(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

創業70年以上の老舗大工道具メーカーが作った鉛筆削り

昨年、伝統工芸士さんと知り合い、昨年末に伝統工芸士さんが名古屋の円頓寺商店街にお店をオープンされました。
色々な職人さんたちの商品を直接手にして、見る機会が増えて本物の素晴らしさを実感しています。

脈々と受け継がれてきた技術に裏付けされた商品の美しさ、職人さんの細部に到るまで徹底した仕事を見ていると、少しづつでもそういった良いものを身の回りに置いて使いたくなります。
こういう良いものを持つと、そのもの自体も大切に使いますが、その商品に負けないようにと背筋が伸びるような気がします。

東海地区には、伝統工芸として豊橋筆や鈴鹿墨などの文房具もありますが、もう少し日常的に使える物はないかな?と思っていたら、ちょうどありました。

鉛筆削り Shin

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鉛筆削り Shin

www.satomi-suzuki-tokyo.com

製品情報

  • Shin (下段ペンケース機能付)

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Shin (下段ペンケース機能付)

商品サイズ:W270 x D33 x H51 mm
価格:20,000円(税抜)

  • Shin-Cuboid (下段小物入れ機能付)

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Shin-Cuboid (下段小物入れ機能付)

商品サイズ:W105 x D60 x H48 mm
価格:15,000円(税抜)

  • Shin-Cylinder (鉛筆削りのみ)

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Shin-Cylinder (鉛筆削りのみ)

商品サイズ:φ65 x H48 mm
価格:13,500円(税抜)

製品特徴

心の研ぎ澄まし。かんな屋がつくる鉛筆削り

書の初めに墨をするように、新しきことに向かい芯を研ぎ澄ます。
忙しさに追われる現代だからこそ、芯・清・心・真・新=清(すが)しい心で真摯に新たなことにのぞむ。Shinは、老舗のかんな屋が一つ一つ大切につくる心まで研ぎ澄ます特別な鉛筆削りです。

これは伝統工芸とは異なりますが、創業70年以上の鉋や鑿などの高級大工道具を製造販売する老舗メーカーの株式会社 角利製作所さんの刃が使われているそうです。

鰹節削り器と同じで鉛筆を前後に動かすことによって、削れるようになっているようです。
日々大工さんが使う鉋などの商品を作っている職人さんが、鉛筆削りの刃を作ったらさぞかし美しい削り面になることでしょうね。

安価な手動の鉛筆削りだと、削った面が毛羽立っており、美しいとは言えない状態です。別に削った面が毛羽立っていようと、筆記することになんら影響はありませんが、やはり削った面も美しいと気持ちいいですよね。
なので僕は極力鉛筆を削る際は、切れ味の良いナイフで削ることにしています。

 

普段から鉛筆を愛用している僕としては、是非とも購入したいです。
これで削った鉛筆は、さぞや美しい佇まいでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。