(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

新採用された紙がいち早く試せる「ジブン手帳公式ガイドブック 2020」

お盆もすぎたので、そろそろ来年の手帳が店頭に並び始めてきましたね。

手帳界の中でも近年人気を集めているコクヨから発売されている「ジブン手帳」をご存知でしょうか。
今では確固たる人気を得ている「ジブン手帳」ですが、元々はコピーライターの佐久間 英彰さんが作られて最初は手売りされていたそうです。そんな「ジブン手帳」も来年で10周年を迎えるそうです。

今日は、そんな手帳の一大派閥となっている「ジブン手帳」の公式ガイドブック「ジブン手帳公式ガイドブック 2020」を紹介します。

ジブン手帳公式ガイドブック

ジブン手帳公式ガイドブック2020

ジブン手帳公式ガイドブック2020

中身の紹介

ジブン手帳 2020」は、なんと手帳に使用される紙が「トモエリバー」からコクヨのオリジナルペーパー「THIN PAPER(シンペーパー)」に変更となるという手帳にとっては一大事です。

トモエリバー」は元々は辞書などページ数の多い書籍でも、書籍の厚みを抑えるために作られた非常に薄いのに裏写りしにく紙です。
そのため手帳にも多く使用されています。

その「THIN PAPER」について特集が組まれています。
様々な筆記具での裏移りテストの結果が掲載されています。
テストされている筆記具は、「筆ペン」「万年筆」「カラーペン」「ボールペン」と様々です。

 

ジブン手帳」のラインナップの紹介や、様々な人の使用例が掲載されています。
素晴らしいと思ったのが、こういうガイドブックに掲載されている使用例って、カラフルでめっちゃ書き込まれているものが非常に多いです。
でも、こういうガイドブックでカラフルでイラストなんかがあったりすると、それだけで躊躇しちゃう人も多いかと思います。
この「ジブン手帳公式ガイドブック」では、「スカスカ組」として空白が目立つ使用例も掲載されています。
別に映える内容を書くことが目的ではなく、手帳としてスケジュールやその日・その時の思いを記録できれば良いわけですから、「スカスカ組」でも全然いいんですよね。
こういうガイドブックでも余白が目立つぐらいの使用例が掲載されていると、より手軽に試してみようかな・・・という気持ちになります。

 

付録がスゴい

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付録の約1ヶ月ジブン手帳

先に書いた通り来年の「2020年版」から、使用されている紙が「THIN PAPER」という新しい紙が採用されました。
手帳にとって紙は非常に大きなウェイトを占めていますよね。どんな書き心地なのか、自分が使用している筆記具での裏移りはどうなのか・・・
気に入って購入したのに、書き味や裏移りなどで使用を断念した経験がある人も多いかと思います。
そんな心配を払拭するために、「THIN PAPER」が試せる付録がついています。
付録の内容は

  • 週間バーチカル(5週分)
  • 月間ブロック(1ヶ月分)
  • 月間プロジェクト(2ヶ月分)

になっています。
日付などが入っていないだけで、実際の「ジブン手帳」と同じフォーマットになっています。
1ヶ月分お試しできるというのは、非常に嬉しいですよね。

付録の「THIN PAPER」を手にして、僕は従来の「トモエリバー」よりも好印象です。
トモエリバー」は紙の厚みが薄すぎて、紙にコシがなくてページをめくった感じが心もとない印象で、僕は苦手な紙質です。
でも今回採用された「THIN PAPER」は適度が厚みとコシがあり、筆記した感じもサラサラとした印象です。
サラサラしているのですが、鉛筆で筆記した際には適度に紙の凹凸を感じて気持ちいがいいです。

 

使用例が掲載されているだけでなく、実際に1ヶ月程度お試しできる手帳が付録についていて、手帳のガイドブックとして非常に優れている内容です。
僕は今まで「ジブン手帳」に興味はあったけど、紙質が好きではなかったので避けていたのですが、今回採用された「THIN PAPER」に惚れたので来年は「ジブン手帳」を導入しようと決めました。

来年の手帳をどうしようかな・・・と検討している人は、ぜひ「ジブン手帳公式ガイドブック」を購入して、検討材料にしていただきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。