(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

まるで鉛筆のようなサラッとした書き心地「STABIL CarbOthello」

鉛筆は、黒鉛と粘土を固めた物で出来ているので、書き味がサラッとしています。
しかし色鉛筆の芯には、顔料と蝋などを固めた物が使われています。
蝋が使われているためかどうしても鉛筆とは異なり、もっさりというかネチャッというか、書き味が全く違います。

色鉛筆の書き味は、そういう物だ。と分かってはいるのですが、僕はどうしても書き味が気になってしまいます。
できれば色鉛筆にもサラッとした書き味の物はないのか、と思っていたら文具屋さんで「STABILO CarbOthello」を勧めてもらいました。
STABILO CarbOthello 紹介ページ


そもそも絵心の無い僕が色鉛筆で何をするのかと言えば、ブログの下書きの添削やノートの印に使います。

今回購入したのは、1400-405:ウルトラマリンブルーと1400-305:バーミリオンレッドトーンをそれぞれ1本づつです。

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STABILO CarbOthello バーミリオンレッドトーン / ウルトラマリンブルー


実際に店頭でも試し書きをさせて貰えたのですが、改めて筆記してみるとこのサラッとした色鉛筆らしからぬ書き味が最高です。まさか色鉛筆の試筆が店頭でできるとは、ほんと驚きました。

低い筆圧でも発色が素晴らしい

下の写真が試し書きした物になります。

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STABILO CarbOthello 試し書き

かなり筆圧を抑えたつもりなのですが、発色が素晴らしいです。
軽い筆圧でもこれだけ発色が良いと、ノートのマーキングなどに最適です。

STABILO CarbOthello の特徴

本来は試筆などをする前に、Web などで情報を得るのですが今回は散々筆記してからどういう色鉛筆か調べました。
そうしたらパステル色鉛筆とのことです。
パステル色鉛筆ならただ単に色を塗るというだけでなく、様々な使い方が出来ます。
・ペインティング:色を塗った後に、水で濡らした絵筆で濃淡を表現
・面塗り:色を塗った後に、指で擦る
・明度化:白色の色鉛筆を使って、色を明るくする
などなどかなり幅広く利用することが出来ます。

実際にペインティングと面塗りをしてみました。

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STABILO CarbOthello ペインティングと面塗り

左側がペインティングで、右側が面塗りをした物です。
これはめちゃくちゃ面白いです。先日紹介した三菱鉛筆の「Ponky PENCIL」が子供向けなら、これは大人どころか上級者向けなのかもしれません。




僕はただ単に鉛筆のような書き味を求めたら、「STABIL CarbOthello」に出会いましたが絵心のある人にはオーソドックスな色鉛筆なのかもしれません。
ほんと絵心が皆無なので、1からは絵を描いてというのはハードルがめちゃくちゃ高いのですが、大人の塗り絵をこの色鉛筆を使ってやってみたいです。ペインティングや面塗り・明度化をすれば見栄えのする絵が描けちゃうのではないか?と思わずにはいられません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。