・・
認識を改める必要がありそうです。


東急ハンズ名古屋店でのプラチナ万年筆さんの名入れサービスは、明日の5月2日も11時から18時まで行われるそうです。
1,000円の筆記具が無料で名入れしてもらえますので、ちょっと見た目の良い筆記具が欲しい方は行かれてはどうでしょうか。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

僕的ライフログ

僕はスケジュール管理をABALLI さんのA5サイズのシステム手帳に、あたぼうさんのスライド手帳を入れています。

以下は、それぞれの紹介記事です。
pi-suke.hatenadiary.jp
pi-suke.hatenadiary.jp


この組み合わせによるスケジュール管理は、僕のニーズにとてもマッチしているので、変更する気はまったく無い。
だけど、日々の出来事や考えなどを記録するのに、この組み合わせはちょっと使いにくい。
何より日々の事なのでできれば綴じノートが良い。
さてさて、日々のライフログ的な物をどう記録しようか・・・と考えた結果、あるノートを思いついた。

それはバレットジャーナルの分野で人気のあるLEUCHTTURM1917 だ。

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LEUCHTTURM1917
LEUCHTTURM1917 ロイヒトトゥルム手帳

存在は知っていた。でも使い道がないので今まで購入をためらっていた。なぜならA5 サイズで3,000円程度の高級ノートだから。

でもね、ライフログを残そうと思うと、これほど適したノートは無いのかもしれない。
そしてLEUCHTTURM1917 と一緒に、icco nico さんの「捺暦」と「貼暦」の組み合わせは必須だ。

と言うわけで、僕のライフログの運用を紹介します。

LEUCHTTURM1917 ってなに?

LEUCHTTURM1917 は、ロイヒトトゥルムと読みます。(正直、最初読めませんでした)
バレットジャーナルの分野では、Moleskineモレスキン)と双璧のように人気があります。

このLEUCHTTURM1917 はドイツの機能的なノートです。
Moleskine と同じようにハードカバーでA5 サイズです。(ポケットサイズもあります)
LEUCHTTURM1917 は17色と、カラーバリエーションが豊富です。
売り場で全色が並んでいると、思わずワクワクしてしまいます。

どう機能的なのか

目次やページ番号があらかじめ印字されてます。

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目次

最初の3ページが目次となっており、1ページあたり26項目あります。

そして各ページにページ番号が印字されています。

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ページ番号

異なる模様の栞が2本あります。

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栞は2本
僕はのちに記述する月間ページと、書き込めるページにそれぞれ栞を差しています。


そんな機能的なノートであるLEUCHTTURM1917 でライフログ的に記録するのに便利なツールがicco nico さんの「捺暦」と「貼暦」だ。

icco nico さんの「捺暦」と「貼暦」

捺暦

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捺暦

これは「貼暦」と同じフォントの数字のスタンプです。
月替わりのタイミングで、ページの上部にこのスタンプで年月を押印します。

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捺暦 押印イメージ

貼暦

1〜31の数字と日〜土の曜日が印刷されたマスキングテープです。
使っているLEUCHTTURM1917 は5mmドットの罫線なので、僕はタテ組5mm方眼対応(1〼飛ばし)を使っています。

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貼暦 イメージ

これらは決まったフォーマットで統一したいのと、月毎に日数+曜日を記述する手間を省くためです。

さて僕の使い方は

月が変わったら・・・

月が変わったら、「捺暦」で年月を押印して、見開きで1ヶ月の大きな予定を俯瞰できるように、15日ごとに「貼暦」を貼ります。
このページは、月間ページとして使います。
この月間ページにシステム手帳から、決まっている予定やイベントを転記します。

基本ページを日にちを跨がない

ページが勿体無いから、と同じページに複数の日付の出来事は書きません。
それは検索性を高めるためです。
そしてページの決まった場所に日付を書き込みます。

イベントは?

イベントに参加するときは、そのイベント用に新たなページに題目を書き込みます。
新たなページに題目などを書き込んだ時に、月間ページにそのイベントの後ろにページ番号を記載します。

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予定・イベントの後ろにページ番号を追記

これで月間ページを開けば、その予定やイベントの内容を記載したページがわかります。

そしてイベント内容をガンガン、気にせず書き込みます。
気にせず書き込みをするために、罫線が邪魔にならないドットを選びました。
無地だと字が斜めになって可読性が悪くなるので、無地を避けました。その点、ドットならば邪魔にならない程度に目安として使えます。




この運用を初めて半月程度ですが、かなり使いやすいです。
何よりページ番号が予め印刷されているのと、栞が2本あるためかなり使いやすいです。
そして意外だったのが、鉛筆での書き味が気持ちいいということです。
思わず鉛筆で書きたくなるほどです。
Moleskine に感じていた不満点が一挙に解決したような感じです。
なぜもっと早くLEUCHTTURM1917 を使わなかったのか、過去の自分を叱責したい気持ちです。

今はこんな感じのライフログ的な使い方ですが、将来的にはバレットジャーナルへの展開も可能です。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第13話

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「きまじめ姫と文房具王子」第13話

今月も首を長くして待っていた「月刊スピリッツ」の「きまじめ姫と文房具王子」。
先月号では、姫路先生の姪の眞子ちゃんがショッピングモールで行方不明?で終わりました。

さて迷子になった眞子ちゃんを必死に探します。
もうこっちまでドキドキです。

まぁ無事に眞子ちゃんは見つかるんですが、意外なところにw
意外すぎて、作者の藤原先生の発想のすごさに驚きました。


無事に眞子ちゃんが見つかって、1年生から使う文房具を買いに文具売り場に戻ります。

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この構図、どうみても親子ですw
見ようによっては、姫路先生と蜂谷先生が手をつないでいるようにも見えなくもない??


今回は進化した学童文具がどんどん紹介されています。
ノートや鉛筆削り・・・
ホント、改めて文房具売り場をみて見ると、自分が子供の頃になかったような高品質の商品の多さに驚きます。
しかし、眞子ちゃんが欲しい。とお願いしたのはハサミです。

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えっそのハサミって、ひょっとして・・・
思わず読みながら、蜂谷先生や文具研の佐々木さんのような、驚きと感嘆のリアクションをしてしまいました。

しかし、ちゃんと眞子ちゃんなりの理由があります。
この理由がまた泣かされます。

その理由を聞いた姫路先生、「好きなの買ってあげる!」って言い切っちゃいます。
大人ですね〜
当然お会計時に驚きを隠せていませんw
なにせ眞子ちゃんの選んだハサミは、7,000円越えのカール事務器さんのXSCISSORS ですからねw
いや〜眞子ちゃん、イイものを選びましたね〜僕も欲しいです(^∇^)


その後、姫路先生がすっごい深い問いかけをします。
この深い問いかけについては、ぜひ読んでみなさん考えてみて欲しいです。
僕も考えてみます。

この問いの一つとして、蜂谷先生が眞子ちゃんに入学祝いとして「MATCH 3原色 透明水彩絵具」をプレゼントします。

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蜂谷先生の入学祝い
この絵具、僕も初めて知って慌てて調べました。

match-japan.com

商品説明を転記します。

ブルー(シアン)・マゼンタ・イエローの色彩の3原色に、 ホワイトとブラックを加えた5本のセットです。

最小限の色数ですが、混色でお好みの鮮明な色が自由に作れます。

色彩の理論を絵の具で実際に体験できるので、学習用にも最適です。

理論上ブラックは3原色の混色で作れますが、 使いやすさを考えてセットに追加しました。


素晴らしい商品です。
ここ最近、学童文具に興味津々なのですが、これはすごいです。
通常の絵具と違い、超微粒子顔料により、混色しても濁りにくいそうです。

蜂谷先生の答えがまた深イイです。
僕も蜂谷先生に負けないように、しっかり姫路先生の問いに対して答えられるようになりたいです。


今回は文房具好きなら、ぜひ読んで姫路先生の問いについて考えてみて欲しいと思います。
この問いに答えるために考える時間なのか、次回は休載とのことです( i _ i )
どうしましょう、またロスきま文になりそうです・・・



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ぷんぷく堂「竹紙100%ノートブック」

夕方5時から開店する千葉県市川市八幡にある個性的な文具店の「ぷんぷく堂」さんから発売された竹紙100%でできた「ノートブック」を入手しました。

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竹紙100%ノートブック「ホワイト」「ナチュラル」
www.punpukudo.jp

流石にこのノートを購入するために千葉県市川まで行くのは、躊躇するのでAmazon で購入しました。
受け取って封を開けると、ノートブック以外にいくつか入っていました。

まずはお約束の「ぷんぷく通信」

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「ぷんぷく通信」 略して「ぷく通」
すごいですね〜もう14号ですか〜


1枚の用紙が・・・

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謎の紙が・・・
手にした瞬間、「あっこの張りにこの手触りは、競馬新聞で作ったレポート用紙だ!!」
でも何で入っているんだろう??あまりの多忙で誤混入か??と思っていたら、冊子が入っていました。

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オリジナル文具の紹介チラシ
なるほど〜実際に試筆してもらうためのサンプルなのですね。
これは素敵な試みです。多くの文具店ではノートの重要な決め手である書き味を試すことはできません。
そのため、買った後から書き味がイマイチだな〜なってこともあります。

このサンプルを入れるというのは、用紙の書き味への自信・信頼の現れなのでしょうね。


そして、今回のノートブックの用紙である「竹紙」を製造している中越パルプ工業さんの「竹紙のパンフレット」です。

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中越パルプ工業さんの「竹紙のパンフレット」
竹紙について学ぶことができます。
いいですね〜どういう紙が使われており、どういう思いでこの紙があるのか。そういった事をユーザに目を向けてもらうのに有効な方法だと思います。

そもそも商品に可愛らしい付箋で一言お礼のメッセージがあるだけで嬉しいのに、ぷんぷく堂さんのような家族経営のお店が、これほど手間暇を掛けて商品を発送してくれるのか。と思うと胸が熱くなります。



さて前置きが長くなりましたが、新商品の「ノートブック」です。
カラーは「ナチュラル」と「ホワイト」です。

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ノートブック 「ナチュラル」
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ノートブック 「ホワイト」
共にA5 サイズで40シートです。

手にして驚いたのが、表紙も竹紙で出来ている事です。

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裏表紙には商品説明

しかも可愛らしいイラストの表紙ですので、ついつい塗り絵をしたくなってしまいました。
そのうち着色しちゃいそうですw


本文は5mmのドット方眼です。

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本文
ドット方眼は通常の方眼よりも邪魔にならないのに、文字を揃えたり図表を書く時の補助になるので、方眼からドット方眼に移行している僕としては嬉しい限りです。
坪量はナチュラルが70g/m^2、ホワイトが75g/m^2 との事です。
これだけの坪量ならば、万年筆でも裏抜けや裏移りの心配はなさそうです。

竹紙100%なので、他ではなかなか体験できないコシがあります。
そして何より鉛筆で書いた時に、最高の書き味だと僕は思っています。
同じくぷんぷく堂さんの商品の「競馬新聞の紙でできたレポート用紙」と甲乙つけがたい気持ちよさです。



これを機械に竹紙の素晴らしさが注目されると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

まるで鉛筆のようなサラッとした書き心地「STABIL CarbOthello」

鉛筆は、黒鉛と粘土を固めた物で出来ているので、書き味がサラッとしています。
しかし色鉛筆の芯には、顔料と蝋などを固めた物が使われています。
蝋が使われているためかどうしても鉛筆とは異なり、もっさりというかネチャッというか、書き味が全く違います。

色鉛筆の書き味は、そういう物だ。と分かってはいるのですが、僕はどうしても書き味が気になってしまいます。
できれば色鉛筆にもサラッとした書き味の物はないのか、と思っていたら文具屋さんで「STABILO CarbOthello」を勧めてもらいました。
STABILO CarbOthello 紹介ページ


そもそも絵心の無い僕が色鉛筆で何をするのかと言えば、ブログの下書きの添削やノートの印に使います。

今回購入したのは、1400-405:ウルトラマリンブルーと1400-305:バーミリオンレッドトーンをそれぞれ1本づつです。

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STABILO CarbOthello バーミリオンレッドトーン / ウルトラマリンブルー


実際に店頭でも試し書きをさせて貰えたのですが、改めて筆記してみるとこのサラッとした色鉛筆らしからぬ書き味が最高です。まさか色鉛筆の試筆が店頭でできるとは、ほんと驚きました。

低い筆圧でも発色が素晴らしい

下の写真が試し書きした物になります。

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STABILO CarbOthello 試し書き

かなり筆圧を抑えたつもりなのですが、発色が素晴らしいです。
軽い筆圧でもこれだけ発色が良いと、ノートのマーキングなどに最適です。

STABILO CarbOthello の特徴

本来は試筆などをする前に、Web などで情報を得るのですが今回は散々筆記してからどういう色鉛筆か調べました。
そうしたらパステル色鉛筆とのことです。
パステル色鉛筆ならただ単に色を塗るというだけでなく、様々な使い方が出来ます。
・ペインティング:色を塗った後に、水で濡らした絵筆で濃淡を表現
・面塗り:色を塗った後に、指で擦る
・明度化:白色の色鉛筆を使って、色を明るくする
などなどかなり幅広く利用することが出来ます。

実際にペインティングと面塗りをしてみました。

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STABILO CarbOthello ペインティングと面塗り

左側がペインティングで、右側が面塗りをした物です。
これはめちゃくちゃ面白いです。先日紹介した三菱鉛筆の「Ponky PENCIL」が子供向けなら、これは大人どころか上級者向けなのかもしれません。




僕はただ単に鉛筆のような書き味を求めたら、「STABIL CarbOthello」に出会いましたが絵心のある人にはオーソドックスな色鉛筆なのかもしれません。
ほんと絵心が皆無なので、1からは絵を描いてというのはハードルがめちゃくちゃ高いのですが、大人の塗り絵をこの色鉛筆を使ってやってみたいです。ペインティングや面塗り・明度化をすれば見栄えのする絵が描けちゃうのではないか?と思わずにはいられません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。