カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

悩みに悩んで万年筆を購入しました

f:id:Pi-suke:20170729133424j:plain

どれほどの期間を悩んだか、どれほど知恵熱が出そうになったか。どれにしようか悩み始めた当初は楽しいのですが、ある程度するともう誰か決めてくれ、と思うほど悩んでいました。

何に悩んでいたか、それは万年筆。
www.pilot.co.jp

www.graf-von-faber-castell.jp


このどちらにするか。
書くという本質を質実堅固で、この点だけなら間違いなくPILOTさんのカスタムurushi。
Graf Von Faber Castell 大好きっ子な僕は、Classic に一目ぼれ。

もうね、まったく系統が違う。車で例えたら、クラウンを買うか、ビートルを買うか。(例えが適切か?)同じ系統なら、評価のしようもあるがここまで系統が違うと、もう好みの問題だ。

悩んでどうしようもないので、岡崎のPEN'S ALLEY Takeuchiさんに相談しに行っても、店長が「ここまで系統が違うと、アドバイスのしようもね・・・」と悩ませてしまうほど。まぁそうですよね。僕も同じ立場なら、同じように困ってしまいます。

最終的にはどちらが所有して、使うときにワクワクするか。という点。ワクワクというか気持ちが昂る?違うな、なんだろう気持ちというか感情的にどちらが良いか?どちらが好きか?うまく説明できないな。

まぁ最終的にはよくわからないけど、感情的を優先した結果、Graf Von Faber Castell のClassic モデルのペルナンブコに決めました。


開封の儀です。さすが伯爵シリーズ。ケースからおしゃれです。
f:id:Pi-suke:20170729131733j:plain

f:id:Pi-suke:20170729131818j:plain

f:id:Pi-suke:20170729132050j:plain

HPから、商品説明の抜粋です。

温かみのあるナチュラルなウッド素材と涼感漂うエレガントなプラチナコーティングのユニークな融合にあります。
ペルナンブコは、バイオリンの弓に用いられます。

木軸の温かさ、そしてキャップなどはプラチナコーティング。この2つの材質が見事に融合して、本当に洗礼されたデザインです。
落ち着きすぎず、かといってチャラくない。凛とした佇まいです。さすが伯爵です。
使いこんでいくとこの木軸に味が出てくるんですよね。想像しただけで、にやけてしまいます。

ペンの部分も本当おしゃれです。
f:id:Pi-suke:20170729135618j:plain
写真ではうまく撮影できなかったのですが、ファーバーカステル家の紋章が刻印されています。

持った感じはちょっと細いかな?という印象を受けましたが、気になるほどではありません。それよりも木軸が優しく手に触れている感触が気持ちいいです。そしてペン先に寄った重心が自然に紙面にフィットします。
さて肝心な書き味です。キャップをペンの後ろに差さずに使用するバランスになっています。キャップがプラチナコーティングされた金属なので、非常に重たいのでキャップは外して使います。ペン先は18金?と思うほど柔らかな印象です。スッと紙面に吸い付くような、何とも言えない感触です。
キャップも、1回転で取り外しができます。そして驚いたのが、残り1/4回転から締める過程に程よい抵抗があるんです。締めるという行為自体が気持ちがいい。


今回、このGraf Von Faber Castell Classic に入れるインクですが、同じくGraf Von Faber Castell のヘーゼルナッツブラウンにしました。ネーミングからは甘そうな印象です。木軸の万年筆からブラウンのインクが流れるようすは本当に美しい。そしてインクもドキュメントプルーフという紫外線や水の影響を受けても筆記跡が残る不変色インクになっています。(実際に水を付けて試していませんけどね。)

f:id:Pi-suke:20170729132204j:plain
Graf Von Faber Castell のClassic モデル ペルナンブコとインクのツーショット。美しい。惚れ惚れします。



今回、本当に冗談ではないほどどちらの万年筆を購入するか悩みました。書くという本質を突き詰めたPILOT カスタムurushi かGraf Von Faber Castell Classic モデルか。最終的には感情に従った形で落ち着きました。現代では万年筆はある種の嗜好品なので、感情面を優先するというのもアリだと思います。当然書き味がマッチすればですけどね。