(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

文房具のディープな世界を垣間見る「さし旅」

6月3日(土)にNHKで放送された「さし旅 - 文房具マニアと巡る熱狂ツアー -」の録画を先日観ました。
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まだ観てない人は、6月11日(日)午前1時45分からNHKで再放送されるので、ぜひ録画してください。
ネタバレをしない程度に、これから観る人に補足しようかと思います。


番組の内容は指原莉乃さんがマニアの人にアテンドされて、その新たな世界を発見していく番組です。


旅のしおりを見る限り、文具好き納得な内容ですね。
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今回は「文房具マニア」の人たちと、東京を巡る旅なんですね。
そしてアテンドする方が、俳優の木下ほうかさん、NONSTYLE石田明さん、文具ソムリエールの菅未里さん、文具ライターの小日向京さん、小野忠さん。
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テレビを普段みないので、正直俳優の木下さんやNONSTYLEの石田さんは初めて知りました。
文具ソムリエールの菅未里さんや文具ライターの小日向京さんは、文具関係のサイト等でよく目にするのですが、最後の小野さんは多くの人が「誰??」だったかも知れません。
小野さんについて簡単に説明です。
「ブングスキー」という有志で登校しているコラムサイトで、小野さんは自称工作師として記事を書かれている方なんです。
bungusuki.jp




個人的に「文房具はお見合い結婚である!」は最高です。
NHKさんなので、固有の製品名が喋れないなか、指原さんにボールペンをお勧めしているのは、見ていて楽しかったです。
やっぱり筆記具を選ぶ際の試筆には、普段書き慣れている名前がいいんですね。



最後のコーナーの「万年筆は隠し味を楽しむ!」は、カキモリさんがプロデュースしている「インクスタンド」でした。
inkstand.jp

僕も昨年末にオリジナルインクを作りましたが非常に楽しかったです。

ここでちょっと解説。
指原さんもオリジナルインクを作って、「さしこ茶色」ができたのですが、この際にアテンドしていた方が、「これは茶色ですかね?」っと小野さんに振っています。
いや、色なんだなら誰が見たって茶色だろ?と思われるかもしれませんが、この小野さん、自称工作師というだけでなく、日本茶色普及協会理事なんですね。

日本茶色普及協会のFBを見てもらうとわかりますが、茶色好きが講じて、製品の色展開に茶色を増やしていくことが目的だそうです。
https://www.facebook.com/groups/384487241750747/

になみに昨年の日本文具大賞 デザイン部門 グランプリを受賞したあたぼうさんの「飾り原稿用紙 - 碧翡翠 -」の別飾り枠の「港煉瓦」は、監修の小日向さんと小野さんがなにやらあって日本茶色普及協会の公認商品になっています。

そんな小野さんのバックグランドを、アテンドしていた周りの方が知っていたので、小野さんに茶色を確認してもらったんですね。



まぁこんな細かい事を気にせずに楽しければいいじゃんっと思いますが、僕自身ちょっと気になったのでつらつら書いてみました。
なぜそんな事を知っているのか、それは先に紹介したブングスキーの1つのコンテンツの「ブングスキーラジオ」というネットラジオで知ったからです。
ブングスキーラジオ、Podcast配信もされているので、気になる方は聞いてみてはいかがでしょうか。
ゲストに小日向京さんや菅未里さん、「ぷんぷく堂」店主の櫻井さんなんかもゲスト出演しているので、結構楽しいですよ。