(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

カッターが普及する前に普及していたミッキー

鉛筆を削るのに何を使いますか? 今時だと電動鉛筆削りを使われる方が多いことでしょう。 でも、中には僕のようにナイフで削る!という人も多いことでしょう。

そんなナイフで削る派にも、肥後の守を使うのか、それともボーンナイフを使うのか・・・

ボーンナイフと言われて、ピンと来る人はきっと昭和生まれの方ではないでしょうか。 ボーンナイフの中で、比較的購入しやすい坪米製作所の「MICKY」を今日は紹介します。

MICKY

ミッキーというと、某夢の国のキャラクターを想像されたかもしれませんが、これはナイフです。

カッターナイフが普及するまでは、このナイフが一般的だったようです。

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MICKY(刃を収納した状態)

大きさは刃をしまった状態で7cm程度です。
購入価格は、100円(税別)です。

刃は付け替えできる形になっています。付け替えるのは髭剃りの刃です。(髭剃りの刃自体が今ではレアかも知れません。)
そのため刃を研ぐ必要がないので、いつでも優れた切れ味を維持することができます。そもそも刃を研ぐことってなかなか難しいですよね。

髭剃りの刃は非常に薄く、めちゃくちゃ切れ味がいいです。
カッターナイフよりも切れ味がいいぐらいです。そのため使用するのに、より注意する必要があります。

ただし切れ味がめちゃくちゃ良いので、鉛筆を上手に削れると削りかすがカンナで削ったような削りかすができます。

肥後の守で削るのと、ボーンナイフで削るのとで削りかすも違いますし、削った時の感覚も違います。
僕も気分によって、肥後の守とボーンナイフとを使い分けています。

 

電動鉛筆削りや手動鉛筆削りを使っている人も、一度ナイフで削って気分転換をされてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。