(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

文紙MESSEのまとめと気になった事・・・

8月6日(火)7日(水)に、「マイドームおおさか」で開催された「文紙MESSE」に行ってきました。
昨年に引き続き2年続けての参加でしたが、なんか昨年よりも賑わっていたように感じました。

来年も開催されるので、文房具好きの人にはぜひ参加していただきたいイベントです。

今日は僕が感じた文紙MESSEの今年の模様をざっくり紹介しようと思います。

会場の「マイドームおおさか」の最寄りの駅は、大阪市営地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」駅です。
駅から5分強くらいですかね。
スマートフォンのナビアプリがあるお陰で、方向音痴の僕でもなんとかたどり着くことができます。

正面玄関?から入るとこんなアーチがあり、このアーチを潜るとすぐにフォトスポットがあります。

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正面の入場アーチ

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映えスポット

受付は3階なのですが、直通エスカレーターがあるのですぐに受付に向かうことができます。
基本的なルートは、3階 → 2階 → 1階と階を降ってくるルートだと思います。
しかしルートは一方通行になっていないですし、再入場も自由ですので、気の向くまま見て回ることができます。

出展品を見てみよう!!体験してみよう!!

3階・2階は企業ブースで、色々な商品を紹介・体験できるようになっています。
主催が一般社団法人大阪文具工業連盟・大阪紙製品工業会・中部文具工業協同組合なので、基本的に大阪に本社のある文具メーカーさんが多いです。
大阪というか近畿の文具メーカーさんって、かなり多いと思います。多くの人が知っているであろう有名どころも非常に多くて、さらに歴史のあるメーカーさんもあります。
出展されていたメーカーさんの「あかしや」さんなんかは、文献で確認できるだけで300年以上の歴史があります。

昨年よりもメーカーの説明員の方が一般の人に優しく?というか、どんどん声をかけてみえました。
チラッと商品を観ているだけで、説明してくれました。
僕なんかは文紙MESSEに限らず、ISOTなど展示会に参加しているので、説明員の方に声を掛けることに苦手意識はないのですが、展示会に行くようになった当初はなかなか声を掛けにくかったです。
なので、説明員の方がどんどん来場者の方に声を掛けてみえたのはとっても良かったです。

多くのメーカーさんが、だた商品を展示するだけではなく、実際に楽しく体験できるように様々な工夫がされていました。
例えば・・・
「あかしや」さんのブースでは、水書を全紙のような大きな紙で体験できるようになっていました。
コクヨ」さんのブースでは、例えばハリナックスで規定時間でどれだけ綴じることができるか、カルカット クリップで規定の場所にマスキングテープを規定時間内に貼れるか。など自社の商品を使って競技のように楽しく体験できるようになっていました。
「OLFA」さんでは、実際に「カイコーン」で開梱してみたり。
ISOTでも感じたのですが、ただ製品を紹介するだけでなく、実際に体験できるようになっているブースは常に人が多かったです。

やはり文房具は説明を聞くだけよりも、実際に体験してみないとその製品の良さが伝わりにくいですからね。

講演会も楽しい

様々なメディアで活躍されている文具著名人の講演が無料で聞くことができます。
僕が参加した2日目は、文具ソムリエールの菅美里さん、文具ソムリエの石津大さんと文具営業専門家の寺西廣記さんの講演がありました。

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講演準備中のお二人

菅さんはさすが色々なメディアで活躍されているだけあって、安定感のあるトークでした。
TVチャンピオン~極~」で共演した石津さん寺西さんのお二人がどんなお話をされるのか、ワクワク楽しみにしていたら若干漫談風で面白かったですね。

それぞれの方が文房具にまつわる講演をされるのですが、実際に会場に出品されている商品を紹介されたりして、こんな商品があるんだ〜と会場を回る助けになります。

物販もあるよ

よくある展示会では、実際に商品を購入することはできないことが多いです。
でも文紙MESSEでは1階に物販エリアがあります。
その物販エリアでは先行販売品や、商品によってはブースで展示されていたものを購入することができます。

文房具って非常に種類が多く、気になって後からお店で購入しようと思っても、お店で取り扱いがなかったりするんですよね。
でもここなら購入することができるので、欲しいのに買えない・・・ということが少ないと思います。

翌年開催に向けて要望とか・・・

一般の来場者も楽しめるように、出展社さんがめっちゃ頑張っていることが伝わってくる展示会です。
でもね、見て回っていて気になったというか実際に遭遇したのですが、すごい数のメーカーさんが出展されているのでどこを見て回っていいか迷われている方がみえました。

たまたま会場で会話した親子連れの方に、「どこかオススメや見所はありますか?」と相談を何組か受けました。
(確かに鉛筆柄のジャケットを着て会場に居たので、文房具に詳しいのかな?と思われたのだと思います。)

確かにこれだけ多くのメーカーさんが参加されていると、何がポイントなのか何が見所なのか結構難しいかも知れないですね。
岡崎の竹内文具店さんが主催で開催されている「おかざき文具博」であるような、「ツアーガイド」があってもいいかも知れません。
(事務局さん、もし「ツアーガイド」を企画されるのであれば協力しますよ〜)

 

休憩スペースもあるし通路も広くて、混雑をさほど感じないし、なんとなく自由な雰囲気がしました。
どれくらい自由かというと、事前申込すると来場プレゼントとしてオリジナルパッケージの消しゴムが貰えるのですが、来場プレゼントを配布している場所でスタッフさんがおもむろにその消しゴムでドミノを作っていました。


文紙MESSEドミノ

文房具の展示会ではありますが、なんだかお祭りのような雰囲気を感じました。
一般の方も楽しく最新・話題の文房具を知る・体験できる貴重な展示会でした。

来年も開催されるので、また来年も有給を取得して参加します。
明日以降は、文紙MESSEで見つけた新商品などを紹介しますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。