(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

おススメの鉛筆

昨日は鉛筆の魅力をお伝えしました。
さて、それじゃ自称文房具マニアな僕がお勧めする鉛筆は何か。

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それは三菱鉛筆のHi-uni(写真の一番上)かSTAEDTLERのMars Lumograph(写真の真ん中)です。
どちらも鉛筆1本が100円を超える高級鉛筆です。しかしこの価格に似合うだけの品質です。それにガンガン使う事はないと思うので、思い切って(といっても200円でお釣りがきますが。)良いものを使いましょう。


三菱鉛筆のHi-uniは、JIS規格の硬度規格を超える10H~10Bまでの22硬度があります。
STAEDTLERのMars Lumographは、9H~9Bの20硬度です。

この二種類の鉛筆は芯が折れる。ということがありません。過度の力を加えれば当然、芯は折れますが普通に筆記していて芯が折れるということは今まで一度もありません。
子供のころに使っていた鉛筆は、よく芯が折れました。それに最悪、芯が抜けるなんてこともありました。
しかし、これらの鉛筆はそういった事が全くありません。

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僕は筆圧が弱いのでどちらの鉛筆も2Bの硬度を使っていますが、同じ2Bの硬度でも書き味が微妙に違います。

STAEDTLERの方が、三菱鉛筆よりも硬めな書き味です。三菱鉛筆の方が紙に黒鉛がのってる感じを強く受けます。どちらが優れているかは、好みや感覚の点なのでどちらが優れているというものではありません。
ただ同じ価格帯の高級鉛筆も、各メーカーにより微妙な違いがあるので、より自分の感覚にマッチした鉛筆を選ぶ楽しさがあります。


ここまで三菱鉛筆のHi-uniとSTAEDTLERのMars Lumographという1本100円を超える鉛筆を紹介しましたが、僕が一番よく使う鉛筆は、世界で一番高価な鉛筆と言われるGraf von Faber CastellのPerfect Ppencill(最初の写真の一番下)です。
これは鉛筆に消しゴムがついて、キャップ兼エクステンションに鉛筆削りが付いている鉛筆ですが、鉛筆単体で1本1,000円を超えるものです。
三菱鉛筆STAEDTLERの10倍以上の価格ですが、純粋に鉛筆の機能面だけを見ると我ながらありえないと思います。
でも、このPerfect Pencillを使うと、背筋が伸びるというか、ワクワクするというか、気持ちの面で非常に大きな影響があるのです。



おススメの鉛筆として、三菱鉛筆のHi-uniとSTAEDTLERのMars Lumographを紹介しましたが、ご自身の感性にあった鉛筆を1つ持っておくと思考の整理を行うときや、気分転換に非常に有効に作用します。
ぜひボールペンだけでなく、異なる筆記具を持って使うようにしてみましょう。