気持ちを込めて文字を書きたくなるノート「GRAPHILO」
ノート特集第5弾。今回は神戸派計画さんの「GRAPHILO」です。
万年筆ぬらぬら派という、万年筆ユーザのためのオリジナル用紙を使ったノートです。
万年筆の書き心地には、インクの量が少なめでペン先の感触を楽しむ「かりかり派」と、インクの量が多めで滑らかな感触を楽しむ「ぬらぬら派」があるように思います。どちらが正解とかそういったことはなく、ただたんに好みの問題です。ちなみに僕は「ぬらぬら派」です。
ただ「ぬらぬら派」の問題は、インクが大量に出ているので紙によっては、滲んだり裏抜けしたりといった問題が発生しやすいです。
そんな万年筆ぬらぬら派のために、オリジナル用紙を使って作られたのが「GRAPHILO」です。
用紙
さすが「ぬらぬら派」に向けて作られた用紙で、インクの滲みはありません。ただインクの吸い込みというか乾くのが、今までのノートよりも遅いです。インクの吸い込みが遅い代わり、インクの濃淡が顕著に出ます。またインクが用紙に垂直に浸透するようなイメージなので、滲まず文字の輪郭がハッキリしている。
裏写りについては、まぁ気になるかな?ここら辺は、ペンクリニックでインクの出る量を調整すれば、問題無いようにも思う。
のんびりゆったりと文字を書き連ねていく。という行為にはとても適している。走り書きではなく、丁寧に気持ちを込めて文字を書こう。といういう気持ちにさせてくれる。
ノート
64ページ(32枚)の用紙を1束で閉じている。そのため使い始めは開くのに難があるが、癖が付けば問題は無い。
そして神戸派計画さんならではのシンプルで洗礼されたデザインだ。オシャレなノートに仕上がっている。
ただ文字を書くというのではなく、気持ちを込めて文字を書こうという気持ちにしてくれる用紙でありノートです。