【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第29話
僕の激推し漫画「きまじめ姫と文房具王子」
今月で第29話・・・
アニメなら2クールを終え、3クール目に突入です。
先月号あたりからちょっとすごい感じになって来ました。
個人的にグッと大人感な内容です。
姫路先生が合コンに行って、姫路先生の恋物語?がグングン・・・
いや〜こんなイケメンに迫られたら、ドキドキしちゃいますよね。
今話のテーマというかキーとなるアイテムは「紙」です。
いや〜個人的に「インク沼」も深いですが、「紙沼」も怖いくらい深いです。
僕も紙は好物ですが、まだ「紙沼」の浅瀬でピチャピチャ遊んでるくらいですが、ほんと途方もない世界っぽいです。
紙がテーマだと、当然文具研の書記の駒山くんの出番です。
彼の家に遊び?に来た部長と気分転換にKino.Qさんの「紙神経衰弱」を出すあたりヤバいw
僕も一昨年の文具女子博でKino.Qさんで購入しましたが、めちゃくちゃディープなおもちゃです。
本作中にも書かれていますが、26種類の白い紙をめくってあてるトランプゲームです。
これ一般人からしたら、狂気のアイテムだと思いますが、これめちゃくちゃ楽しいです。
たまに引っ張り出して、色々な紙をさわさわ触れてます。
この「紙神経衰弱」以外にも、山本紙業さんの「Paper tasting」や、kamiterior さんの「memoterior」「memoterior writing」が紹介されています。
もうね、文房具のイベントでkamiterior さんに会うと、毎回ディープな紙の世界の話を聞かせてもらえて楽しいのですが、すっごい熱量でたまに圧倒されます。
同じ紙でも坪量が違うと、また印象が変わるのでほんと面白いと思う反面、沼の底が見えないです。
ちなみに僕が紙の世界に目覚めたのは、万年筆を使うようになってからです。
それは店頭で試筆した際に「気持ちいい!!」と思ったのに、実際に普段使っているノートに書いた際に試筆した時ほどの気持ち良さが無かったことです。
そこから書く道具だけでなく、書かれる物も重要。と思い、紙の世界に入ってしまいました。
さて、文房具のネタとしてはこれくらいにして、今回は身に詰まるシーンがありました。
それは文具研の部長の花瀬くんと書記の駒山くんが、蜂谷先生を恋愛対象としてどうなの?という話がありました。
もうね思い当たる節がありすぎて、読んでいてめっちゃドキッとしました。
確かに先日もOKB48選抜総選挙の中間発表のためだけに東京に行っちゃったし、来週には文具女子博にまた東京だし・・・
さらにどこかに旅行に行っても、文具店があればホイホイ入店しちゃうし、場合によっては店員さんと話し込んじゃう。
書いていて自分、かなり重症でヤバいな・・・
でも、これ何かに熱中している人なら同じようなことがあるんじゃないかな?(と、言い訳してみる)
閑話休題
新章に突入してから、人間ドラマの濃度が増してきた気がします。
そしてその人間ドラマに文房具が程よいアクセントになって嬉しいです。
ほんと読み終わると毎号思うのですが、続きが気になって早く続きの話が読みたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
色物文房具が以外に高順位になった「2019年Bun2大賞」
文房具店で隔月で発行されているフリーペーパーの「Bun2」で募集されていた「2019年Bun2大賞」が発表されました。
「○○大賞」というキーワードを聞くと、年の瀬を感じますね。
「Bun2」読者の投票で決まるので、その年の流行などが見えるので、どの商品がランクインするのか、ワクワクして結果を待っていました。
2019年Bun2大賞
ランキング
- ブレン(ゼブラ)
- クリッカート(ゼブラ)
- エナージェルインフリー(ぺんてる)
- ネムミ(サンスター文具)
- SHIKIORI[四季織]マーカー(セーラー万年筆)
- メガミエ(サンスター文具)
- 瞬筆(パイロットコーポレーション)
- GLOO(KOKUYO)
- ピットエアー(トンボ鉛筆)
- STUDY STATIONERY SERIES(学研ステイフル)
- 磁ケシ(クツワ)
- オクトタツ(キングジム)
- クーピーマーカー(サクラクレパス)
- EMOTT(三菱鉛筆)
- DELDE フラットポーチ(サンスター文具)
- ラムペンケース(レイメイ藤井)
- PEGGY(キングジム)
- コンパクトスライドカッター(LIHIT LAB.)
- オピニ ふせん用伝言メモスタンプ(シヤチハタ)
- クリーンノート Kaite(プラス)
- HOKUSIGN(クツワ)
- オリパクト(ナカバヤシ)
- オピニ わたしの物タグ(シヤチハタ)
- 水平開きノート 福田利之シリーズ(ショウワノート)
- DOG BOOKMARKER 刺繍しおり(ヒサゴ)
- フリクションファインライナー(パイロットコーポレーション)
- ユニボール R:E+(三菱鉛筆)
- decona(レイメイ藤井)
- Chigiru 暗記用(ヤマト)
- すなおいろ・インク(ナカバヤシ)
総論
大賞はゼブラさんの「ブレン」です。
ブレンは昨年の12月に発売され、発売後約3か月で累計販売本数100万本を突破したボールペンです。
筆記時のブレを極限まで抑えたことが推しポイントなのですが、正直文房具好きではない一般の人がそこまで筆記時のブレを気にするのか?と懐疑的でしたが、どうやらそうでは無かったようです。
あとデザインも300円ぐらいで販売されているような雰囲気なのですが、150円というゼブラさんの「打倒ジェットストリーム!!」のような意気込みを感じます。
例年と異なり、2位のゼブラさんの「クリッカート」やセーラー万年筆さんの「SHIKIORI[四季織]マーカー」が高順位に入っており、水性カラーペンが注目されていることが伺えます。
ゼブラさんの「クリッカート」は、キャップやスライドシャッターがないのに、ノック式の水性カラーペンです。
空気中の水分を吸収して、ペン先の乾燥を防ぐ。という「モイストキープインク」が採用されています。
セーラー万年筆さんの「SHIKIORI[四季織]マーカー」は、万年筆のインクの「SHIKIORI[四季織]」と同じ色が採用されており、より手軽に試せるようになっています。
ペンケースは自立型が出尽くしたのか、トレイ型が15位・16位とランクインしています。
何より驚いたことは、4位にサンスター文具さんの「ネムミ」というどう見ても枕にしか見えないペンケースが入っていることです。
元々はサンスター文具さんが毎年開催されている、文房具アイデアコンテストのジュニア部門で佳作となったものです。
このアイデアを商品化した時点で、サンスター文具さん大丈夫か?と思ったのですが、ただ作るだけでなく「もこふあタイプ(マイクロファイバー綿)」「さらもちタイプ(ビーズクッション)」「ちょいカタタイプ(ソフトパイプ)」と寝心地を選べるように3種類の展開です。
もうね、どう考えてもペンケースとしての機能よりも枕としての機能に力を入れているとしか思えません。
基本的に「Bun2」読者って、わざわざ文具店でこの「Bun2」を手にしているような文房具偏差値の高い人が多いと思うのですが、これがここまで高ランクにいるのはきだてさんの連載「イロブン」の影響が大きいのかな・・・
「イロブン」といえば、6位の「メガミエ」もそうですよね。
確かにピンホール効果で多少視力が落ちてきても見えますが、これ授業中に使うか?
どう考えたって色物ですよ・・・
8位のGLOOは4角形のスティックのりが何かと話題になります。
僕はスティックのりも良いのですが、固定するための吸盤を意識することなく使えるのでテープカッターを激推ししています。
このBun2大賞についてだけで、軽く2時間は話せるほど内容が濃いです。
ゼブラさんの「ブレン」は、OKB(お気に入りボールペン)48選抜総選挙でも、Web投票の中間発表で絶対王者の「ジェットストリーム」を脅かすほどの票を獲得しています。
来年以降は「トレイ型のペンケース」が増えるのかな?
そして、ゼブラさんの「マイルドライナー」から続くこの「水性カラーペン」の流れがいつまで続くのか。そして水性カラーペンの書き味から水性ボールペンのユーザが増えるのか?
色々と気になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
絶対王者が陥落するのか?OKB48選抜総選挙 中間発表イベントに参加して来た
12月1日(日)に日帰りで東京に行って来ました。
目的は10月1日から始まった「第9回OKB48選抜総選挙」のためです。
読者の方は「あれ?」と思われたかも知れません。
先月名古屋で主催していたにも関わらず、東京で開催された同一のために行って来ました。
昨日開催されたイベントは、「第9回OKB48選抜総選挙 中間発表トーク&握手会in下北沢 by ブング・ジャム×古川 耕」だったのです。
名古屋で主催していたので、この中間発表トークが気になって行って来ました。
会場はおしゃれな街の下北沢にある「本屋B&B」さんです。
開場前に到着してしまったので設営を見つつ扱われている書籍を見ていたのですが、めっちゃ面白いお店です。
なんというかお店の顔が見える感じです。ベストセラーよりも、お店がオススメしたい本が置いているという感じです。
中間発表会
当日の様子が文具王の高畑さんのYoutube にアップされているので、見てみてください。
(注意:2時間オーバーの長丁場です)
OKB48中間発表! in 下北沢 本屋B&B 超大型新人登場で今年は大波乱が起きるのか?!
冒頭で握手会の追加情報が公開されました。
それは「ヨドバシカメラ」さんで10店舗(札幌、新宿西口、秋葉原、吉祥寺、埼玉、横浜、名古屋、梅田、京都、博多)です。
握手会に参加すると、自分の推しボールペンが最終的な結果にどうなのか?とより一層楽しめるかと思います。
中間発表の前に、ブング・ジャムの注目する大型新人の紹介がありました。
- ゼブラ「ブレン」
- パイロット「フリクションポイントノック04」
ざっくりこの2つの新人紹介で1時間のトークです。
もうね、ブング・ジャムの3名の息の合ったトークであっという間です。
後半は気になる中間発表です。
中間発表の集計は、10月1日〜11月30日の期間のWeb投票のみです。
全ての順位はYoutube をみていただくとして、トップ10 を紹介します。
中間発表で、1位の「ジェットストリーム スタンダード」が発表されたら会場内から「あ〜〜〜」とため息のような声が(笑)
やっぱりジェットストリーム強いな・・・と思っていたら、なんと2位の「ブレン」との差が約30Pointだそうです。しかも、一時的に数ポイント差に迫ったタイミングもあったそうです。
ジェットストリームの発売から約10年でゲルの台頭が著しいですね。
ジェットストリームといえば、トークショーでもありましたがデザインがちょっと古く感じるようになったんですよね。主催した握手会でも、書き味はいいんだけどデザインがね・・・という声が多かったです。
そして、48本のボールペンを試筆するとジェットストリームの完成度の高さを実感するんですよね。
投票締め切りまで1ヶ月を切りました。
また握手会がヨドバシカメラさんで全国で開催されるので、ぜひ握手会に参加して推しのボールペンに投票してください。
過去8回において不動の1位の「ジェットストリーム スタンダード」が陥落するかも知れない可能性が非常に高い状況になっています。
最終的な結果がどうなるのか、今から非常に興味津々です。
第9回OKB48選抜総選挙 名古屋会場の結果速報
第9回OKB48選抜総選挙の握手会を11日(月)・13日(水)・16日(土)の3日間3会場で名古屋で主催しました。
愛知というか、東海地方で「OKB」というと岐阜県大垣市に本店を置く地方銀行をイメージされて、文房具に興味のない人からすると「大垣共立銀行のイベント??」と勘違いされてしまいます。
もはや僕が名古屋で開催する際には、「大垣共立銀行さんとは関係ないよ。お気に入りのボールペンの略でOKBですよ。」というのがお約束になっています。
さて名古屋での3会場での開催が無事に終了しました。
事務局に投票用紙を郵送しましたので、年明けに全国の結果と合わせて発表されます。
でも、その前に事務局に投票用紙を送る前に、名古屋の投票結果が気になりますよね。
先にも記載した通り、全国の結果発表は年明けですが、一足先に名古屋での握手会の結果を発表しちゃいます。
第9回 OKB48選抜総選挙 名古屋会場 結果
※ 2次使用については必ず一言ご連絡をください。無断利用はおやめください。
TOP 5
- ZOOM 505 / 水性ボールペン/ ゼブラ / 水性インキ / 29 point
- アクロ300 / パイロット / 油性インキ / 28 point
- フリクションポイントノック04 / パイロット / ゲルインキ / 27 point
- ジュース アップ / パイロット / ゲルインキ / 26 point
- ユニボール エア / 三菱鉛筆 / 水性インキ / 25 point
※ポイント計算は、1位5ポイント・2位4ポイント・3位3ポイント・4位2ポイント・5位1ポイントで集計しています。
サラサラと低い筆圧でも書けるボールペンばかりですね。
でも、どれも1ポイント差で僅差ばかりです。
普段触れる事の少ない水性インキがトップ5に2つもランクインしています。
メンバーのうち水性インキは、9種類なので大健闘です。
普段からパイロットさんのフリクションを使用されている人も、そうでない人も今回からの新メンバー「フリクションポイントノック04」は高評価でした。
2位の「アクロ300」は握手会の6割が女性で細身の軸・デザインが受けたようで、女性票を多く集めていました。油性インキですが、低粘度油性の「アクロインキ」です。
インキ別人気
メンバーのインキ種類を分類すると、
- 油性インキ:17 種類
- 水性インキ:9 種類
- ゲルインキ:17 種類
- エマルジョンインキ:5 種類
なのですが、全投票でインキ種類の人気の傾向を見てみると、
- 油性インキ:115 point
- 水性インキ:119 point
- ゲルインキ:198 point
- エマルジョンインキ:35 point
インキ別では油性インキもゲルインキも同じ種類なのですが、ポイント数では油性インキよりもゲルインキが大きくポイントを離しています。
油性インキといっても、ポイントを得ているほぼ全てジェットストリームに代表される低粘度油性インキなので、従来の油性インキ・低粘度油性インキということは関係ないでしょうね。
そして何より水性インキが油性インキよりも支持されている点が面白いですね。
握手会において、水性インキの書き味の良さに驚かれる方が多かった印象はありましたが、まさかここまで支持される結果が出るとは思いませんでした。
確かに水性インキはゲルインキよりもより筆圧が不要で、サラサラと書けますしヌラヌラした油性インキやゲルインキではなかなか体験できない書き味です。
名古屋会場ではこんな結果が出ました。
全国の結果がどうなるのか?名古屋とそれ以外の地区で違いが出るのか?
早くも年明けの結果発表が気になります。
最後まで余韻でいただき、ありがとうございます。
第9回OKB48選抜総選挙 名古屋会場を主催した総評
先週はボールペンウィークでした。
それは10月1日から12月31日まで開催されている、OKB(お気に入りボールペン)48選抜総選挙の名古屋会場を開催していたからです。
OKB48選抜総選挙は今年で第9回目なのですが、第7回から一般でも開催できるようになり、第7回から愛知での開催を行ってきました。
3回目ともなると、なんだか季節行事のような感覚になってきますね。
合計で3会場で開催させてもらったのですが、多くの人にご参加いただけて開催してよかったです。
今日と明日のブログは愛知で開催した第9回OKB48選抜総選挙の報告をします。
今日は総評として全体を通して、僕が気になった・気づいた内容を中心に書きます。
明日は実際の投票結果を詳しく見ていこうと考えています。
第9回OKB48選抜総選挙 愛知会場
11日(月)・13日(水)・16日(土)の3日間3会場で開催させてもらいました。
(13日(水)は高校で総合学習の時間での開催でしたので、大人ではなく将来使うであろう高校生を対象としてクローズドな環境での開催でした。)
基本的に文房具が好き・興味があるという人の参加が多かったのですが、16日(土)の開催ついては、店舗で終日開催させていただいたため、偶然お店に来店いただいたお客様にも試していただけました。
偶然お越しのお客様の大半は、ボールペンに違いがあることを意識されていない方もお越しいただけました。
総評
普段使用されているボールペン
参加者の多くの方が普段使っているボールペンは油性インキ・ゲルインキが多いようです。
やはり水性インキだとどうしてもキャップ式になってしまうので、手軽に使えるノック式の油性インキ・ゲルインキが多いようです。
絶対王者の「ジェットストリーム スタンダード」はやっぱりすごい
過去8回の開催において、不動の1位の三菱鉛筆の「ジェットストリーム スタンダード」のすごさを実感される方が多かったです。
48種類のボールペンを書き比べした際に、ソツのない完成度に改めて感心していました。
でも、唯一の不評はデザイン。2006年発売当初から変わらぬデザインですが、ちょっと現在ではあまり受けがよくないようでした。特に女性からの書き味は良いんだけど、デザインがね・・・と多くの方がおっしゃて見えました。
替え芯の入手しやすさもポイント
OKB48選抜総選挙では、最大5位までのお気に入りのボールペンを投票します。
その際のポイントで、「1画目がかすれないか」「筆記バランスはどうか」「発色・滲み・裏写りは?」などなど色々な視点で決めて見えました。
その決めるポイントにおいて、「替え芯が手軽に入手できるか」というのも大きなポイントにされている方が多かったです。
中には書き味などではランクイン確実なのに、替え芯の入手がしにくいという点でランキングから外れたボールペンもありました。
推しポイントは人それぞれ
お気に入りのボールペンを決める。というイベントですが、先にも書いた通り、様々な判断基準があります。
でもね、これって「目玉焼きに合う調味料は何か?」と同じで、絶対的な正解って無いと思います。
「書きやすさ」と言っても、人それぞれです。サラサラした書き味が好きな人も、ヌメヌメした書き味が好きな人もいます。
だから「正直、書きにくいんだけど、デザインがめっちゃ好き!!」っていうのも全然ありだと僕は考えています。
僕なんかは結構マニアックに、書き味とか機構とか気になってしまいますが、そんな視線だけじゃつまら無い。色々な視線・視点があるから、色々な商品が出てくるから、色々な視点で投票して欲しいですね。
これから握手会に参加される人にアドバイス
OKB48選抜総選挙の握手会は「48種類のボールペンを試し書きする」という文房具に興味のない人からしたら、狂気のような物好きなイベントです。
文房具好きでも、1〜2時間で48種類ものボールペンを試し書きするとめちゃくちゃ疲れます。途中から違いが分からなくなる、ある種のゲシュタルト崩壊のような状態に陥ってしまいます。
なので適度に休憩を取りながら、慌てずゆっくり楽しんで欲しいと思います。
まだまだ握手会は全国で開催されていますので、興味のある人はぜひ足を運んでください。
なお12月1日(日)には、中間発表や文具王の高畑さんの解説がある握手会が東京で開催されます。 (愛知で3会場を主催したのに、この握手会に行きたいw)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
フリクションが苦手だったのに思わず悔しい・・・と思わせた「フリクションポイントノック04」
消せるボールペンの代名詞的な「フリクションボール」。
僕が勤めている会社では、ほぼ全員が愛用しているんじゃないか?というほど普及しています。
でもね、僕は「フリクションボール」の発色がちょっと好きじゃない。
なんというか薄墨のような、なんだかボヤけたような発色が気になっていました。
先日発売された「フリクションポイントノック04」を試筆したら、思わず「おっこれ良いかも・・・」と思いました。
ちょっと使ってみようと、早速近所の文具を扱っているお店に行って早速購入しました。
結論から言うと、発色が気になってフリクションボールを避けていた人も、一度使ってみると良い。
正直、ここまでのクオリティにフリクションボールがなっていて、正直悔しいと思ってしまいました。
フリクションポイントノック04
製品情報
- 価格:250円(税別)
- ボール径:0.4mm
- インキ色:ブラック・レッド・ブルー・グリーン・ブルーブラック・オレンジ・ピンク・ライトブルー
製品特徴
基本的なデザインは従来のフリクションと同様です。
違いとしてはクリップが金属と言う点くらいかな・・・
最大の違いはペン先のチップです。
従来のフリクションは、円錐形状のコーンチップと言われる形状でした。
以下の写真は手元にあったフリクションのペン先を並べたものです。
右から0.5mm・1.0mm・0.38mm・0.4mmです。
上記の写真の左端だけ、ペン先のチップの形状が異なることがわかります。
「フリクションポイントノック04」は、「シナジーチップ」と呼ばれるチップが採用されています。
このチップの特徴は、極細でも先端のギリギリまで円錐形状のコーンチップでありながら、先端は極細のペン先によく採用されている「パイプチップ」のそれぞれの特長を活かした構造になっています。
このチップと同じもの採用されているのは、「ジュースアップ」です。
ジュースアップは、0.3mmや0.4mmと言う極細でありながらインクフローがよく、発色が良いため人気のボールペンです。
実際に試筆したのが、下の写真です。
書き味は一番近い0.38mmと比較すると、ヌラヌラ感の違いがよくわかります。
チップの構造が違うと、これほど違うのか!!とびっくりしました。
インクフローがよくなったため、発色も良い感じです。
消すことができるという利便性よりも発色が気になって、なかなか使う気にならなかったフリクションですが、今回の「フリクションポイントノック04」は使ってみようという気持ちになりました。
さらにインキ色もブラック・レッド・ブルーだけでなく、ブルーブラックやオレンジなど好きな色があるので、揃えて使ってみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
トンボ鉛筆の発売前の「モノタフ」レビュー
以前、ツイッターでトンボ鉛筆さんがこんなツイートをされていました。
\🎁発売前の「モノタフ」が当たる📣/
— トンボ鉛筆 (@tombowpencil) 2019年11月1日
MONO消しゴムの消字力はそのまま、折れに強くなった「モノタフ」ついに完成🎊
抽選で、11月下旬発売予定のモノタフ3コセットが当たります。お友達とシェアして使ってね!
当アカウントをフォロー&この投稿をRTで応募完了です。
応募は11月4日(月)まで!続く→ pic.twitter.com/wowYa1oD6v
発売前の消しゴムということで、条件反射というか脊髄反射的にリツイートしました。
今までの経験上、こういう懸賞は当たらない・・・と諦めていたのですが、何とトンボ鉛筆さんから当選のDMを頂き、先日届きました。
モノタフ
MONO消しゴムの「青」「白」「黒」のトリコロールカラーのイメージですよね。
今回発売される「モノタフ」は黒を基調としたシックなデザインです。
まずはどんな消しゴムか、紹介文を引用します。
MONOシリーズに、新たな仲間が誕生します。
その名も「モノタフ」新配合の消しゴム+独自形状のスリーブで、折れ、割れ、カケに強い消しゴムです。
まだ発売前なので、情報がこれくらいしかないようです。
発売日も価格もちょっと不明です。
ということで届いた「モノタフ」を観察してみました。
外観
手元に同じ大きさのMONO 消しゴムは、7月に発売された「モノカラー誕生50周年記念セット」と同じ大きさでした。 MONO 消しゴムの一番小さい、定価60円(税別)と同じ大きさです。
従来のスリーブと違う点が2点ありました。
1. スリーブの左側の断面が斜めにカットされている
2. 約7mm間隔でスリーブにミシン目が入っている
1点目のスリーブが斜めにカットされているのは、スリーブの断面で消しゴム本体が折れたり・割れたりしないように力を分散するための加工だと思います。
この力を分散させるサポートとして、長辺の真ん中辺りに指を置く目安の矢印マークがあります。
2点目のスリーブのミシン目は、消しゴムが小さくなってきたら、大きさに合わせてスリーブを使いやすいようにするためのものです。
1点目の断面を生かすために、スリーブを短くする場合は後ろ側のストレートにカットされた方から短くしてくべきですね。
どれくらいタフか
通常の「MONO 消しゴム」と比較ですが、全く違います。
スリーブから外して「モノタフ」で通常の「MONO 消しゴム」と同じようにしならせようとしたのです、硬さが全く違います。
全くしならない訳ではないのですが、わざと折ろうとしてもかなり苦労しそうです。
通常の「MONO 消しゴム」と比較すると、全くの別物です。
消し味・消字性の比較
消し味は通常の「MONO 消しゴム」は紙にねっとりとまとわりつくような感覚だとすると、「モノタフ」は紙を擦るような感覚です。
消字性に付いては違いが分からないくらい、綺麗に消すことができます。
どちらも同じような力で、軽く消すことができました。
1cm四方を塗りつぶして消してみたところ、消しクズに違いがありました。
「MONO 消しゴム」は消しクズが消しゴム本体に付いていますが、「モノタフ」は細かな消しクズが本体から離れます。
「モノタフ」は消しクズがまとまるタイプではなく、細かな消しクズが発生するタイプのようです。
今回、懸賞に当選して発売前に「モノタフ」を手にすることができました。
この消しゴムは、まずは力加減の難しいお子さんにオススメしたいです。
やっぱりタフということで、消しゴムを使っていて折れたり欠けたりする人は、ぜひ一度試してみて欲しいですね。
最後に1点改善というか要望ですが、細かな消しクズが発生するので、消しゴム本体が黒色タイプが欲しいですね。
黒色タイプの消しゴムだと細かな消しクズでも目立つので、ぜひブラックタイプもラインナップに入れて欲しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。