(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

第92・93回の文房具朝食会@名古屋が開催されました

5月19日(土)に文房具朝食会@名古屋が開催されました。
今回は岐阜県大垣市にある川崎文具店さんにお邪魔しての開催です。

川崎文具店さんは、以前僕のブログでも紹介したので、その時のリンクを紹介しますね。

pi-suke.hatenadiary.jp

また、川崎文具店さんのオリジナルインクの「大柿セピア」の記事も合わせて紹介させていただきます。

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とっても素敵な文具店さんで、初めてお邪魔した時に店構えから惚れてしまいました。
店長さんもとっても気さくで、特に万年筆の造詣がとても深く勉強になります。
こんな素敵な文具店さんは、もっと多くの文房具好きに知ってほしい。と思い、文房具朝食会@名古屋のイベントを行いたい。とお願いしたところ、快諾していただき今回のイベントを開催することができました。

イベント内容は、川崎文具店さんの推しの一つ、試し書きコーナーをみんなで体験しよう。です。
今回はお店での開催ということで、午前(第92回)・午後(第93回)の二部構成でそれぞれ定員6名でしたが、すぐにいっぱいになってしまいました。
前回から新人枠を設けたのですが、それでもすぐに満員御礼となってしまいました。  

川崎文具店さんではセーラー万年筆さんから発売された「インク工房」の100色をはじめ、取り扱われているほぼほぼ全てのインクを試し書きできるようになっています。
試筆コーナーもしっかりできており、国内・海外問わず非常に多くのインクの試筆が可能です。

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川崎文具店さんの試筆コーナー
試筆コーナーにあったMontblanc のインクが全て揃っているのは、なかなか壮観です。
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Montblanc のインク勢揃い

しかも試筆コーナーには、調光ライトが設置されており、ライトの色による万年筆のインクの見え方も調整できるようにと、非常に本格的な環境です。
どうしてもお店のライトと、自宅でのライトの色味に違いがあるので、そういう差を極力排除して納得して購入してもらいたい。というお店の心使いです。

店長さんから試筆の説明を受けて、実際に試筆を行うみなさん。

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試筆にみなさん集中しています
普段の文房具朝食会@名古屋とは違って、みなさん静かで黙々とインクと向き合っています。

なにせ100色以上ですので、生半可な気持ちではインク沼で溺れてしまいますので、みなさん必死です。
色見本では同じような色に見えても、実際に書いてみると微妙な違いがあり、しかも試筆する際に、つけペンGペン)とカリグラフィーペンがあったのですが、それぞれでインクの受ける印象が異なります。
普段つけペンGペン)を使う機会がないのですが、今回Gペンを使って独特の書き味を楽しみ、Gペンいいな〜と惚れてしまいました。
つけペンは字幅が細いのですが、カリグラフィーペンは字幅が太いのでよりインクの濃淡を楽しむことができました。

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試筆用のカリグラフィーペン
さらにカリグラフィーペンの半分は、店長さんが調整しており書き味がめちゃくちゃサラサラとしたとても気持ちのいいもので、このカリグラフィーペンはみなさんが欲しがっていました。
万年筆の造詣がとても深いので、お話にみなさん聞き入っていました。

 

川崎文具店さんでの試筆はいつでも可能ですので、ご興味のある方はぜひお越し下さい。あっという間に時間が過ぎてしまいますので、時間に余裕を持って、しかも素敵な万年筆もたくさん取り扱われており、見ていると欲しくなるものばかりです。

今回、100色を超えるインクを腰を落ち着けて、試筆するというなかなか体験できないイベントを快諾していただきました川崎文具店さんに改めてこの場でもお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
また普段とは違い、遠方での開催となったにも関わらず、そして初めての文房具朝食会@名古屋へ参加していただいた方も楽しんでいただけたのなら、今回企画できて良かったです。

しかし、万年筆樹海2丁目インク沼とはよくいったもので、試筆していると素敵な色のインクの多さに驚きつつ、ついつい欲しくなってしまいます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。