本当の定規がノギスになりました
KOKUYOが毎年開催している「KOKUYO DESING AWARD」で、2014年に優秀賞を受賞し、その後に商品化された「本当の定規」をご存知でしょうか。
これは定規にある目盛りの線を、「境界線」に変えることで、線の厚みを無くした物です。
これなら線の手前が0なのか、奥が0なのか気にしなくても良くて、僕も愛用しています。
そんな「本当の定規」と同じ仕組みのノギスが、精密測定機の大手メーカーであるミツトヨから発売されることになりました。
※ノギスは、物の厚みや球や穴の直径を測る道具です。
本当の定規バージョン N-15K
プレスリリース:株式会社ミツトヨ|お知らせ
製品情報
- 測定範囲:0 〜 150mm
- 最小読取値:0.05mm
- 価格:9,800円
製品特徴
ノギスも定規と同様で目盛りがありますが、この目盛りを太さのある「線」から、太さのない「境界線」に変更された物です。
これにより線の幅にる目合わせの曖昧さを排除することができ、より正確な測定ができるようになります。
定規ではそれほどの正確さを求める必要がるのか?という気もしていましたが、ノギスではより正確に測定できるようになるので、この境界線の本領発揮ではないでしょうか。
しかも本尺とスライダの間にゴミの入らない段付き目盛り面です。
読み取りしやすいように、読取面は14°の傾斜が付いているそうです。
プロが使用するノギスならではです。
実店舗では、コクヨが運営する東京の千駄ヶ谷にある「THINK OF THINGS」で扱われるそうです。
お値段はそれなりにしますが、「本当の定規」と合わせて使いたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。