(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

【ISOT】システム手帳と卓上カレンダーが一緒になったり、自分で製本して手帳が作れるようになりました。

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ISOTにおいて興味深い手帳・カレンダーがあったので、まとめて紹介します。
持ち運びの出来る卓上カレンダーが複数数の会社から発表がありました。イメージとしてはシステム手帳が卓上カレンダーになるイメージ。これだと手帳から卓上カレンダーに転記する必要がない。主にマンスリーの手帳を使っている人には向いている。
また既存の手帳だと不要なページや欲しいレイアウトが見つからず、自作を考えている人に手帳をカスタマイズできるサービスもありました。

LIHIT LAB.:「卓上カレンダーにもなるダイアリー」

『卓上カレンダーにもなるダイアリー』新発売 | 新製品情報 | 株式会社リヒトラブ(リニューアル)

LIHIT LAB.さんのツイストノートのリフィルが片面がマンスリーで、裏面がガントチャートになっている。
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バーチカルではなく、ガントチャートということで長期のスケジュールなども管理しやすくなっている。
ベースの商品がツイストノートなので、専用のリフィルを使えば、メモページを挿入して手帳として使える。表紙・裏表紙の真ん中に樹脂のストッパーが付いているので、角度を調整する必要はなく、スムーズに自立する。


カール事務器:「カレンダー手帳」

カール事務器株式会社 » カレンダー手帳

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文具ソムリエールの菅美里さんが監修された商品です。この商品もLIHIT LAB.さんの商品と同じく、手帳が卓上カレンダーになる商品です。
この商品の強みは紙質です。文具ソムリエールの監修ということで、非常に多くの紙から選ばれたそうでとても白いのです。これは修正テープを貼っても目立たないようにとのこと。また消せるボールペンで文字を消しても紙が波打たないという厳選された用紙が使われています。このため書く・修正するという実用性が非常に高くなっています。
たこの「カレンダー手帳」は、他社のルーズリーフが使える様になっていますので、メモページを挿入できます。
ゴムバンドが付いているので、鞄に入れた際に手帳が開いてしまうこともありません。また卓上に立てる際に、このバンド分だけ伸ばせば、自立する基準となる。
ただリングの堅牢性に不安が残るが、そこは例えばテフレーヌなどのリングを流用すれば解決する。

キヤノンITソリューションズ:「ネットde手帳工房」

ネットde手帳工房

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自分でデザインした製本の手帳を1冊から購入できるサービスです。
予めマンスリーやデイリーなどテンプレートも準備されています。バーチカルで昼休みだけ枠が大きいデザインもあります。
既存テンプレートの文字のフォントや色なども変更でき、例えばウィークリーのページの間にメモページを挿入出来ます。
既に手帳を自作していてPDFのデータがあれば、そのPDFデータを挿入することも可能になっています。
カレンダーには4項目を追加することが出来ますので、例えば友人の誕生日なんかを事前に印刷することができます。
用紙も裏抜けしにくいものが使われています。実際に万年筆やボールペンで試筆してみたのですが、僕の持っている筆記具では気になりませんでした。
用紙カバーはお気に入りのモノを使えるように、ということでカバーは付いていません。




システム手帳と卓上カレンダーを一緒にしたり、自分で製本できる手帳など、来年の手帳の候補にいかがでしょうか。