書類をまとめて管理「WORKERS'BOX」
ハイモジモジさんから新商品が9月19日に発売されました。
※ハイモジモジさんは、御夫婦で行っているデザイン・ユニットです。
ハイモジモジさんと言えば、最大7分割して予定の書ける「7 CUT MEMO」や耐水アウトドアメモの「LIFE GEAR」などなど個性的なステーショナリーを開発・販売されています。
そんはハイモジモジさんから、今回デスクが片付くファイルボックス「WORKERS'BOX」が発売されます。
www.hi-mojimoji.com
考え方がすっごいシンプルで、
整理整頓が苦手なデザイナーがたどりついたのはプロジェクトごとに書類を「全部まとめる」というシンプルなルール。
この製品の特徴は
- シンプルな書類整理でデスクが片づく
- A4用紙を最大180枚収納
- クリアファイルごと収納可
- A3サイズも折り目をつけずに見開きで
- 簡易バインダーとポケット付き
- 表紙やインデックスに直接書きこめる
- タテにもヨコにも置ける2面インデックス
- そのまま持ち運べる十分な耐久性
A4クリアファイルもそのまま収納可能ですし、
A3サイズも見開きで収納が可能です。
僕も整理整頓が苦手で、プロジェクトごとにマニラフォルダに関係書類をまとめています。しかし、マニラフォルダだとクリアファイルの収まりが美しくないんですよね。
でも、この「WORKERS'BOX」はクリアファイルごと収納出来て、ボックスになっているのでA3サイズも見開きで収納が可能なのです。
図面とかはA3サイズが多いので、これはホントにありがたい。
試しに1つ購入して、運用してみたいと考えています。
オリジナルのスタンプ作った「ShachiPon!」
レゴランドジャパンの隣接施設のメイカーズ ピア入り口すぐにあるShachi Pon!に行ってきました。
シヤチポン - さわって、あそべるクリエイティブ空間|シヤチハタ
Shachi Pon!は、ネーム印で有名なシヤチハタ(全部大文字ですよ)さんが運営しているブースです。
いろいろワークショップが行われれているそうで、その日は「コロピカどろだんご製作キット」でどろだんごの作成ワークショップが行われていました。
僕の目的はスタンプファクトリーにはスタンプ自販機の「OSMO」です。OSMOは事前に用意しておいた写真などから、簡単にスタンプに出来る機械で、簡単に言うとプリクラのスタンプ版ですね。
osmo-park.jp
以下、スタンプが出来るまでの流れです。
今回は文房具朝食会@名古屋のロゴスタンプを作りました。
スタンプの大きさとインクの色を決める
10mm x 10mm / 20mm x 20mm / 25mm x 30mmの3種類からスタンプの大きさと、黒・赤・青・桃色の4色からインクの色を決めます。
文房具朝食会@名古屋のロゴマークには、文字があるので店員さんの勧めで20mm x 20mm にしました。
写真をアップロードする
ここからは以下のOSMOの機械での操作です。スタンプが出来るまで、店員さんがつきっきりで操作方法を説明してくれるので、迷うようなことは全くありませんでした。
今回は文房具朝食会@名古屋のロゴマーク(写真)をスタンプにするので、写真を専用サイトにアップロードします。
専用の番号が発行されるので、番号を入力します。
印影を確認
デザインが決まったら、印影を確認します。濃淡の調整も出来るので、今回は濃くして貰いました。
スタンプ作成
ここまで来たら、あとは印を作成するだけです。印面の部品を機械にセットして、待つと言うほどもなく、直ぐにスタンプが完成しました。ホントにあっという間にでした。
ただインクが浸透するまで数分待つ必要があるそうですが、これも数分なので店内をブラブラしている間に使える状態になりました。
さっそく試しに押してみたのですが、ちょっと力加減が難しい。ちょっと力を入れて押すと文字が潰れてしまったり、弱すぎてキレイに押せなかったり。ちょっと慣れが必要そうです。
お試しに文房具朝食会@名古屋のロゴマークのスタンプを作成したのですが、思った以上に再現度が高いので、何種類かスタンプを作りたくなりました。
フールス紙のメモ帳「ツバメモ」が発売されているそうです
Twitterを眺めていたら、ツバメノート株式会社 公式さん(@TSUBAME__NOTE)が、「ツバメモ」という新商品を呟いていました。
🔴新商品の紹介
— ツバメノート株式会社 公式 (@TSUBAME__NOTE) 2017年9月20日
ツバメノートのメモ帳が新登場。その名も『ツバメモ』!!
中身は「方眼」と「無地」を用意しています。ポケットに入れやすいサイズ(75×120㎜)になっております。また、天糊製本なので、一枚ずつはがすことができます。
天糊の商品は初めてですので、是非ご注目下さい。 pic.twitter.com/QJqCe92RTF
名前の通りメモ帳なのですが、なんでもツバメノートさん初の天糊だそうです。
確かに言われてみれば、ツバメノートさんのメモ帳ってありそうで無かったです。
ラインナップは5mm方眼と無地の2種類。
大きさは75mmx120mmということで、RHODIA メモブロックのNo11 より横が1cm短い。これくらいの大きさならポケットに入れていても邪魔になりません。
そして何より嬉しいのが、ツバメノートと同じ「ツバメ中性紙フールス紙(白)」が使われていることです。
RHODIA メモブロックも書き味は良いのですが、ツバメさんのフールス紙の方が好きなので嬉しいです。
価格も220円なので、購入しやすいです。文具店で見つけたら、購入しなきゃです。
今日は何の日、フッフ~
今日9月23日は「万年筆の日」です。
「1809年イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許をとった。」ためだそうです。
出典:9月23日 今日は何の日〜毎日が記念日〜
ちなみに1883年に、アメリカのルイス・エドソン・ウォーターマンが、毛細管現象を応用したペン芯を発明したことが万年筆の基礎を作りました。
しかし1970年代に公文書へのボールペンの使用が可能となり、万年筆は実用筆記具としてあまり利用されなくなってしまいました。
万年筆は使ってみると良さが分かるのですが、今の主要な筆記具のボールペンに比べるとなかなか敷居が高いイメージを持たれているのも事実です。
せっかくの「万年筆の日」ですので、ちょっと万年筆を使ってみませんか?
えっ「万年筆は高級品でそんなの買えないよ。」ですか?いえいえ、今は各万年筆メーカさんから低価格で高品質な万年筆が販売されています。
特にオススメなのは、PILOTの「KAKUNO」の透明軸です。
www.pilot.co.jp
価格は税別1,000円。インクカートリッジもセットになっているので、これだけで万年筆のある生活を始められますよ。
字幅も極細(EF)・細字(F)・中字(M)の3種類あります。なにより1,000円とは思えない書き味で、某店舗で聞いた話では、このKAKUNOの書き味のために、1万円台の万年筆の売上が伸びなくなった。なってことも耳にしました。確かに「KAKUNO」の書き味は素晴らしいので、1万円台の価格帯の万年筆に影響を与えてしまうのも納得です。
「KAKUNO」自体素晴らしいのですが、透明軸だとインクが見えるので、残量が分かりやすくていいんです。そして、「KAKUNO」のペン先は特殊合金で出来ているので、普段ボールペンを使っていて筆圧の高い人でも問題無く使えるですよ。
僕が万年筆の最大の利点だと思っているのが、筆圧が要らないことです。紙をなぞるだけで文字が書ける。というこの感覚は、ボールペンでは味わえないものです。
そしてコンバーターというインクを自分で入れる事の出来る部品を使えば、色々な色のインクで文字を書くことが出来ます。
万年筆で書いた文字はボールペンと違い、インクの濃淡・字幅の強弱で気持ちが文字に乗るように感じます。
使う事が万年筆の最大のメンテナンスになるので、本当は毎日と言いたいところですが、1週間に1回ちょっと文字をしたためるだけでも十分だと思います。
ということで、万年筆を使い始めてみませんか?
ちょっと気分を変えてみたいな~と思ったら、万年筆で文字を書いてみるというのはお手軽で良いと思います。
最後にご案内です。
10月2日(月)19時から、名城大学ドーム前キャンパスの社会連携ゾーンshakeと言う場所で、「万年筆のイロハ」というイベントを行います。
入場無料で、僕がゆるく万年筆の初心者・これから万年筆を使ってみようかな。という方向けにお話します。
オシャレな日めくりカレンダー「宙(そら)の日めくりカレンダー」
新日本カレンダーさんから、9月21日から「宙(そら)の日めくりカレンダー」が発売されます。
www.543life.com
このカレンダーは、7月に東京ビッグサイトで開催されたISOTで実物を見ているのですが、とってもオシャレでした。
ページの真ん中には、その日ごとの月の形がデザインされています。しかも日めくりカレンダーなので、薄いので数日先の月の形がうっすらと見えてるんです。
ただ月の満ち欠けのデザインがあるだけでなく、星座がよく見える日や、宇宙にまつわる記念日などが、素敵なイラストで紹介されています。ちょっと夜空を見てみよう。という気持ちにしてくれる素敵なカレンダーです。
普通はなかなか夜空を見上げることは少ないのかもしれませんが、夜空を見上げるきっかけになっていいですね。
空にまつわる記念日や行事の日には、QRコードが付いていて、より詳しいエピソードのWebコラムへアクセスすることができるそうです。このWebコラムはなんと、天体望遠鏡で有名な株式会社ピクセンさんのスペシャルコラムだそうです。
- 製品情報
サイズ | 203mmx128mm |
価格 | 2,000円 |
この商品が発売される情報は、ISOTの際に新日本カレンダーさんと名刺交換したため、プレスリリースが届いたので知ったんです。
いや~まさかプレスリリースを受け取る身になるとは思いもしませんでした。
第78回 文房具朝食会@名古屋(その3)
数日にわたった9月16日に開催された第77回・第78回 文房具朝食会@名古屋のブログも今日で最後です。
今日は引き続き、KDM.txt 守山店さんで行われた気になる・オススメ文房具のプレゼンの後半です。
後半は参加者の皆さんも雰囲気に慣れたのか、和やかな文房具朝食会@名古屋らしい雰囲気で行われました。
「かどまるPRO」
プレゼンターの方は、某大型文房具店のイベントでこの簡易版を購入したそうなのですが、ノートの境目を分かるように角を取ったら思いの外小さくて、追加購入を考えているそうです。こんな面白い製品を僕が購入為たら、無駄に角を取ってしまします。
でも会社のメモなどもコレで使えば、角が立たなくていいですよね。
「あなたの小道具箱」
【グランプリ獲得!】日本文具大賞デザイン部門 | ぷんぷく堂日記
今年の日本文具大賞のデザイン部門でグランプリを受賞した、ぷんぷく堂さんの商品です。
いいですね、使い方が決まっていないうえ、この適度な大きさと堅牢性。本当に素敵な商品です。
過去にこの商品の記事があるので、リンクを張っておきます。
プレゼンターの方から、「私、すっごい気になるんだけど、上手く説明出来ないと思う。」と相談を受けたので、「話を振って貰っていいですよ~」と答えたら本当に話を振られて、慌ててプレゼンをしました。なんか途中から通販番組っぽい雰囲気だな。と思っていたのですが、どうやら聞いていた方も同じように感じられたそうで、ちょっと面白かったです。
「SMA・STA」
スマ・スタ 立つペンケース | ソニック | 文具・事務用品メーカー
今年の9月に発売が開始された新商品の立つペンケースです。
従来のペンケースと違い、立てた際にスマートフォンも立てられるようになっています。そして磁石が内蔵されているので、しっかり自立して安定性が高いです。
「ラチェッタ」
http://www.sonic-s.co.jp/catalog/ratchetta.html
無駄削りしない鉛筆削りで、ラチェットドライバと同じ仕組みなので、左右交互に捻るだけで削れる鉛筆削りです。
そして鉛筆を差し込む部分にはカバーが付いており、安全設計になっています。
小学生の息子さんを持つお母さんならではの視点で、幾つもの鉛筆削りを使ってきて辿り着いたそうです。
「UNITED-BEES B6 ファンクションノート ToDoリスト」
To Do リスト UNITED BEES 公式オンラインストア
これは午前中の第77回の文房具朝食会@名古屋で、主宰の猪口フミヒロさんが紹介されたものです。
第77回のブログにも書きましたが、猪口フミヒロさん曰く「2分で出来ないことはドンドン書き込み、ドンドン消し込む。そして物質的な願いであれば、大概叶う」ようになるそうです。
僕もこっそり購入したので、どんどん夢を叶えていきたいと思っています。
「キャップレス9」
シヤチハタさんのネーム印のキャップが無い製品です。
ネーム印のキャップって、目を離すと直ぐどこか行ってしまいますが、これならそもそもキャップが無いので、キャップを無くす心配がありません。
またキャップが無いため、キャップを外すことが不要なので片手で押印が可能なので、よくネーム印を使用される方にオススメです。
カクノ透明軸
万年筆 カクノ | 筆記具 | 万年筆 | 万年筆 | 製品情報 | PILOT
ネタが僕とダブった春日さん、何が来るのかとワクワクしていたら、カクノ透明軸。僕の記憶が確かなら、午前中もカクノ透明軸のプレゼンしてましたよね。どれだけカクノ透明軸が好きなんですか。
ここでナレッジ・デザインのチーフバイヤーの野木森様から、カクノの品質・性能が良すぎて1万円台の万年筆の動きが鈍くなった。というこぼれ話がありました。確かにカクノの品質・性能を考えると、1万円台の万年筆に影響を与えるのも納得です。
二眼レフっぽい鉛筆削り
最後に主宰の猪口フミヒロさんのプレゼンです。
アンティークなデザインで、二眼レフっぽい鉛筆削りです。卓上にあるとオシャレな雰囲気になりそうです。
なんでもこの鉛筆削りは、なんでも文具メーカーの製品では無く、海外の雑貨?メーカーさんの製品だそうです。
以上で第78回 文房具朝食会@名古屋のまとめは終了です。
毎月、文房具朝食会@名古屋に参加すると、新たな発見が沢山あります。
文房具が好き、文房具に興味がある方は、お気軽にご参加ください。
ということで、実は第79回 文房具朝食会@名古屋の開催が決まっています。
10月9日(月)体育の日に、9時から「ウィンクあいち」にて開催します。
今回は「駄目な文房具モーニング」ということで、ゲストに文房具ライター・色物文具の収集家として有名な「きだてたく」さんが来てくれます。
www.facebook.com
最後に謝辞
ナレッジ・デザインさま、KDM.txt 守山店さま、お忙しいなか店舗案内やスペース等を用意していただき、本当にありがとうございました。
そして今回も多くの方にご参加・ご協力頂き頂きありがとうございました。
第78回 文房具朝食会@名古屋(その2)
第78回 文房具朝食会@名古屋は、ナレッジ・デザインさんが運営している「最後の楽園」とすら呼ばれている「KDM.txt 守山店」さんで開催させて頂きました。
前半は、ナレッジ・デザインの野木森様に店舗案内をして頂きました。
pi-suke.hatenadiary.jp
店舗案内の後は、「KDM.txt 守山店」さんで見つけた気になる・オススメ文房具をプレゼンしました。
今回は参加者方も20名と多く、天候も悪いので半分の10名の方にプレゼンをお願いしました。
記事に纏めようとしたら、すっごい量になってしまったので駆け足気味に2回に纏めます。
トップバッターは、僕です。
僕がプレゼンしたのは、「LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム)」というハードカバーのノートです。
LEUCHTTURM1917 ロイヒトトゥルム手帳
このノートは、横罫線・無地・方眼・ドットの4パターンの中紙と、目次とページ番号が印字されているため、近年バレットジャーナルという自分流にアレンジしてスケジュールやメモ・日記などをまとめて管理する手帳術で注目を集めている商品です。
僕があえてこのLEUCHTTURM1917を取り上げたのは、このノートは色展開が豊富で中々全色を置いている店舗が無いんです。でもこのKDM.txt 守山店さんは全色置いているんです。
サクラクレパスの「クーピーペンシル24色」
あえて24色にしたのは金銀が含まれているから。そして変わらぬ懐かしさ。
このクーピーペンシルは、色鉛筆のような書きやすさと、クレヨンのような発色の美しさが特徴です。
「模造紙」
ちなみに東海地方では「模造紙」と呼ばず、「B紙(びーし)」と呼ばれています。
小学校などで自由研究の発表等で使った記憶はあるのですが、今は見掛けることも少なくなりました。プレゼンターの方はマジックで書いても裏写りの心配がないので、夢などを書いて家族にアピールしているそうです。
いいですね、家族で夢を書き合って協力できるモノがあれば、協力して実現していくって素敵です。
「ダストレスチョーク」
ダストレスチョークは、従来のチョークと違い、粉末が飛散しないチョークです。チョークって文房具店で扱われているんですね。
このダストレスチョークは性能もスゴいのですが、製造元の日本理化学工業株式会社さんがスゴいんです。なんと全社員の70%以上が知的障碍者なんです。そして障碍者雇用を初めて50年以上も経過していること。僕は以前何かの記事か書籍で、日本理化学工業株式会社さんが障碍者雇用を始めた経緯と取り組みを読んだのですが感動しました。ちょっとネットで調べても記事がいくつかありましたので、ぜひ読んでみてください。
「STABILO 色鉛筆」
ポイントは、aquqcolor(軟質水彩色鉛筆)・Original(硬質水彩色鉛筆)・CarbOthello(水彩パステル色鉛筆)の3種類が販売されていることだそうです。
絵を描く趣味が無いので色鉛筆はスルーしていたのですが、なかなかキレイな色が豊富でちょっと欲しくなっちゃいました。
とりあえず、前半はこんな感じで比較的真面目な雰囲気で行われました。
余談ですが冒頭で僕がプレゼンしたLEUCHTTURM1917は、文房具朝食会@名古屋の重鎮の春日さんとネタの確認をした際にダブっていました。これで何回目なんでしょうね、ネタが被るのは・・・これからもネタがダブってないか事前確認が必要ですね。
そして当初はのんびり聴く側で良かったはずなのに、プレゼンは僕が進行していました。それじゃその間、主宰の猪口フミヒロさんは何をしていたのかというと、子供連れの参加者さんがイベントに参加しやすいように子供達と遊んでいました。そんな訳で、子供も小さいからと参加を諦めているのであれば、気にせず参加してくださいね。誰か彼か見てくれます。
傍で見ていただけなのですが、スゴいですね~子育てに必要なエネルギーって。
明日は、気になった・オススメ文房具プレゼンの後半です。