(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

マルマンの高級ビジネスノート「Mnemosyne」

ノート特集第4弾。今回はマルマンさんの高機能ビジネスノートの「Mnemosyne」です。

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www.e-maruman.co.jp


マルマンさんといえば、僕はスケッチブックの印象が非常に強い。多くの人が見たことがあると思いますが、深緑と黄色の表紙のアレです。
スケッチブックというと、このイメージが非常に強いのは僕だけでは無いでしょう。あの深緑と黄色の表紙でサイズ展開が豊富な図案シリーズ、そしてシンプルなデザインのCROQUISなどがあります。
そんなイメージのマルマンさんですが、思考をサポートする高機能ビジネスノートとしてMnemosyne(ニーモシネ)シリーズを展開しています。
Mnemosyneシリーズはメモを書いて終わりとせず、メモを「まとめる」「記録する」そしてメモから「考える」のような次のステップに適したノートを揃えています。なんでも「1つのノートにまとめる。」というというのも有りですが、それぞれ時と場合によって、適したサイズやレイアウトがあるので、Mnemosyneは高機能ビジネスノートと謳っているだけあって、さまざまなパターンに対応できます。
またMnemosyneはミシン目が入っておりページを切り取れるので、スキャナーやカメラなどで撮影してデジタル保存することができます。まとめた資料なんかは保管する必要が多いのでいいですよね。

用紙

マルマンのオリジナル筆記用紙です。
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今回改めて書き味を意識してみたが、万年筆独特の書き味はちょっと楽しみにくいです。しかし、鉛筆やボールペンは気持ちいが良い。ここら辺は感覚的なものなので、あくまでも僕の個人的感覚だ。だが、ちょっと良い仕事用のノートが欲しい。というのであれば、間違いなくMnemosyneをお勧めする。
特に鉛筆の筆記感はかなり良い。僕は頭の中で考えるのではなく、とりあえず紙に書きだすタイプだ。そして書きながら思考を整理することが多い。そういうときは、ストレスの一番少ない鉛筆の出番が多い。そういう時に、紙と筆記感が一致しているほど、考えることに集中できるので、このMnemosyneは最高にいい。良い製品だと思っていたが、ちょっと予想以上に鉛筆との相性が良かったので、大きいサイズのMnemosyneを購入しよう。と決心したぐらいだ。



本来の万年筆に適したノートという点からは離れてしまったが、鉛筆やボールペンを使っているのであれば、強くお勧めしたい。