(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第2話

先月号の月刊スピリッツで連載されている「きまじめ姫と文房具王子」の第2話です。

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このマンガのために月刊スピリッツを定期購読している状態ですので、発売日に直ぐに手元に届いたのですが、ちょっと何かと多忙で紹介が遅れちゃいました。

以前紹介した記事を貼っておきます。
pi-suke.hatenadiary.jp

 

第1話では、お約束の登場人物の紹介でした。
第2話では、文房具に興味のないヒロインの姫路さんが、恩師から送られたビンテージ万年筆「ペリカン 101ラピスブルー」を主軸に話が進みます。
姫路さんと恩師の思い出、そして謎の恩師がなぜビンテージ万年筆を送ったのか、文房具に興味が無くても、ストーリー自体もとってもいいです。

 

このブログ「カクかく」は文房具ブログですので、物語のキーアイテムの文房具に注目です。
今回のお話で初めて知ったのですが、ペリカンのロゴって時代によって違うんですね。
現在のロゴは、

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ですね。

注目してもらいたいのは、ヒナの数です。
現在では親鳥1羽、ヒナ1羽です。
でも、昔はヒナが4羽のときがあったそです。

というこで、実際にビンテージ万年筆でロゴを確認してみました。
っと言っても、ビンテージ万年筆は所有していませんので、愛知県のサブカルチャーの拠点である大須にある「PEN-LAND CAFE」さんにお邪魔して、ロゴを確認させてもらいました。
www.pen-land.jp

 

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1枚目をよく見てみると、ヒナが4羽いることが分かります。
(撮影させてもらった万年筆は、復刻版だったのですが、それでもいいお値段でした。)
2枚目はちょっと見にくいですが、ヒナが2羽います。
面白いですね、時代によってヒナの数が違うというのは。

 

話を漫画に戻しますが、この第2話で僕が一番良かったのは、ヒロインの姫路さんが恩師がなぜこの万年筆を送ってくれたのか、納得して初めて万年筆を使った時の表情です。

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この表情です。
僕も覚えがありますよ。今まで使ってきた筆記具との違いに、戸惑いに近い感情が先に来たんです。大きな感情の変化ではなく、小さな感情の変化が先に来て、その後大きな感動が来たんですよ。
自分自身の事なので、どんな表情をしていたのかはわかりませんが、きっとこんな表情だったのかな?って思います。

実はこの第2話を読んだ直後に、Twitter で上記と同様のことをつぶやいたら、作者の藤原鳴呼子先生からコメントを頂いて、非常に気分が高揚しました。

 

皆さんも万年筆のある生活を送ってみてはいかがでしょうか?