(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第6話

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「きまじめ姫と文房具王子」の記事を書くと、その月が終わるな~と実感しつつあります。

第6話は前回文具研究会書記の駒山君が、大学を辞める。というところで終わった続きです。
今回もノート回ですが、相変わらず素敵な物語です。

ちなみに前回、メモ魔な駒山君にノートについて延々と説明を受けた姫路さんはノーブルノートを購入されたようです。
ノーブルノート、いいですよね~デザインも素敵ですが、なにより中紙のLライティングペーパーの書き味が最高に気持ちいいんですよね。
※ノーブルノートについては、先日記事にしましたので、気になる方は読んでみてください。
pi-suke.hatenadiary.jp

そして駒山君が所有しているノートのショットが作中にありました。
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さすがメモ魔の駒山君ですね、すっごい量のノートの種類です。フラットに開くことで話題になった「おじいちゃんの方眼ノート」や文具王 高畑正幸さんが作った検索性抜群な「AccessNotebook」、日めくりカレンダーの用紙で出来た「365notebook」、僕がノート・紙に目覚めた「ツバメノート」などなど、本当に素敵なノートがたくさん書かれてます。このショットだけでワクワクしちゃいました。


前回からフラフラとどこか地方に行ってしまっていた蜂谷先生の目的が今回判明しました。それは、なんとKOKUYOさんの歴代のキャンパスノートをコンプリートするためだったのです。
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懐かしいですね~さすがに初代は見たことが無いのですが、2代目は幼少期のころに見た記憶があります。実際に何かとお世話になったのは3代目からですね。
相変わらず蜂谷先生は一言多いというか失言でこんな目にもあってます。
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いいですね~姫路さんが蜂谷先生との間が親しくなったことを感じ取れるワンシーンです。


歴代のキャンパスノートのデザインを見て、ふと学生時代のことを思い出しました。学生の時は今と違って、ノートの違いを意識していなかったので、いつでもどこでも販売されているキャンパスノートを使っていました。そのため歴代のキャンパスノートのデザインを見ただけで、学生のころを思い出しました。
新品のノートももちろん素敵ですが、使い込まれたノートにはその人の想いが詰まっていて、大げさに言えば使用者の人生の一部を切り取った文房具だと思います。実際に僕も非常に大切なノートが数冊かあります。そのノートは人から見ればただのゴミでしょうが、僕にとっては間違いなく僕の一部であり、僕の人生の一時の記録で非常に大切なものです。

ノートというのは、新品の時にはどれも一緒ですが、使うことによって使用者のオリジナルになります。また、書ききった際にいったん役割を終えるのですが、その後書いたものが記録となり、その記録を読み返すための存在になります。ノートは状態によって役割が変化する稀有な文房具です。
第5話・6話は、そんな素敵な文房具のノートの存在を見つめ直すよい機会になりました。