浮世絵から色の着想を得た「浮世絵インク」
万年筆の世界はホント奥が深いです。
セーラー万年筆のインクブレンダーの石丸さんが、「万年筆樹海2丁目インク沼」と名言?を仰られたそうですが、まさにそうだと思います。
先月には「文具女子博#インク沼」という、万年筆のインクに特化したイベントが開催され、さらに「趣味の文具箱」というムック本の最新号は、インク特集で「ペン&インクブランド」「ショップオリジナル」の万年筆インクが合計で1,517色のカタログが付録で付いていました。
でもね、万年筆のインクってはっきりした色というか、カチッとした色味が多いように感じます。
せっかくなら和色もあってもいいよね〜と思っています。
実は僕の行きつけの岐阜県大垣市の川崎文具店さんのオリジナルインクの「インペリアル敷島」が和色で、結構好きなんですよね。
せっかくならもっと増えてもいいのにな〜と思っていたら、ナカバヤシの高級筆記具ブランド「TACCIA」から和色の万年筆インクが発売されます。
浮世絵インク
製品情報
- 価格:1,600円(税別)
葛飾北斎4色
東洲斎写楽4色
製品特徴
TACCIA の万年筆インクコレクションに浮世絵から色の着想を得た「浮世絵インク」シリーズが登場です。第1弾は葛飾北斎4色、東洲斎写楽4色の全8色。インクは安全性の高い原材料を使用しており、国内で開発。製造を行っております。
このインクは、「TVチャンピオン ~極~」で一緒に共演し、チャンピオンになられた文具ソムリエの石津 大さんがプロデュースされています。
8月に大阪で開催された文紙MESSEの講演で、チラッと紹介されていました。
色も素敵なのですが、パッケージも力が入っています。
それぞれの浮世絵師の浮世絵が印刷されており、確かシリーズ全てのパッケージを並べるとイラストか何かが組み上がるようになっていたと思います。
実は「文具女子博#インク沼」のナカバヤシさんのブースでも、販売されていたのですが時間がなくてちゃんと見れなかったんですよね。
色味は和色のなんともいえないいい感じです。
ホームページのサンプルを見る限り、濃淡が現れて楽しそうです。
「写楽菜種」なんて何を書こうかワクワクします。
今回の「葛飾北斎」「東洲斎写楽」は第一弾で、今後第二弾も発売されるそうです。
ますますインク沼の深みにハマりそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
みんなのオススメ文房具ベスト3
9月21日(土)に文房具朝食会@名古屋を開催しました。
本来であれば、主宰の猪口フミヒロさんがみえるのですが、何でも外せない予定が入ってしまったとのことで、今月の上旬に急遽僕が開催することになりました。
最近の文房具朝食会@名古屋のテーマが「問題を解決してくれた文房具、あなたの役に立った文房具」や「インクの思い出を教えてください」という真面目なテーマが続いたので、今回は主催者権限で緩いテーマで行いました。
会場は、文房具朝食会@名古屋の憩いの場となっている「NO DETAIL IS SMALL」さんです。
今回は開催中に、お店を取り上げた番組が放送されるとのことで、みんなで拝見しました。
そういたら放送直後から、問い合わせの電話が鳴りっぱなし・・・いや〜テレビの影響力のすごさを目の当たりにしました。
第121回 文房具朝食会@名古屋
今回は先に書いた通り緩いテーマということで、「みんなにオススメしたい文房具ベスト3」という内容です。
日常生活やお仕事で文房具は切っても切れない関係ですので、お気に入りの文房具・オススメしたい文房具ってありますよね。
そんな文房具を紹介してもらおう。という企画です。
早速皆さんに紹介してもらった文房具を一部紹介します。
あたぼう x ぷんぷく堂 「ふたふで小箱」
「飾り原稿用紙」で有名な「あたぼう」さんと、「あなたの小道具箱」で有名な「ぷんぷく堂」さんのコラボ商品。
中には「ふたふで箋」という200字詰の飾り原稿用紙のミニ版が入っています。
紹介してくれた方は、お客さんに書類を郵送する際に、ちょっと手書きでお礼などを書かれるそうです。
仕事の書類であっても、手書きの手紙が入っていると嬉しいですよね。
シヤチハタ 「迷惑行為防止スタンプ」
「シヤチハタ」さんが限定500個のテスト販売されたスタンプです。
ちゃんと購入しちゃうあたり、さすが文房具朝食会@名古屋のメンバーですね。
これは特殊インキであるUV発色インキを採用したキャップレス9で、迷惑行為防止条例などに抵触する行為に対し、抑止力や実用性の検証を兼ねたテスト販売で、何でも販売開始30分程度で完売したそうです。
僕も購入しようかと思ったのですが、仕事が終わってからサイトを確認したらすでに完売してました。
本当はこんな商品が無くても良い世の中であるべきですが、悲しいかな現実はそうではないので、少しでも被害が減るように文房具が役に立つといいですね。
(今回の販売はテスト販売ですが、今後改良・発売に向け更に開発を進めていく予定とのことです)
「ロルバーン 2020年手帳 / 修正テープ」
デルフォニックスのロルバーンと、ロルバーンの中紙と同色の修正テープです。
オシャレなカバーと、書きやすい中紙のロルバーンの手帳です。
そして先日発売されたロルバーンの中紙と同色の修正テープです。
ロルバーンの中紙は、クリーム色なのでよく販売されている白色の修正テープだと目立ってしまうんですよね。
PILOT 「TIMELINE PAST」
「PILOT」さんから発売されている低粘度油性アクロインキが搭載されている「TIMELINE」。
特徴はダブルアクション繰り出し式ですね。
TIMELINE には「PRESENT(3,000円)」「FUTURE(5,000円)」「PAST(7,000円)」と、軸・グリップ部の素材によって3つのラインナップがあります。
これを紹介してくれた方は、岐阜県大垣市にある「川崎文具店」さんでこのボールペンを購入されたそうです。
(当初は万年筆を購入する予定だったそうですが・・・)
川崎文具店さんでは、このボールペンは非常に縁起の良いボールペンとされており、購入された多くの方が出世されているそうです。
かく言う僕も、川崎文具店さんでこのボールペンを購入してから、しばらくしたらテレビ出演のオファーがありました。
KING JIM 「マグフラップ」
クリップボードなのですが、綴じている紙やめくった紙を固定できる非常によく考えられている商品です。
クリップボードを使っていると、紙の下部だけでなく綴じている上部の左右も紙がめくれて気になりますよね。
紙がめくれないように、マグネットで綴じちゃっています。
三菱鉛筆 「ユニボール R:E +」
「三菱鉛筆」さんから発売されている消せるボールペンの「ユニボール R:E」と低粘度油性インキの代表ともいえる「ジェットストリーム」がセットになったものです。
紹介された方は、3本が専用のケースに入っておりワンプッシュで取り出せるので、手帳にセットして使用されているとのことです。
手帳に書いた予定は、変更になったり場合によっては無くなったりするので、この消せるボールペンを使われている方は多いと思います。
このように3本がセットになって、さらに手帳と携帯しやすい形態になっているは嬉しいですよね。
各種方眼ノート
罫線は「方眼がイチバン」ということで、大小様々なノート・メモ帳の方眼を使っているそうです。
「方眼がイチバン」という方は他の参加者の方もみえました。
どうして「なぜ「方眼」の罫線がいいのか?」と聞いたところ、「横罫だと罫線に従って書かなきゃ。と思うけど、方眼なら罫線を意識しても、無視しても自由にも書ける。」とのことでした。
いや〜わかります。僕も全く同じ理由で「方眼」を愛用していますからね。
そして「方眼」罫線の色味の話にもなりました。
あまり主張してくる色味だと使いにくいよね。とか・・・なかなか面白かったです。
当日は台風の影響で雨天の予報だったのですが、幸い最後まで雨に降られることもなく無事に終えることができました。
30分ほど時間を超過してしまいましたが・・・
先月はライブの遠征と重なって参加できず、2ヶ月ぶりの参加が主催という形だったのですが、やっぱり同好の人たちと過ごす時間は楽しいですね。
文房具に詳しくなくても、なんとなく文房具に興味がある・文房具好きかも・・・。という人もぜひ参加していただきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
充実した検索機能の「手帳検索事典」がスタートしています
文房具売り場に、来年の手帳が数多く並び始めましたね。
今購入しても、使い始めるのは3ヶ月以上先だったりするのですが、人気のデザインなど一部の商品は早々に売り切れてしまうので、気に入ったものがある人は早めの購入がオススメです。
しかし、手帳ってすごいいっぱい種類がありますよね。
「コレ」という手帳が決まっている人はいいのですが、どの手帳にしようか・・・と悩まれている人は大変ですよね。
手帳は他の文房具よりも使う人の生活に密接に関係しているので、他の人にとって使い勝手がよくても、自分にはイマイチ・・・なんてことは珍しくありません。
例え同じ職場・業種で働いていても、手帳に求めるものが異なれば、当然マッチする手帳も異なってきます。
そうなるとなかなか自分のニーズにマッチする手帳を探すのは、本当に大変で手帳ジプシーの人は多いと思います。
そんな手帳ジプシー・自分に合う手帳を探す手助けとなるサービスが東急ハンズさんで始まりました。 それは「手帳検索事典」というWebサービスです。
今日確認しただけで、98種類もの手帳からニーズにあった手帳が検索できるようになっています。
ただ手帳のレイアウトやサイズなどから検索できるだけでなく、管理したい内容でも検索ができるようになっています。
この検索項目はほんとすごいです。
いきなり検索しても良いのですが、「手帳のきほん知識」というページを一読してから検索することをオススメします。
手帳のレイアウトや、手帳の綴じ方といった手帳の作りだけでなく、「手帳選びのコツ」が記載されています。
この項目では手帳で何を管理したいのか・手帳で何がしたいのか。ということを見直すきっかけになると思います。
この「手帳選びのコツ」を抜粋しますが、
- Planning
・目標設定を明確にしたい ・夢を叶えたい・計画的に行動したい - Scheduling
・予定を管理したい ・アポイントを共有したい・時間を効率的に使いたい - Task Management
・TODO管理をしっかりしたい ・やる、やらないを明確にしたい・チェックリストを活用したい
大きく分類しても、手帳に求める機能はこのように分類されます。
ということは、TODO管理をしたいと思っている人が、「目標設定を明確にしたい」という人向けの手帳を使ってもイマイチしっくりこないのは当たり前です。
まずはこの「手帳のきほん知識」を一読して、手帳に何を求めてるのか明確にしましょう。
それこそプランニングに特化した手帳と、スケジューリングに特化した手帳を併用して使用しても全然問題ないです。
機能が違うのだから、複数の手帳を使い分けるのも一つの方法だと思います。
綴じ手帳(リングを含む)が中心で、システム手帳のリフィルには対応していないので、システム手帳派の人は使えないので注意が必要です。
この非常に優れた「手帳検索事典」のサービスの監修を見てみたら、なんと関西手帳研究会会長の荒川さんと、書籍の企画・編集ユニット「choudo」の木庭さんじゃないですか。
荒川さんは、「手帳事典」の著者です。この「手帳事典」はほんとすっごいいい本で、色々な手帳が詳しく解説されているだけでなく、手帳の機能などがわかりやすく解説されているんですよ。
また「choudo」の木庭さんは、「文房具屋さん大賞」など文房具に関係する雑誌を発行されています。
このサービスが他に類をみないのは、このお二人の力ですね。
なかなか自分に合う手帳が見つけられないな・・・と悩んでいる人には、この検索サービスを一度使ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
スターバックスとコクヨのコラボした環境に配慮されたノート
僕の中でオシャレなコーヒーショップのイメージが非常に強い「スターバックスコーヒー」
大学生の頃に僕の生活圏内にも出店されて、憧れながらも来店する勇気がなかなか湧かず躊躇した記憶があります。
まぁいまだに独りでスターバックスに行くと、注文はホットかアイスの2択なんですけどね・・・
カスタマイズもできて、たまに呪文か?と思うようなオーダーをされているお客さんを羨望の眼差しで見ています。
そんなスターバックスコーヒーさんが、コクヨとコラボしてノートを発売されるという事で先日ノートを買いにスターバックスに行ってきました。
そしてコーヒーを注文せずノートだけお会計したら、店員のお姉さんに話しかけられてちょっとビックリしました。
スターバックス キャンパスリングノート
●紹介ページ
「スターバックスがCampusと初コラボレーション!ミルクパックをリサイクルした、サステナブルなノート誕生。」
https://kokuyo.jp/starbuckscampus/pr/
製品情報
※ブルーグレー、ピンク、ホワイト、カーキ、グレーの5色展開で、ホワイト以外は限定色
製品特徴
この商品はスターバックスコーヒーの店舗から排出されるミルクパックを再生して表紙・裏表紙に使われているそうです。
スターバックスの全国約1,450店舗で、あわせて年間約1,000トンものミルクパックが排出されるそうです。
もともとスターバックスでは、ミルクパックは100%リサイクルされていて、紙ナプキンやお手拭きに生まれ変わっていたそうです。
さらにミルクパックだけでなく、聞いた話では店舗で出るコーヒーカスも再利用されているそうです。
もともと環境意識の高い企業なんですね。
店舗だけで循環させるだけでなく、より身近に幅広い世代の人に使ってもらえるようにとコクヨとコラボされたそうです。
今回のコラボノートには、約30トンのミルクパックが使われているそうです。
再生紙でできた表紙・裏表紙とのことですが、紙が反らないようにコーティングされています。
手触りはまるで蝋のような独特なコーティングです。
紹介ページを読んでみると、2年半の歳月の試行錯誤の結果のようです。
表紙や裏表紙を見てみたときに、再生紙独特の黒い斑点などが非常に少ないことに驚きました。
これは材料となったスターバックスのミルクパックそのものの印刷が少なくて、さらにモノクロのシンプルなデザインのためのようです。
中紙はコクヨのキャンパスノートと同じです。
リングから切り離ししやすいようにマイクロミシンが入っており、罫線も使いやすい方眼になっています。
そしてページの右上には日付を書き込めるようになっています。
表紙も奇抜なデザインではないけど、スターバックスの商品だとわかるデザインになっています。
実用性という面から見ると、せっかくコクヨさんとのコラボなので、ソフトリングノートだとなお良かったですね。
でもそうすると、リング部分が樹脂だから再利用という観点から趣旨から外れるのかな・・・
表紙裏にあるこんな言葉が記されています。
『限りある地球の資源を最後まで大切に使いたい。
そんな想いから、スターバックスの店舗からミルクパックを集めて毎日使えるノートをつくりました。
これはグリーンな未来につながる1冊です。』
最初の一文は、これはこのノートに限った事ではないですよね。
このノートに限らず、これからは環境に配慮された商品というのが当たり前になってくるといいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あとは紙を用意するだけ!ステッドラーのスケッチ・デッサンセット
9月上旬も過ぎ、朝晩はやっと過ごしやすい気温になってきましたね。
なかなか実感はわきませんが、季節は秋に確実に移ってきています。
秋といえば、「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」などなど、過ごしやすい気候のためだからか、「○○の秋」とよく言われますね。
文房具好きとしては、文房具と密接な「芸術の秋」を推したいですね。
親父殿や妹は、美的センスがあってちょっと絵を書いたりしても、上手に描くんですよね。
残念ながら僕には美的センスが遺伝しなかったみたいで、「芸術」とは縁が少ない僕ですが、毎年秋になると触発されます。
絵を描いて、色を塗って・・・となると、なかなか工程が多くなかなか踏ん切りがつきません。
でも、鉛筆だけでできるデッサンは興味津々です。
そんなデッサンを始めるのに、良さそうなアイテムを見つけました。
ステッドラー トラディション メタル缶セット
製品情報
- セット内容:トラディション鉛筆(全12硬度) / 蓋付きシャープナー / トラディション字消し / カラト アートイレイザー
- 価格:1,750円(税別)
- 鉛筆硬度:6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H
製品特徴
ステッドラーは、ドイツの筆記具や製図用品の世界的なメーカーです。
ちなみにステッドラー社は現存する鉛筆メーカーとしても、世界で1・2を争う歴史を有するメーカーです。
今回のセット内容は、あとは紙さえ用意すればデッサンやスケッチを始められる内容になっています。
トラディション鉛筆
青軸の「マルス ルモグラフ」ではなく、一般的な用途に向けたドイツカラーの「トラディション」の全12硬度がセットになっています。
4H 〜 6Bまでの硬度を揃えています。
確かに10Hとか10Bとかって、特殊過ぎて使えないですから、これくらいの硬度が使いやすくていいのでしょうね。
蓋付きシャープナー
一つ穴の鉛筆削りです。
鉛筆なので描いていると芯が丸まってくるので、シャープナーは必須アイテムです。
デザインも鉛筆と同じドイツカラーの「黒・赤・金」になっています。
消しゴム
通常のプラスチック消しゴムの「字消し」と、デッサンやスケッチで使用する練り消しの「アートイレイザー」の2種類がセットになっています。
これか全てが「トラディション鉛筆」デザインのメタル缶に、一式セットで入っています。
僕のようにこれからデッサン・スケッチを初めてみようかな・・・という人にオススメな内容です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
独特の書き味のプラスチック万年筆「プラマン」40周年記念インキ発売
文房具には多くのロングセラー商品があります。
身近で定番なので、一体いつ発売されたのか知らないものが多いです。
そんなロングセラー商品の一つPentelさんの「プラマン」がなんと40周年とのことで、この度40周年記念インキ色が発売されるとのことです。
プラマン40周年記念インキ
製品情報
- 価格:1本200円(税別)
- インキ色:バーガンディ / ブルーブラック / オリーブグリーン / ダークグレイ / ターコイズブルー / セピア
- インキ種類:水性インキ
プラマン40周年 限定3色セット仕様
- 価格:600円(税別)
- セットカラー:バーガンディ, ブルーブラック, オリーブグリーン
製品特徴
今年40周年となる「プラマン」は、「世界初のプラスチック万年筆」として誕生しました。
ペン先が「細い棒状のプラスチック」とそれを覆う「やじり型のプラスチック」で出来ており、この「細い棒状のプラスチック」に細い孔が無数に開いており、ここをインキが毛細管現象として通って筆記することがでいるようになっています。
筆記できるようにしている機能は万年筆と一緒です。
「細い棒状のプラスチック」の先は細く削られているので全方位で書け、また筆圧をかけることで先がわずかに2つに割れて、寝かしても書くことができます。
そのため独特な書き味で、1本で0.4〜0.7mmの筆記線幅が可能となっています。
またどのインキのペンなのかわかるように、「やじり型のプラスチック」やクリップ部にそのインキ色の「カラーインジケーター」が付いています。
同じデザインの筆記具だと、何色のインキか分からないのですが、このようにどの色のインキが入っているか一目でわかるようになっています。
通常の「プラマン」のインキは、ブラック / レッド / ブルーの3色です。
今回の40周年記念インキは、バーガンディ / ブルーブラック / オリーブグリーン / ダークグレイ / ターコイズブルー / セピア となります。
どれも素敵な色味で、ぜひ定番化して欲しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
【レビュー】透明なのに消しやすい「Clear Radar」
鉛筆好きにとって、鉛筆と密接な文房具の消しゴムがあります。
そんな消しゴムに新商品が発売されました。
その消しゴムは、8月に大阪で開催された「文紙MESSE」で発表されたシードさんの「Clear Radar(クリア レーダー)」です。
ちなみにシードさんの青色のスリーブ(ケース)に入っている「Radar」という消しゴムは、2018年に発売50周年を迎えたロングセラーの消しゴムです。
Clear Radar
製品情報
- クリアレーダー100
- サイズ:幅43mm × 奥行き18mm × 高さ12㎜
- 価格:100円(税別)
- クリアレーダー150
- サイズ:幅55mm × 奥行き21mm × 高さ12㎜
- 価格:150円(税別)
※ Clear Radar は限定品ではなく通常商品です。
製品特徴
最大の特徴は消文性が高い「透明」な消しゴムということです。
今までも透明な消しゴムというのは、数は少ないですがありました。
しかしそれらの消しゴムは、通常の消しゴムより消文性が低く実用性が高いとは言えませんでした。
しかし今回発売された「Clear Radar」は、消文性は高く他の消しゴムと遜色はありません。
実際に「Clear Radar」で消してみたのですが、綺麗に消すことができます。 (上の写真は軽い力で、何度か消しゴムを動かしました。)
左右・上下に消しゴムを動かすよりも、丸や「の」の字を書くように消しゴムを動かすとより綺麗に消せるような気がします。
「Clear Radar」は消しゴムのコシが強く、力を入れてもしっかりと受け止めてくれます。
消しクズですが、非常に細かく出てきました。
さらに消しゴム本体に消しクズが付くことはありませんでした。
消しゴムが透明なので、消す際に対象の場所がうっすらと見えるので、今までにない感じです。
「Clear Radar」は限定品ではなく、通常ラインナップの商品ですので今はまだ供給が需要に追いつていない状況ですが、そのうちに安定供給されるようになると思います。
当面はこの「Clear Radar」を普段使いしてみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。