第27回 日本文具大賞 機能部門をピックアップ
先日発表された、第27回 日本文具大賞 機能部門の優秀賞を受賞された5商品の中から、僕が気になった商品を紹介します。
ケープランニング 「himekuri」
日めくりタイプの付箋紙です。
日めくりなので、全ての付箋のデザインが異なっています。
この付箋のベースとなる商品が昨年のISOT で出品されていたのですが、文具プランナーの福島槙子さんたちが気に入ってあっという間に「himekuri」が誕生した。というスピード開発された商品です。
僕も昨年年末に開催された文具女子博で、購入して使っています。
「himekuri」からその日の付箋をノートに貼って、その日のことを書いて、「himekuri」は先1週間の日付が分かる。という使い方です。
以前、ブログで紹介した記事です。 pi-suke.hatenadiary.jp
付箋の1枚1枚がすべて異なるデザインを実現したということで、機能部門にエントリーされたのでしょうか。
プラス 「エアかる」
ダブルクリップが誕生から100年経過して、大きく進化したとして話題になりました。
僕も購入して使っていますが、めちゃくちゃ軽いです。
ダブルクリップって開けるのに固くて使うのを避けたいですが、これはめちゃくちゃ軽くて多用しています。まだ社内で流通していないので、社内使って帰ってこなくなると悲しいのでまだ自宅でしか使っていませんが・・・
従来のダブルクリップを使っているのであれば、ぜひこの商品に買い換えて欲しいです。買い換えて損はないです。
以前、ブログで紹介した記事です。
モールドテック 「CLIP」
この商品、写真を見ただけでは意味がわかりませんでした。
発売元の会社のHP をみて、やっと意味がわかりました。イメージとしては1つのクリップに1枚の紙を綴じて、枚数分連結させる。というものです。
確かにこの形ならば、紙をめくった時に跡が付きませんし、何より連結させる形状が円柱なので、スムーズにページをめくることができそうです。
ページ数が多い場合は、重要なページだけ別のクリップで綴じれば、重要なページにスムーズにアクセスすることができます。
ちょっとこの商品は実際にISOT に行った際に、重点的にチェックしようと思います。
機能部門グランプリは?
気になる機能部門のグランプリを大胆予想してみようと思います。
ケープランニングさんの「himekuri」だと予想します。
何より1枚1枚異なるデザインの付箋が、低コストで製造できるようになったことです。正直、どのように1枚づつ異なるデザインの付箋をこのように作っているのか、とても気になります。
この技術を使えば、付箋の用途がさらに広がります。この商品がきっかけに、どんどん付箋がさらに進化していくのでは無いか?という広がりが感じられるからです。この点は他の商品にはない、強みだと思います。
もしこの「himekuri」がグランプリを受賞すると、出店ブースの「NEXT switch」さんから3年連続グランプリという快挙が達成されます。
明日はデザイン部門をピックアップします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。