古い鉛筆
会社の備品を整理していたら、少なくとも20年以上昔の鉛筆を発掘しました。
さすがに文房具朝食会@名古屋の主宰のイグチ フミヒロさんが所有しているような大戦中の鉛筆ではありませんが、そこそこの年代物です。
僕がこの鉛筆を見つけた時に、直ぐに古い物だと気付きました。それはJISマークがある点と、トンボ鉛筆のロゴが旧タイプのロゴだからです。
普通なら廃棄されてしまうので、嬉しくてこの鉛筆ください。と言ったら、さすがに驚かれました。
僕ぐらいの世代の人だと、鉛筆にJISマークがあったことを何となく覚えているのではないでしょうか。今の鉛筆もJIS規格で製造されていますが、業界の取り交わしで1998年4月からJISマーク表示をしないことになったそうです。
またトンボ鉛筆のロゴも昔はトンボのロゴが下向きだったのですが、近年上向きに変わっているのです。
トンボのロゴの向きが変わった際に、トンボ鉛筆の小川晃弘社長が
「お客様へ頭を下げる意味で、下を向いていたトンボを、トップを目指すために、敢えて上を向かせた。羽の形が無限大に似ているのは、事業領域の無限大に伸ばす決意の表れ」と発言されたそうです。
トンボ鉛筆、創立100周年に向け新トンボマークを導入 | オフィスマガジン online
ちょっとJISマークの表示がある鉛筆が欲しくて、探していたのでよかったです。