(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

ぷんぷく堂「竹紙100%ノートブック」

夕方5時から開店する千葉県市川市八幡にある個性的な文具店の「ぷんぷく堂」さんから発売された竹紙100%でできた「ノートブック」を入手しました。

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竹紙100%ノートブック「ホワイト」「ナチュラル」
www.punpukudo.jp

流石にこのノートを購入するために千葉県市川まで行くのは、躊躇するのでAmazon で購入しました。
受け取って封を開けると、ノートブック以外にいくつか入っていました。

まずはお約束の「ぷんぷく通信」

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「ぷんぷく通信」 略して「ぷく通」
すごいですね〜もう14号ですか〜


1枚の用紙が・・・

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謎の紙が・・・
手にした瞬間、「あっこの張りにこの手触りは、競馬新聞で作ったレポート用紙だ!!」
でも何で入っているんだろう??あまりの多忙で誤混入か??と思っていたら、冊子が入っていました。

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オリジナル文具の紹介チラシ
なるほど〜実際に試筆してもらうためのサンプルなのですね。
これは素敵な試みです。多くの文具店ではノートの重要な決め手である書き味を試すことはできません。
そのため、買った後から書き味がイマイチだな〜なってこともあります。

このサンプルを入れるというのは、用紙の書き味への自信・信頼の現れなのでしょうね。


そして、今回のノートブックの用紙である「竹紙」を製造している中越パルプ工業さんの「竹紙のパンフレット」です。

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中越パルプ工業さんの「竹紙のパンフレット」
竹紙について学ぶことができます。
いいですね〜どういう紙が使われており、どういう思いでこの紙があるのか。そういった事をユーザに目を向けてもらうのに有効な方法だと思います。

そもそも商品に可愛らしい付箋で一言お礼のメッセージがあるだけで嬉しいのに、ぷんぷく堂さんのような家族経営のお店が、これほど手間暇を掛けて商品を発送してくれるのか。と思うと胸が熱くなります。



さて前置きが長くなりましたが、新商品の「ノートブック」です。
カラーは「ナチュラル」と「ホワイト」です。

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ノートブック 「ナチュラル」
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ノートブック 「ホワイト」
共にA5 サイズで40シートです。

手にして驚いたのが、表紙も竹紙で出来ている事です。

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裏表紙には商品説明

しかも可愛らしいイラストの表紙ですので、ついつい塗り絵をしたくなってしまいました。
そのうち着色しちゃいそうですw


本文は5mmのドット方眼です。

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本文
ドット方眼は通常の方眼よりも邪魔にならないのに、文字を揃えたり図表を書く時の補助になるので、方眼からドット方眼に移行している僕としては嬉しい限りです。
坪量はナチュラルが70g/m^2、ホワイトが75g/m^2 との事です。
これだけの坪量ならば、万年筆でも裏抜けや裏移りの心配はなさそうです。

竹紙100%なので、他ではなかなか体験できないコシがあります。
そして何より鉛筆で書いた時に、最高の書き味だと僕は思っています。
同じくぷんぷく堂さんの商品の「競馬新聞の紙でできたレポート用紙」と甲乙つけがたい気持ちよさです。



これを機械に竹紙の素晴らしさが注目されると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。