紙の世界は奥深い・・・飾り原稿用紙他色々な紙体験
またも岐阜県大垣市の川崎文具店さんで開催中の「10連休イベントマラソン」に参加してきました。
今回のテーマは「飾り原稿用紙他色々な紙体験」です。
飾り原稿用紙他色々な紙体験
イベント詳細
ようこそ紙沼の世界へ! 今話題の飾り原稿用紙や万年筆に対応した和紙ノートなど様々な紙をご用意しました。ぜひ書き比べてみてください。
イベント内容
色々な紙を実際に書き比べて見よう。という内容です。
用紙していただけた紙は以下の
なんと13種類にも及ぶ紙を用意してくれました。
実際に試筆する前に、紙の歴史についてお勉強です。
昔の紙というと、エジプトなどで使われていたパピルス紙があります。
実際のパピルス紙を用紙していただいており、初めてパピルス紙を手にしました。
今の用紙のように滑らかではなく、ごわごわしています。文字をしたためるというよりも文字を記録する。という感じですね。
西洋・東洋でのそれぞれの紙(羊皮紙や和紙)などについて、特徴を教えてもらいました。
そして、実際に用意していただいた紙に試筆をしていきます。
改めてまとまった種類で違いを比較する稀な体験ができました。
万年筆やボールペン、鉛筆でそれぞれ試筆してみたのですが、書き味が微妙に異なるんですよね。
万年筆に適しているのは、間違いなく神戸派計画の「GRAPHILO」ですね。
滑らかに筆記できるだけでなく、拡大しても滲みが全くありませんでした。
さらに万年筆のインキがフラッシュしやすいそうで、セーラーの「奥山」「蒼天」、川崎文具店さんのオリジナルインクの「月華紅蘭」を書いたのですが見事にフラッシュしていました。
インク台帳を作ろう。と考えている人はぜひこの神戸派計画の「GRAPHILO」を使って欲しいです。
たまたま会場で一緒になった方とお話をしていたのですが、あたぼうの「飾り原稿用紙」やIXASの「washi notebook」は、独特の書き味で感動されていました。
特に飾り原稿用紙は新しいデザインの「蜜柑網」は、デザインが可愛いということで購入されていました。品質だけなく、デザインも重要ですね。
書き味という非常にファジーな感覚を、どう表現したら良いのかわかりませんが、それぞれの書き味に違いがどれが正解というものは無いな。と実感しました。 そしてノート・紙という違いを伝えにくい商品こそ、実際に手にしてもらっても試筆してもらうのが一番ですね。でも、ただ単に試筆用として置いておくのではなく、店員がきちんとその商品の特徴を伝えられることが必須でしょうけどね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。