【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第20話
先月はお休みだった月刊スピリッツで連載中の「きまじめ姫と文房具王子」。
先月はロスきま文で、3月号の発売が待ち遠しくて仕方ありませんでした。
晴れて3月号を手にして、真っ先に「きまじめ姫と文房具王子」を読みましたよ。
先々月では、蜂谷先生が購入した古い古い墨を、かな子先生がうっかり割ってしまい、憔悴の蜂谷先生でした。
今号では、かの子先生が割ってしまった墨をどうするのか?とドキドキしながら読み進めました。
さて、かの子先生の対応の前に、文具研の面々は蜂谷先生の幼馴染の嵯峨野さんによる習字教室が行われました。
僕の小学校のクラスでは墨を擦ることも稀にありましたが、主として墨汁を使っていました。
でも、子供心に墨を擦るという行為が、なんだか特別というか非日常な感じがして好きでした。
墨を擦っても、なかなか隅にならずに力任せに擦ると、よく注意されました。大人になってから調べたら、墨は「墨は病人か幼娘に磨らせるのが良い。」と昔から言われているそうですね。
部長の花瀬くん、うっかりにもほどがあります。
でも、これって程度の差こそあれ、多くの人が経験したことではないでしょうか?
固形墨の材料は、煤なのですがなぜ煤を直接水に混ぜないのか?
直接混ぜた方が早いのに・・・と思ったあなた、実は煤は水に混ざらないんだそうです。
ということで、今回のお勉強ネタは、「なぜ水に混ざらない煤が、墨液になるのか?」です。
購入したばかりの墨が割れて落ち込んでいた蜂谷先生ですが、新たな文房具を購入する文房具のことを考えていたら気持ちが落ち着いたそうです。
なんとなく理解できちゃいます。落ち込んでも、新しい文房具のことを考えると持ち直しますよね。(同意を求められても困惑かも知れませんが・・・
さて蜂谷先生とかの子先生が仲直り?して、元の状態に戻ったと思ったら予期せぬ1通の手紙が届きました。
さてさてこの1通の手紙で、また一波乱ありそうです。
ほんと、毎月月刊スピリッツで「きまじめ姫と文房具王子」を読むと、なんだか元気が出てきます。
文房具ネタもそうですが、何より人間ドラマが秀逸なんですよね。
現在、単行本が2巻まで発売されています。
文房具にそれほど興味がなくても、人間ドラマの部分だけでも十分読み応えがありますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。