【文房具コンシェルジュ】お仕事用ノートに不満が有ります
先日、学生時の友人から、文房具コンシェルジュとしての初仕事の依頼がありました。
相談者:岐阜在住のNさん(女性)
相談内容:仕事用ノートに不満がある。まずページ数が少ない。デザインも不満がある。それに過去の記録を捨てにくい。
とっても漠然としています。
これは自称文房具コンシェルジュとしての腕が鳴ります。
基本的に彼女は文房具にこだわりがないので、当然相談内容も漠然となってきます。
ここは実際に文房具店で色々話を聞きながら、漠然とした内容から、具体的な困っている・不満内容を聞き出しましょう。
最初にノートの最小要件を聞いたところ、罫線は欲しい、用紙サイズはA5 が良いとのことです。
さて、まずはページ数を解決するために、ルーズリーフを提案してみました。
ただのルーズリーフでは文房具コンシェルジュの名が泣きますので、
KING JIM さんんの「テフレーヌ」のリングノートタイプと、KOKUYO さんの「ケース付きルーズリーフ」
を紹介しました。
週初めなどに「テフレーヌ」にルーズリーフを入れておいて、念のため「ケース付きルーズリーフ」をカバンにしまって置いてはどうか?
リングノートの欠点であるリングに手が触れて気になる点を「テフレーヌ」で解決しつつ、表紙を360度折り返せることによりデスクのスペース確保を行う。そして「テフレーヌ」のリングノートタイプのページ数の少なさを「ケース付きルーズリーフ」で予備ページを持ち運ぶ。ケース付きなのでルーズリーフの用紙を綺麗に持ち運びつつ取り出ししやすいです。
また書き終えた後、不要なページはシュレッダー等で廃棄し、必要なものはリングファイルに綴じて保管してはどうでしょう?
と提案したのですが、どうもお気に召さなかった様です。
ダメな理由は、ルーズリーフとのこと。
それじゃノートに絞って提案しましょうという事で、過去のノートをシュレッダーにかけ易い様に糸かがりのノートを中心に、ツバメノートさんの「ツバメノート」、アピカさんの「紳士なノート」、MIDORI さんの「MD ノート」を提案しました。
ペンを書き心地で選ぶように、紙も書き心地で選ぶ。こだわる大人のためのノート、「Premium C.D. NOTEBOOK」。
これらのノートを提案したのは、店頭に実物があった事と、それなりの文房具店ならば置いてある可能性が高い商品であり、そして紙質がしっかりしていますので、筆記具を選ばないからです。
それぞれのノートの特色を説明しつつ、実物を見てもらいました。
幸い、お店には同一の棚であったので、比較検討しやすかったようです。
最終的には彼女は「MDノート」を選択しました。
適度なページ数の為と開いた際に段差が起こり難い点と、デザインのシンプルさに惹かれた様です。
これをきっかけに文房具に興味を持ってもらえると幸いです。
ワークショップ始めました「No Detail Is Small」
以前、名古屋でオリジナルノートが作れるお店として、「No Detail Is Small」を紹介させて頂きました。
このお店で、ワークショップが正式に始まりました。
申し込みは、以下のお店のHP から
の「ワークショップ」のメニューからです。
ワークショップの内容は、オリジナルノートに刻印を行うものです。
英字・平仮名・片仮名と若干の記号が行えます。
週替わりのスペシャリティコーヒーを飲みながら楽しめます。
オリジナル ノートというだけでも愛着が湧くのに、さらにワークショップで刻印までしちゃったらもう最高です。
僕は先行体験で備忘録に名前を刻印させてもらっていますが、ちょっと全体的に寂しい印象があるので、今度ワークショップでさらに可愛らしくなるように刻印したいと思います。
春にお薦めの文房具「マスキング ロール ステッカー」「さくらさくえんぴつ」
新年度が始まりました。
新社会人の人は、まだ緊張していますか?
生徒・学生さんは、新学期が始まりましたね。
今回は春にお薦めの文房具を紹介します。
1つ目は、サンスター文具さんの「さくらさくえんぴつ」です。
僕はこれを買いそびれてしまいました。
これは写真にある通り、軸がさくら型で、ナイフ等で削れば削りカスも桜の花びらになるオシャレな鉛筆です。
2つ目は、bande さんの「マスキング ロール ステッカー」です。
一時、生産が追いつかないのか入手困難でしたが、最近は東急ハンズさんで安定して入荷しているみたいです。
このマスキングテープは、あらかじめ1枚づつ花びらの形に切れています。
会社でこのマスキングテープを自慢したら、女性社員に「マステだけでも不思議だけど、ダンスィがこんなオシャレなマステをどうするの?」っと真顔で聞かれて、返答に窮してしまいました。
新年度なので、ちょっと文房具に春を取り入れてみてはいかがでしょう?
季節外れのサンタさん来ないかな?「orenznero」
今何か欲しいものはない?って聞かれたら、即答で「orenznero」が欲しいと答えます。
「orenznero」って何かというと、自動繰り出し機能が搭載された折れないシャープペンシルです。
大きな文房具屋さんに行くたびに、「orenznero ありませんか?」と聞いています。
なぜそこまでこの「orenznero」に恋い焦がれているのか・・・
折れないシャープペンシルの中で一番相性のよいorenz で、煩わしい芯を出す為のノックから解放されるからです。
僕がシャープペンシルの利用頻度が少ない理由の一つに、定期的に芯を繰り出さなければならない点があるからです。
思考が乗っていると、この定期的に芯を繰り出すっという行為が煩わしいんです。
シャープペンシルを使っていると、よく芯がなくなりパイプに紙が引っかかって、しぶしぶ芯を繰り出しています。
確かに自動繰り出し機能だけでみれば、PILOT 社の「オートマック」というシャープペンシルも、自動繰り出し機能が搭載されていますが、上手く説明できませんが何か違うんです。
でも、「orenznero」は違って、欲しいと思うんです。
HP で面白いな・良いなっと思ったのは、ただ「所有しよう。」というのではなく、「オーナーになろう。」とうたってます。このオーナーという文句がいいですね。
季節外れのサンタさんが、「orenznero」をプレゼントしてくれないかな。
もしプレゼントしてくれら、きっと例えヒゲもじゃのおじさんでも暑い抱擁をしちゃいます。
文房具の便利な使い方が紹介されました「ソレダメ」
今日放送された、テレビ東京の「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」で、文房具の意外な使い方が紹介されました。
書いていいのかな?白衣を着ていた人は、僕も所属している文房具朝食会@名古屋の主催者の方です。
全国デビューおめでとうございます。
鍵が硬くなって入りにくいときには、鍵のぎざぎざの部分を鉛筆で何回かこすると、鉛筆の芯の黒鉛が潤滑油の役割をして、スムーズに鍵穴に差し込むことができるようになるそうです。(シリンダーの内部に黒鉛が混ざりそうなのですが、問題ないのかな?)
あと、お風呂場のガラスの曇り止めにスティックノリを塗れば、曇り止めになるとか。
あと、消せるボールペンのフリクションで、お裁縫するときの印を書いて、あとから消す。
※フリクションなどの消せるボールペンは、摩擦熱で一時的に消えるだけですので、氷点下とか一定の気温以下になると、再度うっすらとですが浮かび上がるので注意が必要です。
等々、文房具を利用した小技的なことが紹介されました。
いや~知っている人がテレビに出ると、思わず笑みがw
そういえば、学生のときにも某研究所で知り合った研究者が、NHK の解説で登場したときも思わず笑みがこぼれましたw
文房具に限らず、「この道具はこの使い方。」と固定概念を持ってはダメですね。
書類をまとめる [ マニラ フォルダ ]
皆さんは書類をまとめるのに、何を使っていますか?
僕は仕事の案件毎に「マニラ フォルダ」を使っています。
たぶん多くの人はこんなのとか、
こんなの
を使っているのでは無いでしょうか。
厚紙を半分に折って、タブが付いているやつです。
僕も当初コレらを使っていたのですが、厚紙が固すぎて開いて中の書類を確認するのに難儀していました。
もっと厚紙の柔らかいものは無いものか、と探していたら海外ドラマ(CSI だったかな?)でまさにそんなアイテムが小道具として出ていました。
調べたところ、それが「マニラ フォルダ」といわれるものでした。
どうやら米国では一般的らしいのですが、国内では見たことがありませんでした。
そうしていたら、たまたま友人が仕事で数ヶ月米国に行くというので、お願いして買ってきてもらいました。
※米国なので、用紙サイズがリーガル・レターサイズなので、A4 に近いレターサイズをお願いしました。
買ってきて貰って、大正解でした。
ドラマで見たように、文庫本の用紙のようにして、中に入れている書類の確認ができて大満足です。
その後、個人的にも米国領に行く機会があったので、さらに入手しました。
僕はたまたま上手いこと入手できましたが、たぶん国内通販でも取り扱っているところがあるのではないでしょうか。
なにかの機会に見かけたら、ぜひ手にとって、国内の「個別フォルダ」との違いを確かめてみてください。
【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」お薦めです。
文房具ブームが来ているのか、文房具を扱う書籍もチラホラ見かけます。
2017年本屋大賞にもノミネートされている「ツバキ文具店」
文芸以外に漫画もありますね。
文房具を扱った漫画というと、こんなのとか。
文具少女ののの 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 星屑七号
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
この作品はちょっとストーリーについてこれるか、人を選びそうですが、試しに読んでみてはいかがでしょうか。
きっと僕は新刊が発売されたら嬉々として買いますねw
現在発売されている「月刊スピリッツ 5月号」でも、文房具漫画の連載が始まりました。
はじめまして!藤原嗚呼子です。#月刊スピリッツ 5月号より掲載となった「きまじめ姫と文房具王子」お読みいただけましたでしょうか?久々の作品なので、緊張しながら描いてます…😆
— 藤原嗚呼子 (@Aako_f) April 1, 2017
こちらでは、作品のことや文房具についてとか、つぶやけたらいいなと思ってます! pic.twitter.com/WqGQUpbFCq
Twitter のイラストをパッと見る限りでも、PILOT 社の「色彩雫」、ZEBRA 社の「デルガード」、ぺんてる社 の「ノック式ハンディライン」、STAEDTLER 社の「マルス・ルモグラフ」 、トンボ鉛筆社 の「モノ消しゴム」「消えいろピット」、コニシ社 の「ボンド 木工用速乾」、KOKUYO 社の「ファイルボックス」・・・と数多くの実在の文房具と推定できるものがあります。
この「きまじめ姫と文房具王子」が読みたいが為に、先日「月刊スピリッツ」を求めて本屋をはしごしまいたw
まだ1話なのでどういう展開になるのか楽しみです。
以下、簡単なあらすじ
恩師、伊勢崎教授の紹介で、京都の大学に講師として赴任することになった姫路かの子。
研究室がもう一人の講師と相部屋になることを知らされ、訪ねてみると…そこには溢れんばかりの文房具の山が!
なんと、相部屋になった男性講師、蜂谷皐月は超文房具マニアだった!
周囲の文房具に触ることも嫌がられ、先が思いやられるかの子。
だが、そのかの子にも、文房具にまつわる、ある苦い思い出があった…
かの子と蜂谷、二人の関係を軸に、『文房具』という、誰の身近にもある道具と、それにまつわるエピソードと人間ドラマを丁寧に描く、新感覚ストーリー!!
第一話では、かの子とある文房具にまつわる苦い思い出が紹介されますが、これがどのように昇華されるのか。
研修室をさながら文房具店のようにしてしまっている蜂谷が、ここまで文房具Love になったのは紹介されるのか。
はたまた蜂谷以外にも、文房具Love な人物が登場するのか、わたし気になります。