(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

マツコの知らない鉛筆の世界

昨夜、TBS で「マツコの知らない世界」で「鉛筆の世界」が放送されました。
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もう数日前から楽しみすぎて、当日の午後からは早く放送時間にならないかワクワクしっぱなしでした。

ゲストは僕の会いたい人リストのトップの文具ライターの小日向 京さんです。
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冒頭から鉛筆の切削角度のトークです。
小日向さん曰く、一番美しい切削角度は19度だそうです。
僕は基本的に中島重久堂さんの鉛筆削りで削っているので、だいたい23度くらいですね。
ただ小刀で削った際には19度近い角度になっています。
やっぱりある程度先端が尖っていた方が美しいですし、軸の色と軸の木目と黒鉛とのコントラストとしても、やっぱりある程度は軸の木目が見えた方が美しいです。


小日向さんオススメの手回し式の鉛筆削りのカール事務器さんの「エンゼル5」
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マツコさんが鉛筆を削ろうとしたのですが削れません。
鉛筆を保持する部分を引っ張ってないですからね〜
テレビを見ながら、マツコさん何やってるの?それじゃ削れないよ〜と思ったのですが、そりゃそうですよね、何十年と鉛筆を使っていないと、使い方忘れちゃいますよね〜
さらにこの鉛筆削りで削っている鉛筆が、STAEDTLER さんのマルスモグラフ 製図用高級鉛筆です。
良いですよね〜この鉛筆。ただ削るだけなのに、まさかSTAEDTLER マルスを使うとはw


小日向さんの紹介の際に、小日向さんが気分によって鉛筆を使い分ける。と仰っていますが、これは僕も同じです。
なぜか同じ日でもタイミングによって使う鉛筆が違うんですよね〜


さて本編は2部構成です。
第一部では「鉛筆の新しい楽しみ方」として「削りかすで癒される」です。
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小日向さんは綺麗に削れた削りかすを保管されているのですが、今回はオシャレに瓶詰めになっています。
以前、どこかで見たか聞いたかした時には、お弁当にある醤油皿に保管されていたそうですが、流石にテレビなので瓶詰めです。
僕もついつい鉛筆を削った際には匂いを嗅いでしまいます。綺麗に削れた削りかすは眺めはしますが、流石に保管するところまでは至っていないな。
削りかすが綺麗に削れた時って、とっても幸せな気持ちになります。


第二部では「進化型鉛筆2選」です。
ここでは進化した鉛筆を小日向さんがプレゼンされていました。

三菱鉛筆「モノ マークシート用鉛筆」

モノ マークシート用鉛筆 | 株式会社 トンボ鉛筆
これは芯の黒鉛が超微粒子になっており、濃くはっきりとマークできてプラスチック消しゴムできれいに消去できるものです。
さらに鉛筆にブランド名などの刻印がない無地になっています。これならどんな試験会場にも安心して持ち込みができます。

北星鉛筆「大人の鉛筆」

大人の鉛筆|書いて作って楽しい未来をクリエイト|北星鉛筆
これは鉛筆と同じ2mm芯のメカニカルペンシルです。
黒色だけではなく、赤色の芯も販売されています。
僕は標準のカラーリングと、表参道にある文房具カフェさんのオリジナルのボディが赤色の2つを使っています。
標準のには黒色の芯を入れて、文房具カフェさんオリジナルには赤色の芯を入れています。
鉛筆はちょっと使いにくいと思われる方にも、気軽に鉛筆の書き味を楽しんでいただけるので、気軽に鉛筆を楽しみたいという人にオススメです。


最後に、小日向さん本領発揮です。
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「鉛筆は楽器にもなる」です。
鉛筆で書いた際の筆記音や削る音などを楽器とするんです。
以前、最初聞いた時には「さすが小日向さん、すっごい着眼だ」と感動しました。

このVTR でとある文具店が映ったのですが、どこの文具店かわかりましたか?
僕は直ぐに気づいて、「お〜千葉の◯ん◯く堂さんだ〜」と独りで盛り上がってました。




かなりざっくりとですが、先日放送された「マツコの知らない世界」の「鉛筆の世界」を紹介しました。
見逃して気になる方は、次回放送までならTver で閲覧できます。
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

一鉛筆ユーザとして、この放送をきっかけに鉛筆ユーザが増えると嬉しいです。
そして出来ることなら、小日向さんとお会いして鉛筆談義をして、鉛筆演奏を一緒にしたいです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。