「デザインのひきだし」は鈍器ですか?
僕は雑誌をほとんど買いませんが、例外として「デザインのひきだし」という隔月で発行されている雑誌を購入しています。
僕は文房具の中でも、筆記具と紙が大好きなので、この雑誌は紙好きには本当に楽しい雑誌です。
これはデザイナー向けの専門誌に近いと思うのですが、毎号素晴らしい装丁で読んでいて楽しいうえ、勉強になります。
そして先日32号が発売されたのですが、発売前にネットでバズったのか予約しにいったら、すでに確約できない状態になっていました。
幸い、予約した店舗が別店舗から在庫を回してもらって、無事購入することができました。
今号は「紙づかいマスターへの道」というすっごいサブタイトルです。
そしてこの雑誌の特徴が、いろいろな紙を使って製本するうえ、サンプルが非常に充実している点です。
今号も特集で紹介された紙の中から、各企業さんから協力を得た紙サンプルが131種類収録された別冊付録が付いていました。
もうね、とんでもない分厚さです。ちょっとした事典サイズです。
お店の人も、予約商品の確認で商品を取り出した際に、僕が思わずあまりの分厚さに笑ったら、つられて笑ってしまうぐらい。
もうね、はっきり言って鈍器です。紙なので結構な重量もありますし。
まだ目次に目を通したぐらいですが、今号も非常に充実した内容になっています。
そしてこの雑誌で楽しみにしているのが、毎号表紙が凝っているのですが、その製造過程などのコーナーがあることです。
今号もすっごい用紙に、エンボス加工のような加工がなされています。いったいどうやってこの表紙が作成されたのか、とても楽しみです。
今回、思わずネットでバズって購入できないところでしたので、今後のことを考えて定期購読にしようかと考えています。