(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

日本理化学工業さんがテレビ放送されますよ

フジテレビで毎週木曜日に放送されている「奇跡体験!アンビリーバボー」に、日本理化学工業さんが放送されます。

f:id:Pi-suke:20180514202520j:plain:w300

www.fujitv.co.jp

放送は、17日19:57からです。 番組内容は、

人間の究極の幸せを実現させたチョーク会社。日本一幸せな従業員たちのアンビリバボーなドキュメント!

神奈川県川崎市にある日本理化学工業。創業81年、大山要蔵さんが創業した“チョーク”を開発する会社が、今日本で一番大切にしたい会社として注目されています。

2代目社長となった創業者の息子、泰弘さんが会社を継いだ頃から、ホワイトボードに押され、チョークの需要が激減。会社は存続の危機に立たされていました。実は泰弘さんが会社を継いだ頃から、日本理化学工業は、知的障がい者を雇うようになっていました。しかも全社員のおよそ7割にも及ぶ人数。

泰弘さんが知的障がい者を雇うようになったきっかけは、会社の近くにある養護学校の教諭からの相談でした。責任を持てないという理由から一旦は断ったものの、教諭の熱意に負け、最終的には二人の女性を体験として2週間預かることに。いざ雇ってみると彼女たちは真剣な眼差しで一心不乱に働き続けてくれました。

泰弘さんは正式に2人を雇ったのですが、心の奥底に知的障がい者を働かせているという罪悪感がありました。そんな時知り合いの住職に言われた言葉が彼を救います。「人間の究極の幸せは4つ。人に愛されること。人に褒められること。人の役に立つこと。人から必要とされること。」この言葉に出会ったことを機に、泰弘さんは知的障がい者の雇用を増やしていきました。

しかし、その後問題が続出。重度の行動障がいを持つ男性や、休みがちな知的障がい者、他の社員から不満。そんな中、泰弘さんが思いついたあるアイディアが会社を大きく変えることに!果たして、そのアイディアとは!?

人は何のために働くのか?働く喜びを感じる工夫が散りばめられた、日本一幸せな従業員のいるチョーク会社とは!?

とのことです。

日本理化学工業さんといえば、今や数少ないチョークを製造・販売されているメーカーさんです。

www.rikagaku.co.jp

ですが、それだけでなく障がい者をとても多く雇用している企業でもあります。どれくらい多いかというと、全社員85名中63名が知的障がい者とのことです。全社員の約75%です。
民間企業の法定雇用率は2.2%ですので、どれ程すごいのかよく分かります。
つい最近から雇用を始めたというのではなく、昭和35年から雇用しているそうです。昭和35年というと障害者の雇用と在宅就労の促進について定めた法律である「障害者の雇用の促進等に関する法律」(略称、障害者雇用促進法)が施行された年です。

日本理化学工業さんの雇用については、経済系のメディアでも数多く取り上げられています。

 

そんな日本理化学工業さんは、障がい者雇用だけでなくチョーク自体がすごいです。
僕が生徒・学生の頃のチョークは、書くと細かい粉が出て手や衣類の袖が汚れたものですが、ダストレスチョークという粉末が飛散しない物を開発しています。

ダストレスチョーク/日本理化学工業株式会社

さらに近年はホワイトボードが普及してきているので、家庭内でも使えるように小さな黒板や黒板の形を変えたものなど様々な物を販売しています。

スクールシリーズ商品一覧/日本理化学工業株式会社

かたちとこくばん katachito kokuban/日本理化学工業株式会社

一度ダストレスチョークを使ったことがあるのですが、僕の記憶にあるチョークよりも書き味が滑らかでした。

 

番組では丸っと日本理化学工業さんを紹介するらしいので、これはぜひ観なければと思っています。