絶対王者「ジェットストリーム」に超極細が登場
今月1日から始まった第9回OKB(お気に入りボールペン)48選抜総選挙で、第1回から昨年の第8回までずっと優勝している三菱鉛筆さんの「ジェットストリーム」
本当癖が無く、すごく書きやすい優れた低粘度油性ボールペンです。
ジェットストリームは極細の0.5mmが最も人気とのことですが、この度超極細のボール径0.28mmが発売されることになりました。
JETSTREAM EDGE
『JETSTREAM EDGE(ジェットストリーム エッジ)』|2019年|プレスリリース|三菱鉛筆株式会社
製品情報
- 発売日:12月20日(金)
- 価格:1,000円(消費税)
- インキ色:黒(替え芯は黒、赤、青の3色を展開)
- ボール径:0.28mm
- 軸色:ブラック、シャンパンゴールド、ネイビー、ホワイトレッド、オレンジ(限定)
製品特徴
まず目を引いたのは、軸のデザインです。
EDGE という製品名に相応しい、鋭い感じがありますね。
ワイヤークリップ、そしてペン先にいくほど太くなる軸。スタイリッシュな感じでいいですね。
プレスリリースを読むと、ペン先側に寄せた重心を、視覚的に見せたデザインとのことです。
グリップ部分には縦に溝を一部入れて、滑りにくくグリップ感を高める工夫がなされています。
そして何よりすごいのは低粘度とはいえ、油性インキで超極細の0.28mmのボール径を実現したことです。
他社などから発売されている超極細の0.3mmなどのインキはどれもゲルインキです。
ゲルインキは、性質として水性インキに近いので粘度が高くないので、0.3mmなどの超極細に対応できますが、粘度の高い油性でこのボール径を実現したのは本当すごいです。
この超極細を実現するために、ボールペンのペン先のチップが通常と異なる形状をしています。
通常のジェットストリームは「コーンチップ」という円錐形です。他社の超極細は「ニードルチップ」という先端が尖った形状をしています。
しかし今回の「ジェットストリーム エッジ」は、「ポイントチップ」というペン先にかけて絞られたチップになっています。
PILOT さんの「Juce Up」の「シナジーチップ」に似た形状ですね。
この形状により、滑らかなインキ供給で超極細を行えるようになっているんでしょうね。
書きやすさ抜群の「ジェットストリーム」に0.38mmのボール径という超極細が登場です。これは手帳など細かな文字を書く際に嬉しいですね。
そして何よりデザインに力を入れてくれているのがいいです。
ただ一点欲を言えば、替え芯対応でいいからブルーブラックが欲しいです。
ブルーブラックなら、コピーしてもオリジナルと原本がすぐ分かりますからね。
なんにせよ、油性インキの超極細の登場はスゴイですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。