第2回目の「文具の晩餐」を開催しました
9月のプレミアムフライデーに、第2回目となる「文具の晩餐」を開催しました。
「文具の晩餐」とは・・・
文具の晩餐公式HP(Facebook) www.facebook.com
「文具の晩餐」は、僕が主催している夕活です。
朝活の夕方版です。朝活では喫茶店のモーニングを食べならが、テーマに沿った話をしたりするのですが、夕活では晩御飯を食べながらワイワイとお話をします。
各自プレゼンを行うのですが、プレゼンは無理だから聞くだけ。ということも大丈夫です。
そのテーマに興味があれば、全然問題なし!!という非常に緩い集まりです。
第2回の文具の晩餐
第2回の文具の晩餐のテーマは、「筆箱・ペンケース」です。
今回も非常に面白く、あっという間に時が過ぎてしまいました。
今回も会場は大曽根駅から少しの場所にある「ゆいの森」さんで開催いたしました。
ここのお料理は発酵食が基本となっており、食べた翌日以降の数日はなんだか身体が喜んでいるような、健康になったような気がします。
お料理の一部の写真を掲載しますね。
ここのお料理を食べるだけでも、「文具の晩餐」に参加していただきたいと思うほどです。
まずは僕からプレゼンを行いました。
主催者のプレゼン
僕は、まずペンケースのざっくりした進化をお話しました。
昔は缶ペンだったりしたのですが、最近は自立するペンケースという一大分野があります。
さらにちょっと前に、入手困難だったつくし文具店の「つくしペンケース」を紹介したり、自立型ペンケース以外の高機能ペンケースを紹介しました。
その後、今回のテーマである普段使用しているペンケースの紹介です。
今僕がメインで使用しているのは、POSTALCO のTOOL BOX と、尚貴堂のZwei です。
それぞれのペンケースは、過去に記事にしているので以下のサイトをご覧ください。
POSTALCO TOOL BOX pi-suke.hatenadiary.jp
Fさんの筆入れ
Fさんは名古屋提灯の伝統工芸士さんです。
そんな伝統工芸士のFさんの筆入れは、ほんと粋でいなせで素敵です。
彼の筆入れは細長い巾着です。
その中に仕事で使用している筆ペンやシャープペンシルなどが入っていたのですが、巾着なので中に自作したアイテムで筆記具が中で遊ばないように工夫がなされていました。
巾着なので、季節や気分に合わせて巾着を変更されるそうです。
巾着のデザインは、日本古来のデザインで、そのデザインには全て意味があるので、その意味を考えて使い分けているそうです。
さすが伝統を受け継ぐ伝統工芸士さんです。
日本にある四季を筆入れにも取り入れるとは、本当に感心しました。
僕もTPOに合わせてペンケースを使い分けているのですが、流石に四季を考慮ということまで気が回りませんでした。
そして巾着を扱う所作が粋で、美しく見習いたいものです。
オシャレなペンケースが非常に増えてきたのですが、日本独特の四季を意識した物がないということを改めて実感しました。
文具メーカーのみなさん、四季を取り入れた筆箱の開発をするなら今ですよ!!
Fさんのペンケース
Fさんは普段使いのペンケースは、自分がペンケースに何を求めているのかしっかり考えて購入されていました。
Fさんは1つ目は普段使いの筆記具が入って、中に入れた筆記具が外からも分かるペンケースを探して、今のペンケースを購入されたそうです。 そして2つ目は、ボールペンや付箋など学習時に必要なものだけ入るペンケースだそうです。
目的に合わせてペンケースを使い分けるのは、とても良いことですよね。
用途に合わせて必要になる筆記具も変わりますので、全て同じペンケースで賄おうとすると大容量タイプになってしまうのですが、そうすると荷物が嵩張りますからね。
Oさんの筆入れ・ペンケース
Oさんはほんとの筆入れを持ってきてくれました。
書道に使う筆は、簀巻きのような物にロールペンケースのように収納するのですが、久しぶりに本当の筆入れを見ました。
この筆入れは、なんでも小学生の頃から使用されており、今でも年賀状や祝儀袋などの名前は、墨をすり毛筆で書かれているそうです。
一手間かかるのですが、この一手間が相手を想う時にもなるので、こういう姿勢は見習わないといけないと思いました。
2つ目はボトルタイプのペンケースで、大きい方には万年筆を入れて、小さい方には付属で付いてくるカートリッジを入れているそうです。
そしてこのボトルタイプは、中部の文具王の猪口フミヒロさんに紹介してもらったものだそうです。
さすが中部の文具王です、こういうオシャレな物を紹介できるようになりたいです。
3つ目は、国家試験の勉強の時に使用していたタイシルクのペンケースです。
国家試験が終わった直後にテキスト類は、速攻でダンボールに封印したそうなのですが、このペンケースだけは封印しなかったそうです。
きっと苦楽を共にしたので、仕舞うのには忍びなかったのでしょうね。
Oさんはペンケースにいっぱい入ると荷物が重たくなってしまいうので、限られた容量に気に入った物を入れるようにしているそうです。
今回で第2回を迎えた「文具の晩餐」でした。
今回も非常に為になる話が多く聞くことができました。
来月も懲りずに「文具の晩餐」を開始します。興味があるという人は、ぜひ「文具の晩餐」をチェックしてください。
このページでも募集を開始する際には、告知を行います。 文具の晩餐公式HP(Facebook) www.facebook.com
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。