(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

男性へのプレゼントに最適「CROSS ストラトフォード」

先日購入した福袋に入っていたボールペンを、本日は紹介します。

福袋に入っていたのは、油性ボールペンの「CROSS ストラフォード サテンクローム」です。

CROSS ストラフォード サテンクローム

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CROSS ストラフォード サテンクローム

www.cross-japan.com

CROSSは、1846年に創業されたアメリカを代表する筆記具メーカーです。
アメリカ大統領のオバマさんや、現アメリカ大統領のトランプさんも愛用されている筆記具メーカーさんです。
ニュースなどで、大統領が書類にサインする際にも使用されているので、見たことはあるのではないでしょうか。

製品特徴

外観

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ストラトフォード外観

芯は軸の上部を回転させる、回転繰り出し式です。

ちょっと太めなボディで、重量も適度にあります。そのため男性は使いやすいボディバランスだと思います。

書き味

ジェットストリームに代表される低粘度油性ではなく、モッタリとした油性ボールペンです。

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試筆

試筆しましたが、ちょっと書き始めにカスれる感じがありましたが、適度に筆圧を上げれば問題のない書き味です。

リフィル交換方法

芯の交換方法がちょっと独特です。

1.ボディの上部を引っ張り抜きます。

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軸の上部を引っ張り抜く

2.黒い部分を反時計回り ボディの内部にある、黒い部分を反時計回りに回すと芯が外れます。

3.芯を交換

以上で、リフィルの交換は完了です。

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リフィルは独自サイズ

リフィルはG2タイプ(通称、パーカー芯)ではなく、専用のリフィル になります。

 

光沢のある「クローム」、マットな落ち着いた色味のサテンクローム、シックな印象の「サテンブラック」の3色あります。
お値段も定価で4,000円ですので、昇格のお祝いなどに最適だと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

前年比420%UP、2018年ベスト3を見返しみる

2019年と年も改まったので、昨年書いた記事の中でどの記事がよく読まれたのか、Google Analytics のサービスから読み取ってみようと思います。

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Google Analytics

集計方法は、PV(ページビュー)というウェブサイト内の特定のページが開かれた回数で集計しました。
そのためトップページから読まれた回数が含まれていないので、正確なPV数ではないかもしれません。

  • 第1位
    新機能搭載で鉄ペンとは思えない「PROCYON」(2,801PV)

pi-suke.hatenadiary.jp

  • 第2位
    万年筆の調整に挑戦(2,313PV)

pi-suke.hatenadiary.jp

  • 第3位
    ありそうで無かった消しゴム「磁ケシ」(1,773PV)

pi-suke.hatenadiary.jp

 

昨年に書いた記事を対象に集計を行ったのですが、なかなか興味深いです。
第1位のPROCYONは、話題になったのでそれなりのPVと予想していたのですが、まさかここまでの数値とは思いもよりませんでした。
第2位の万年筆の調整は第1位かと思っていたのですが、ちょっと意外です。
そして大番狂わせは、第3位の「磁ケシ」です。正直、なぜ??と思っています。

  • 番外
    文具女子博で気をつけることと、楽しむための方法(3,221PV)

pi-suke.hatenadiary.jp

2017年に書いた記事ですが、話題になった「文具女子博」を扱った記事のため、2017年・2018年共に1位でした。
しかも2018年は、文具女子博のシーズンが近くと徐々に増えて、12月からかなりのPVをコンスタンスに記録しています。

 

ちなみに昨年1年間のPVは、合計147,000ぐらいでした。一日平均400PVなので、まだまだ弱小ブロガーでね。
(2017年の合計が約35,000PVなので、前年比420%UPです。)
思いつきでGoogle Analyticsの解析結果をざっくりみて記事にしましたが、Google Analytics の使い方や見方を勉強して、今年の記事をより一層良いものにするために努力しようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

人生2度目の福袋(文房具ザックザク)

元旦に学生の頃の友人から、翌日に名古屋で昼呑みしないか?と連絡があり、生まれて初めて正月三が日に名古屋に行きました。
もうね、すっごい人出です。正月三が日ぐらい、ゆっくりテレビを観ながらぼんやりと過ごす正月しか送ってこなかった僕には驚きばかりでした。

せっかくお正月に名古屋に行ったのだからと思い、人生2度目の福袋を購入しようと思いたち、呑み会の後に名古屋の繁華街の栄にある松坂屋の万年筆売り場の福袋を購入しました。
(人生最初の福袋は、小学生の高学年になる前に購入した記憶があります。)

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人生2回目の福袋

福袋というと、洋服のイメージしかなかったのですが、一昨年の三が日明けに松坂屋の万年筆売り場に行った際に、万年筆の福袋があることを知っていつか購入しようと思いつつも、基本寝正月の僕は2年越しに夢を叶えました。

松坂屋の万年筆売り場の福袋は、1万円・3万円・5万円・8万円のラインナップがあるのですが、福袋なので中に何が入っているのか分からないのは怖いので、馴染みの店員のお姉さんに中身を教えてもらえないか?と聞いたら、今は普通に福袋の中身を教えてくれるんですね。
流石に8万円の福袋は予算的に難しいので、悩んだ結果3万円の福袋を購入しました。

色々な高級筆記具が入っているのですが、その中から僕の好きなメーカーであるカランダッシュが多く含まれている福袋を選びました。

福袋と行っても、お店も商売なのでダブついている在庫など定価より多少お得ぐらいだと思っていたら、倍近い定価の商品がたくさん入っていました。

せっかくなので、福袋に入っていた物をレビューしようと思います。

  • CROSS 2本挿しペンケース
  • CROSS スタラトフォード サテンクローム
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    CROSS スタラトフォード サテンクローム
  • Pelikan M205 クリア(F)
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    Pelikan M205 クリア(F)
  • CARAND'ACHE カラー芯フォルダー
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    CARAND'ACHE カラー芯フォルダー
  • CARAND'ACHE ECRIDOR Gift Set
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    CARAND'ACHE ECRIDOR Gift Set
    • Ballpoint Pen ECRIDOR
    • 鉛筆(HB)2本
    • HAY 2冊(ノート)
  • CARAND'ACHE CRAYONS PARFUMES apr MIZENSIR
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    CARAND'ACHE CRAYONS PARFUMES apr MIZENSIR

中身の合計が、ざっくり福袋の販売価格の倍です。
いや〜ほんといろいろ驚きました。福袋は中身が見えなくて、お店が儲かるようになっている物だとばかり思っていましたが、僕の固定概念は壮大な音を立てて崩れました。

この福袋のうち、2本挿しのペンケースは同行していた友人に譲りましたが、それ以外の全ては全ていつか購入したいと思っていた商品ばかりなので、ワクワクが止まりません。

中でもCARAND'ACHE ECRIDOR Gift Setが嬉しくて、この福袋を購入する決め手になりました。
これら福袋の中身は、順番にレビューしていきます。

とりあえず、来年の福袋は一通り購入できるように、今から福袋貯金を始めようと年始に決めました。

ひょっとするとまだ残っているのかな?興味のある人はお店をのぞいて見るといいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

鉛筆のような外観の万年筆「Kaweco SPECIAL FP」

先日参加した万年筆のイベントで、非常に多くの万年筆を見て実際に試筆したのですが、その中で僕の感性にあった万年筆がありました。

Kaweco はドイツの筆記具メーカーで、軸の短い万年筆などオシャレなデザインの万年筆を発売されています。

今回は先日入手したKaweco SPECIAL Fountain Penを紹介します。

Kaweco SPECIAL Fountain Pen

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Kaweco SPECIAL FP

製品情報

  • インク供給:カートリッジ / コンバーター
  • ペン先:ステンレス
  • 字幅:EF / F / M / B / EB

※ペン先はMが付いているのですが、それ以外のペン先を使いたい時は、修理扱いで一度発送する必要があるそうです。

製品特徴

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鉛筆のような外観

外観は鉛筆のようなストレートな八角形です。
軸の太さは鉛筆よりも若干太めですが、鉛筆のような外観の万年筆です。 八角形なので、ペンクリップがなくても卓上で転がることはありません。

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キャップも後ろにくっつきます

またキャップはペンの後ろにつける事ができるようになっています。
鉛筆よりも若干太めの軸なので、大人の手でも持ちやすい軸の太さだと思います。

首軸と胴軸の間にOリングが組み込まれています。
Oリングにより、胴軸からの液漏れを防ぎ、キャップとの気密性を高めていると思います。
また八角形のボディとキャップの面を揃えるのは手動なのですが、このOリングにより、面を揃えるのは容易に行えるようになっています。

標準ではペンクリップはありませんが、別売りで用意されているそうです。
ペンケースに収納しているので、ペンクリップが無い事による不自由さはありません。

 

まるで鉛筆のような外観の万年筆で、気軽に使えてとても良いです。
細身の万年筆を使ってみたいという人には、お勧めできる一本です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

2018年をざっくり振り返りつつ、来年の展望をツラツラと・・・

さて、このブログを書いている時点で、平成最後の大晦日も残り4時間弱となりました。

2018年は皆さんいかがでしたでしょうか?
僕はあいも変わらず文房具三昧でした。

今年はなにやら周年記念が多かったような気がします。あと、イベントが色々と開催された事が記憶に残っています。

周年記念は、マルマンの図案スケッチが60周年、シードのRader消しゴムが50周年、意外に思われてるのがライフのノーブルノートが10周年。そしてパイロットが創業100周年でしたね。
僕もいくつか、周年記念の文房具を購入しました。流石にパイロットの100周年は手が出ませんでしたが・・・
さて来年が周年になる企業はどこでしょう。ちょっと気になったので、冬季休暇の宿題にしましょう。

イベントといえば、地元愛知の竹内文具店主催の「おかざき文具博」に始まり、ISOTなど多くのイベントに参加させていだきました。
第二回なのに文具女子博はすっごい人出で、文具と女性との親和の高さを実感しました。さらに来年は東京だけでなく、大阪でも開催されるそうですね。
さらに「東京インターナショナルペンショー」など、今年から開催されるようになったイベントもあります。
文具・文房具の熱は衰えるどころか、ますます裾野を広げているのではないでしょうか。
今年中旬から僕が主催する「文具の晩餐」という夕活を開催させてもらったのですが、イベントをゼロから立ち上げる難しさを学ぶ事ができました。

来年はどういう文具・文房具が発売されるのでしょうね。
また「文具の晩餐」や「文房具朝食会@名古屋」をはじめ、様々なイベントに参加して文房具仲間を増やしていきたいと思います。
文房具界隈で活動させて頂いているので、より一層盛り上がるように協力していきたいです。

皆様の文具のある暮らしが豊かになることを思いつつ、本年をざっくり思い返してみました。
来年も素敵な文房具ライフをおくれるように精進します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

カリグラフィーが楽しめる万年筆「ハイエース ネオ クリア カリグラフィー」

文字を美しく見せるための手法のカリグラフィーをご存知でしょうか。
僕は一昨年、岡崎にあるPEN'S ALLEY Takeuchiさんで講習会に参加して、カリグラフィーの素晴らしさに触れました。

その時は、PILOTのパラレルペンで行ったのですが、ちょっと練習するだけで見違えるような文字を描けるようになりました。
パラレルペンは、専用のインクを使うので万年筆のインクを使用する事ができません。

今ではセーラー万年筆の100色インクをはじめ、数多くの綺麗なインクが発売されています。
これらのインクでカリグラフィーが描けたらいいのに・・・と思う人も多い事でしょう。

今回、セーラー万年筆から万年筆のインクに対応した「ハイエース ネオ クリア カリグラフィー」が発売されます。

ハイエース ネオ クリア カリグラフィー

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ハイエース ネオ クリア カリグラフィー

プレスリリース

製品情報

  • 発売日:2019年1月25日(金)
  • 2019年1月7日(月)から東急ハンズで先行販売
  • 価格:1,500円(税別)
  • ペン先:ステンレス、特殊ペン
  • ペン幅:3種類(1.0mm、1.5mm、2.0mm)

製品特徴

ペン先が通常の万年筆のようなポイントペンタイプではなく、と幅広にカットされたブロードペンタイプです。そのためよりカリグラフィーを描きやすい事でしょう。

コンバーター対応なので、お気に入りのインクを吸入して使う事ができます。
ちょっと文字を書くには個性の強い色のインクでも、カリグラフィーを描くなら使える事でしょう。

嬉しいのが、カリグラフィーの書き方が分かる「はじめての書き方ガイド」が付属している事です。
この書き方ガイドには、カリグラフィーの基本となる書き方の説明だけでなく3つの字体の見本も記載されているそうです。

 

万年筆タイプのカリグラフィーペンですので、様々なインクを使う事ができて、万年筆と同じようにインクを交換すれば、様々な色でカリグラフィーを描く事ができます。

カリグラフィーでノートの表紙だけでなく、項目を書いたりしたら目立って検索性もよくなりそうなので、とりあえず1本購入しようかな。と考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

雪降る年末に朝から集まって文房具談義

今日29日(土)に文房具朝食会@名古屋の第106回目が開催されました。 年の瀬の迫ったこの時期に開催されるので、テーマは『年末文房具忘年会!2018年お世話になった文房具を語ろう』です。 皆さんはどんな文房具のお世話になりましたか?

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NO DETAIL IS SMALL

名古屋では珍しく雪が降って、車の上に積雪がありました。 会場となった文房具朝食会@名古屋の溜まり場?になっている、NO DETAIL IS SMALLさんも屋根に雪が積もっていました。 そのため珍しくメンバーも時間には全員集合とはならず、ゆるゆると始まりました。始まってもしんしんと雪が降っていました。

そんな雪降る中でも、朝から名古屋に集まって文房具談義をするのですからなかなかのツワモノです。

第106回 文房具朝食会@名古屋

今回は写真多めでお送りします。
全体を通して、やはり筆記具が多いですね。

ただ筆記具と一言でいっても、インクも違えば、筆記具に求めていることも違います。

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メンバーがお世話になった文房具

スタンプも自分で使うだけでなく、ちょっと書類に押印して相手にも気持ちよく仕事をしてもらうように工夫されているとのことです。

例えば、Mさんはノック式のボールペンを紹介されたのですが、これはクリップ部が通常のクリップよりも大きくなっており、さらにクリップを開けると芯が収納される仕組みになっています。
そのため作業着の腕ポケットにペンを収納しても、芯が出っ放しで汚れる事がありません。

Oさんは仕事をしやすくするために、会社から支給される筆記具ではなく使いやすいシャープペンシルを購入されたそうです。
この話を聞いた時、このこそ文房具の本領発揮だと思いました。使いやすい文房具を使うことによって、仕事へのモチベーションをアップへと繋がりますよね。

 

意外に多かったのが鉛筆を使っている人が多かったです。
僕がいうのも何ですが、今時鉛筆をこれほど愛用している人が多いのは驚きました。

皆さん鉛筆に限らず筆記具にお世話になっているんですね。
来年も様々な文房具のお世話になることでしょうね。
さて来年はどんな文房具のお世話になるんでしょうね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。