【ISOT】ノート特集
ISOT会場を徘徊していたら、色々なノートがありました。流石、「文具・紙製品展」です。
そんな中から気になったノートをピックアップします。
菁文堂 / zoojo:nekoka note
菁文堂 - 手帳・ダイアリーの製作・製造
zoojo – 動物園をもっとおもしろく
菁文堂さんは、デザイン賞のグランプリを取得した「ぷんぷく堂」などが共同出店している「NEXT switch」さんのブースに出店されいました。
世には猫派・犬派と大きく分けられます。ちなみに僕は犬派ですが、猫派の勢力が増している事に危機感を感じつつ、猫のかわいさにたまにメロメロになって犬派から趣旨替えするべきか悩んでいます。
そんな勢力を拡大している猫派の方に、強くオススメできるノートがこの「nekoka note」です。
見開き1ページの構成になっており、既に薄く猫っぽい輪郭と手?が印字されています。家族の猫や近所の猫、はたまた動物園にいるネコ科のイラストを書こうと思ったら、色を塗るだけです。
余白も大きくありますのでコメントなども書き込めますので、観察帳のように使えます。
そして「毎日、文房具。」副編集長で「猫文具を愛でる会」会長の福島 槙子さんに、「公認猫文具」と認定されているので猫好きの方にも安心して利用して頂けることでしょう。
福島 槙子 公式ブログ - ネコ科動物の観察専用ノート「nekoka note」がカワイイ - Powered by LINE
星共社:kagari
星共社さんも先ほどの菁文堂さんと同じく、「NEXT switch」さんのブースに出店されていました。星共社さんは、聖書の製本を本業とする会社さんで、その技術をノートに展開されたのが、この「kagari」です。
「kagari」は実は昨年ぷんぷく堂さんに伺った際にテスト販売されていたので、購入しているんです。
このノートは、開くとキレイに180度展開します。この180度キレイに開くことで、通常のノートのように左右のページの間に山ができないので、筆記時に気にならない。そしてコピーを取る時に陰が出来にくいのです。
背表紙が無いので、糸かがりがデザインになってオシャレです。そしてノートの小口にはホログラム銀が施されています。このホログラム銀がすっごいキレイなんです。
ノートの肝心な書き味は、さらさらして非常に書き味が滑らか、万年筆・ボールペンそして鉛筆でも気持ちよく筆記できます。
河内屋:KUNISAWA
特殊印刷・特殊加工・活版印刷なら河内屋(カワチヤ・プリント)
会場内をフラフラ徘徊していたら見つけました。あまりの多くのブースを回って若干疲労が出ていましたが、こちらのブースを見たら一気に疲労が飛んでいきました。
疲労が飛んだのは、ブース内にOKフールス紙を使用していることが掲示されていたから。だってOKフールス紙ですよ、筆記具を選ばない用紙として、まず選択肢に入る高級用紙です。そんな高級紙のOKフールス紙で、ノートはもちろんのこと付箋やメモブロックを作って、さらに付箋やメモブロックなのに、三方金が施されている。
この三方金は、製本した際に背表紙以外の3辺に金などを圧着させているのですが、この処置をすると、紙の変色や収縮に強くなり、また虫食いを防げるので長期保存に適した処理です。
近年、ライフログとしてノートに記録する人が増えましたが、紙の品質が良くなかったり長期保存して大丈夫か?と思うノートが多いなか、紙質も良くきちんと長期保存することを前提に作られたノートが少なく不満があったのですが、この「KUNISAWA」さんのノートはそういった不満を一気に解決してくれます。
デザインがシックでまさにオトナのノートという雰囲気です。
まだまだ沢山のノートの紹介をしたいのですが、ボリュームが多いので別記事にします。