手帳との相性のいいカッコいい多機能ペン
サクラクレパスさんから10月下旬に発売された、SAKURA Craft Lab シリーズの最新の「Craft Lab 004」を購入しました。
今回の「Craft Lab 004」は、ボールペン2色+シャープペンシルの多機能ペンになっています。
これはなかなか優れた筆記具です。
SAKURA Craft Lab 004
製品情報
- 本体価格:8,000円(税別)
- カラー:
・アッシュグレー(洋白 x アルマイト)
・ガーネットレッド(洋白 x アルマイト)
・ボトルグリーン(真鍮 x アルマイト)
・エボニーブラック(真鍮 x アルマイト) - リフィル:クラフトラボ用レフィル04D(水性顔料ゲルインキ)
- リフィルボール径:0.4mm
- リフィル価格:300円(税別)
- リフィル インキ色:
- 標準:ブラック・レッド
- 別売オプション:ブルーブラック・クリムゾンレッド
製品特徴
デザインとしては、初期の「Craft Lab 001」に近いデザインです。
ざっくり言ってしまうと、「Craft Lab 001」が多機能ペンになったのが、今回の「Craft Lab 004」です。
外観
デザインは近いのですが、グリップ部分が細くなっています。
測定してみたら「Craft Lab 001」と比べて、約1.2mm軸が細くなっています。
(001:10.50mm / 004:9.30mm)
見た目だと1mm程度とは思えないくらい、スリムな印象を受けますね。
天冠部にはCraft Lab シリーズのサクラクレパスさんの桜マークがあります。
この部分を回転させると、消しゴムがついています。
ホールド感
004を持った時は、ちょっと重たい印象を受けました。
でも筆記するように握ってみると、手のひらの部分に真鍮が収まって筆記バランスがとてもいいです。
ペンの変更方法
グリップ部分の「真鍮」若しくは「洋白」の部分を握りながら、軸の中央部にあるローレットを回転させることで、ボールペンの色を変えたらりシャープペンシルに変更ができます。
「ボールペン(ブラック)」←→「シャープペンシル」←→「ボールペン(レッド)」の変更となります。
シャープペンシルから左右のどちらかに回転させることによって、ボールペンが使えるようになります。
ボールペン リフィルについて
標準で搭載されているボールペンのインキ色は、「ブラック」「レッド」ですが別売りで「ブルーブラック」「クリムゾンレッド」があります。
水性ゲルインキなので、一画目からかすれることなくスムーズな筆記が行えます。
軸のグリップ部分が金属で、僕が購入したタイプは「真鍮」なのでペンの自重だけで筆記することができました。
ボール径が0.4mmと細字なので細かな文字もしっかりと書くことができます。
リフィルの形状は、多機能ペンに多く採用されている4C規格(JIS規格のD型)に近いです。
全長が67.20mmで径が2.31mmでしたので、規格上は4C規格だと思いますが、メーカー発表ではないので注意してください。
自己責任ですが、他のメーカーの多機能ペンに「ブルーブラック」や「クリムゾンレッド」のリフィルを挿入して使うことができました。
気になるところ
001 と同じ太さのグリップが欲しい
普段太めの軸を使うことが多いので、この軸はちょっと細く感じます。
別売りオプションで、001 と同じ太さのグリップ部が発売されると購入するんですけどね。芯を出さない状態には慣れが必要 カチッと止まる状態がボールペンやシャープペンシルの芯を出した時だけなんです。
そのため使わない時に芯を引っ込めておきたい場合は、芯が出ないように加減しないといけません。
慣れてしまえば問題ないのでしょうが、芯を締まった状態でもカチッと感触があるといいですね。
ちょっと気になる点はありますが、今回発売された「SAKURA Craft Lab 004」は総合的にすごく良い多機能ペンです。
デザインも優れていますが、ちゃんと筆記時のバランスも考えられており、ストレスなく筆記することができます。
ボール径が0.4mmで手帳に細かな文字を書くのにも適しています。
そして自己責任ではありますが、リフィルが4C規格に準拠しているようなので他の多機能ペンでも使うことができます。
ブルーブラックやクリムゾンレッドという落ち着いた色味が他の筆記具でも使えるのは嬉しいです。