目が離せない一人文具メーカー「尚貴堂」
12月9日に、ポートメッセで開催されていた「クリエーターズマーケット」に縁があって行って来ました。
色々な雑貨などオシャレなショップが所狭しと出店されていました。
先日購入した名古屋友禅の鞄を製造された伝統工芸士の赤塚先生のブースにご挨拶して、今回声をかけていただいた方とブラブラと会場内を徘徊していました。お互いに夕方には別件の予定があったので、かなり駆け足で見学したのですがこれは2日間じゃないとじっくりと見ることはできないぐらいの、出店者数と出品数の数です。
そんな会場内で、文具もいくつか扱われていました。
その中で、文房具朝食会@名古屋のメンバーで最近独立された大橋尚貴さんが出店されていました。
尚貴堂 shokido【公式】一人文具メーカー始めました
最初は全く気づかず、一言二言話しているとお互いに「あれ?」っと・・・
大橋さんとは数回しかお会いしていなかったので、ご容赦ください。
文房具好きが会社を起こしただけあって、細かいところに気の利いた文具アイテムばかりです。
そんな尚貴堂さんの商品を紹介します。
「Richt リヒト」ひらくパスケース
片手で開くパスケースです。
EdyやTOICAのような非接触型の電子カードと、他のカードを分けて収納できます。非接触型の電子カードは、同じ非接触型のカードが重なっていると読み取りエラーが発生し得るので、分ける必要があります。これなら、一番よく使う非接触型のカードを分けることができて、さらに片手でスルッと分けた非接触型のカードだけをかざすことができます。
反対側の収納部には、クレジットカードタイプなら4枚ほど収納が可能だそうです。よく使うカードだと、これくらいの収納枚数で足りそうです。
「Zwei ツヴァイ」ノック式ペンシース
パッと見た目はよくある2本挿しのペンケースです。
しかし、さすが文具好きが作ったペンケースです。こういうタイプのペンケースは、いざ収納したペンを出そうとしても、中に潜ってしまって取り出しにくいことが多々あります。
そんな出しにくい不便さを解決したのが、このZweiです。
ちょっと大胆ですが、ペンケースのお尻をグッと抑え込むと、ペンが飛び出すんです。
革で作られているので、中のペンを傷める心配はありません。ちょっとした発想ですが、これならストレスなく取り出せます。
「Teppich テピシ」システム手帳の下敷き
僕の一押し商品です。
システム手帳は、リング部分と革の部分でどうしても段差が生じてしまいます。
その段差の為に、書き難いんですよね。システム手帳は差し替えが簡単にできるので、大好きなのですがこの段差のために使うのを避けていました。
でもTeppichを使えば、この段差が解消されます。
素晴らしいのが、マグネットでの着脱方法にしている点です。
リングに通すのでは、この下敷きの取り外しが面倒ですが、マグネットなら簡単に挟むことができる上、落下する心配もありません。
ただこのTeppichですが、バイブルサイズのみなんですよね。
大橋さんには、しっかりA5サイズの製造を強くお願いしました。ほんと、A5サイズがあったら即買いしていました。
2017年12月に立ち上がったばかりの「尚貴堂」さん。
頑張って素敵な文具を生み出して欲しいです。
尚貴堂の大橋尚貴さんとツーショット