新入社員にオススメのボールペン
新入社員の皆さんも、GW の後半を楽しまれている事でしょう。
入社して色々と緊張して気疲れした1ヶ月でしたか?1ヶ月勤めたことで、何となく会社の雰囲気が分かったかな?
そして月末払いの会社ならば、初任給が支給されたのではないでしょうか?
初任給なので、親御さんを食事に招待したり、貯金したり・・・色々と用途が決まっていることでしょう。
でも、そのうち少しだけ自己投資に使ってみませんか?
自己投資には長期的なものと短期的なものがあります。
これから社会人として「頑張っていこう」という心構えとして、お仕事で使うものに投資してみませんか?
例えばボールペンなんていかがでしょうか。
昭和を代表する時代小説・歴史小説家の池波 正太郎 著の「男の作法」という本があります。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/11/27
- メディア: 文庫
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文量は多くないので、ぜひ機会を見つけて読んで欲しいです。
この本の中で、池波さんは、
万年筆とかボールペンとかサインペン、そういうものは若い人でも高級なものを持ったほうが、そりゃあ立派に見えるね。万年筆だけは、いくら高級なものを持っていてもいい。つまり、いかに服装は質素にしていても万年筆だけは、たとえばモンブランのいいものを持っているということはね。アクセサリー的な万年筆がふえたけど、そういうのはだめ。そうじゃなくて、本当の万年筆として立派な機能を持った万年筆はやっぱり高いわけだから、そういうものを持っているということは若い人でもかえって立派に見える。
(それは別に、物を書くのが仕事であるという人ばかりではなくて、職業と関係なく、ですか・・・・・・。)
職業とは無関係。だから、トンネルの工事をしている人が、そこでモンブランのいい万年筆を出して書いても、それはもう、むしろ立派に見えるわけですよ。そりゃあ万年筆というのは、男が外へ出て持っている場合は、それは男の武器だからねえ。刀のようなものだからねえ、ことにビジネスマンだったとしたらね。だから、それに金をはり込むということは一番立派なことだよね。貧乏侍でいても腰の大小はできるだけいいものを差しているということと同じですよ。
気持ちとしてはキリッとするわけだよ。自分でも。高い時計をしてるより、高い万年筆を持っているほうが、そりゃキリッとしますよ。(略)男っていうのは、そういうところにかけなきゃだめなんだ、金がなくっても。
ということが書かれています。
実は筆記具って意外に人に見られています。
今までの生活と違って、本当に幅広い年代の方々と接するので、ぜひ大人の自分を演出するためにも、ちょっと良い筆記具に投資してみましょう。
今のご時世、万年筆は日常では使いにくいですので、現代的にボールペンにしましょう。
確かにモンブランは間違いなく良いものです。ですが安いものでも3万円近くしますので、ちょっとハードルが高いかと思うので今回は除外します。
ちなみに予算は1万円で選んでみました。
海外メーカー編
PARKER 「ソネット」
CROSS 「クラシックセンチュリー」
WATERMAN 「メトロポリタン」
ざっくりと予算1万円程度で比較的入手しやすく、若者らしいデザインのボールペンを選んでみました。
実際にお店に行けば、売るほど大量の筆記具が扱われています。
ネットで購入せずに、ぜひ店舗で持った時のペンのバランスや太さなどを確認してください。
そして試筆して書きやすいボールペンを見つけてみてください。
その時はお店の人に、少しの勇気を出して予算を告げて、色々見せてもらいましょう。
そしてぜひ、その1本を持って連休明けの仕事に打ち込んでみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。