(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

スターバックスとコクヨのコラボした環境に配慮されたノート

僕の中でオシャレなコーヒーショップのイメージが非常に強い「スターバックスコーヒー」
大学生の頃に僕の生活圏内にも出店されて、憧れながらも来店する勇気がなかなか湧かず躊躇した記憶があります。
まぁいまだに独りでスターバックスに行くと、注文はホットかアイスの2択なんですけどね・・・
カスタマイズもできて、たまに呪文か?と思うようなオーダーをされているお客さんを羨望の眼差しで見ています。

そんなスターバックスコーヒーさんが、コクヨとコラボしてノートを発売されるという事で先日ノートを買いにスターバックスに行ってきました。
そしてコーヒーを注文せずノートだけお会計したら、店員のお姉さんに話しかけられてちょっとビックリしました。

スターバックス キャンパスリングノート

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スターバックス キャンパスリングノート

●紹介ページ
スターバックスがCampusと初コラボレーション!ミルクパックをリサイクルした、サステナブルなノート誕生。」
https://kokuyo.jp/starbuckscampus/pr/

製品情報

※ブルーグレー、ピンク、ホワイト、カーキ、グレーの5色展開で、ホワイト以外は限定色

製品特徴

この商品はスターバックスコーヒーの店舗から排出されるミルクパックを再生して表紙・裏表紙に使われているそうです。

スターバックスの全国約1,450店舗で、あわせて年間約1,000トンものミルクパックが排出されるそうです。
もともとスターバックスでは、ミルクパックは100%リサイクルされていて、紙ナプキンやお手拭きに生まれ変わっていたそうです。
さらにミルクパックだけでなく、聞いた話では店舗で出るコーヒーカスも再利用されているそうです。

もともと環境意識の高い企業なんですね。
店舗だけで循環させるだけでなく、より身近に幅広い世代の人に使ってもらえるようにとコクヨとコラボされたそうです。

今回のコラボノートには、約30トンのミルクパックが使われているそうです。

再生紙でできた表紙・裏表紙とのことですが、紙が反らないようにコーティングされています。
手触りはまるで蝋のような独特なコーティングです。
紹介ページを読んでみると、2年半の歳月の試行錯誤の結果のようです。

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表紙デザイン

表紙や裏表紙を見てみたときに、再生紙独特の黒い斑点などが非常に少ないことに驚きました。
これは材料となったスターバックスのミルクパックそのものの印刷が少なくて、さらにモノクロのシンプルなデザインのためのようです。

中紙はコクヨのキャンパスノートと同じです。
リングから切り離ししやすいようにマイクロミシンが入っており、罫線も使いやすい方眼になっています。
そしてページの右上には日付を書き込めるようになっています。

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ページの右上には日付の記入欄

表紙も奇抜なデザインではないけど、スターバックスの商品だとわかるデザインになっています。

 

実用性という面から見ると、せっかくコクヨさんとのコラボなので、ソフトリングノートだとなお良かったですね。
でもそうすると、リング部分が樹脂だから再利用という観点から趣旨から外れるのかな・・・

表紙裏にあるこんな言葉が記されています。

『限りある地球の資源を最後まで大切に使いたい。
 そんな想いから、スターバックスの店舗からミルクパックを集めて毎日使えるノートをつくりました。
 これはグリーンな未来につながる1冊です。』

最初の一文は、これはこのノートに限った事ではないですよね。
このノートに限らず、これからは環境に配慮された商品というのが当たり前になってくるといいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

あとは紙を用意するだけ!ステッドラーのスケッチ・デッサンセット

9月上旬も過ぎ、朝晩はやっと過ごしやすい気温になってきましたね。
なかなか実感はわきませんが、季節は秋に確実に移ってきています。

秋といえば、「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」などなど、過ごしやすい気候のためだからか、「○○の秋」とよく言われますね。
文房具好きとしては、文房具と密接な「芸術の秋」を推したいですね。
親父殿や妹は、美的センスがあってちょっと絵を書いたりしても、上手に描くんですよね。
残念ながら僕には美的センスが遺伝しなかったみたいで、「芸術」とは縁が少ない僕ですが、毎年秋になると触発されます。

絵を描いて、色を塗って・・・となると、なかなか工程が多くなかなか踏ん切りがつきません。
でも、鉛筆だけでできるデッサンは興味津々です。
そんなデッサンを始めるのに、良さそうなアイテムを見つけました。

ステッドラー トラディション メタル缶セット

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ステッドラー トラディション メタル缶セット

www.staedtler.jp

製品情報

  • セット内容:トラディション鉛筆(全12硬度) / 蓋付きシャープナー / トラディション字消し / カラト アートイレイザー
  • 価格:1,750円(税別)
  • 鉛筆硬度:6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H

製品特徴

ステッドラーは、ドイツの筆記具や製図用品の世界的なメーカーです。
ちなみにステッドラー社は現存する鉛筆メーカーとしても、世界で1・2を争う歴史を有するメーカーです。

今回のセット内容は、あとは紙さえ用意すればデッサンやスケッチを始められる内容になっています。

トラディション鉛筆

青軸の「マルスモグラフ」ではなく、一般的な用途に向けたドイツカラーの「トラディション」の全12硬度がセットになっています。
4H 〜 6Bまでの硬度を揃えています。

確かに10Hとか10Bとかって、特殊過ぎて使えないですから、これくらいの硬度が使いやすくていいのでしょうね。

蓋付きシャープナー

一つ穴の鉛筆削りです。
鉛筆なので描いていると芯が丸まってくるので、シャープナーは必須アイテムです。
デザインも鉛筆と同じドイツカラーの「黒・赤・金」になっています。

消しゴム

通常のプラスチック消しゴムの「字消し」と、デッサンやスケッチで使用する練り消しの「アートイレイザー」の2種類がセットになっています。

 

これか全てが「トラディション鉛筆」デザインのメタル缶に、一式セットで入っています。
僕のようにこれからデッサン・スケッチを初めてみようかな・・・という人にオススメな内容です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

独特の書き味のプラスチック万年筆「プラマン」40周年記念インキ発売

文房具には多くのロングセラー商品があります。
身近で定番なので、一体いつ発売されたのか知らないものが多いです。

そんなロングセラー商品の一つPentelさんの「プラマン」がなんと40周年とのことで、この度40周年記念インキ色が発売されるとのことです。

プラマン40周年記念インキ

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プラマン40周年記念インキ

www.pentel.co.jp

製品情報

  • 価格:1本200円(税別)
  • インキ色:バーガンディ / ブルーブラック / オリーブグリーン / ダークグレイ / ターコイズブルー / セピア
  • インキ種類:水性インキ

プラマン40周年 限定3色セット仕様

  • 価格:600円(税別)
  • セットカラー:バーガンディ, ブルーブラック, オリーブグリーン

製品特徴

今年40周年となる「プラマン」は、「世界初のプラスチック万年筆」として誕生しました。

ペン先が「細い棒状のプラスチック」とそれを覆う「やじり型のプラスチック」で出来ており、この「細い棒状のプラスチック」に細い孔が無数に開いており、ここをインキが毛細管現象として通って筆記することがでいるようになっています。
筆記できるようにしている機能は万年筆と一緒です。

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ペン先が2つのパーツで構成

「細い棒状のプラスチック」の先は細く削られているので全方位で書け、また筆圧をかけることで先がわずかに2つに割れて、寝かしても書くことができます。
そのため独特な書き味で、1本で0.4〜0.7mmの筆記線幅が可能となっています。

またどのインキのペンなのかわかるように、「やじり型のプラスチック」やクリップ部にそのインキ色の「カラーインジケーター」が付いています。

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カラーインジケーター

同じデザインの筆記具だと、何色のインキか分からないのですが、このようにどの色のインキが入っているか一目でわかるようになっています。

通常の「プラマン」のインキは、ブラック / レッド / ブルーの3色です。

今回の40周年記念インキは、バーガンディ / ブルーブラック / オリーブグリーン / ダークグレイ / ターコイズブルー / セピア となります。
どれも素敵な色味で、ぜひ定番化して欲しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【レビュー】透明なのに消しやすい「Clear Radar」

鉛筆好きにとって、鉛筆と密接な文房具の消しゴムがあります。
そんな消しゴムに新商品が発売されました。
その消しゴムは、8月に大阪で開催された「文紙MESSE」で発表されたシードさんの「Clear Radar(クリア レーダー)」です。

ちなみにシードさんの青色のスリーブ(ケース)に入っている「Radar」という消しゴムは、2018年に発売50周年を迎えたロングセラーの消しゴムです。

Clear Radar

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Clear Radar

www.seedr.co.jp

製品情報

  • クリアレーダー100
    • サイズ:幅43mm × 奥行き18mm × 高さ12㎜
    • 価格:100円(税別)
  • クリアレーダー150
    • サイズ:幅55mm × 奥行き21mm × 高さ12㎜
    • 価格:150円(税別)

Clear Radar は限定品ではなく通常商品です。

製品特徴

最大の特徴は消文性が高い「透明」な消しゴムということです。

今までも透明な消しゴムというのは、数は少ないですがありました。
しかしそれらの消しゴムは、通常の消しゴムより消文性が低く実用性が高いとは言えませんでした。

しかし今回発売された「Clear Radar」は、消文性は高く他の消しゴムと遜色はありません。

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Clear Radar で消してみた

実際に「Clear Radar」で消してみたのですが、綺麗に消すことができます。 (上の写真は軽い力で、何度か消しゴムを動かしました。)
左右・上下に消しゴムを動かすよりも、丸や「の」の字を書くように消しゴムを動かすとより綺麗に消せるような気がします。

「Clear Radar」は消しゴムのコシが強く、力を入れてもしっかりと受け止めてくれます。

消しクズですが、非常に細かく出てきました。
さらに消しゴム本体に消しクズが付くことはありませんでした。

消しゴムが透明なので、消す際に対象の場所がうっすらと見えるので、今までにない感じです。

「Clear Radar」は限定品ではなく、通常ラインナップの商品ですので今はまだ供給が需要に追いつていない状況ですが、そのうちに安定供給されるようになると思います。

当面はこの「Clear Radar」を普段使いしてみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

国産万年筆のデザインは確かにダサいけど、それでも独立して生き残るためには

ブログを書いている環境はHatena blog なのですが、Hatena には「匿名ダイアリー」という機能があります。
特定のブログで公開するのではなく、みんなで共有のブログのような機能です。
イメージとしては、みんなで使う雑記帳のようなものかな・・・

そんな「匿名ダイアリー」に気になる投稿がありました。

anond.hatelabo.jp

なかなかセンセーショナルなタイトルです。
最初に読んだ時には、正直不快な気持ちになりました。
正直、よくもまぁここまで悪態がつけるな・・・
文体自体は不快になりましたが、まぁ書いてあることの全ては共感は出来ませんが、理解できる部分も多分にある。

この記事のポイントとして、

  1. 国産万年筆メーカー3社(セーラー万年筆パイロット・プラチナ万年筆)のデザインがダサい
  2. 3社のフラッグシップモデルが全部モンブランのパクリ
  3. 漢字文化圏の万年筆は質が高いから、中華系企業に買収されてほしい
  4. 国産万年筆メーカー3社は、ペン先のニブを販売すればいい

万年筆だけでなく、そのメーカーのホームページまで言及されているが、万年筆に限った内容に絞るとまぁこんなところだろう。

デザインについて

確かにデザインがダサいというのは理解できる。
「ダサい」というよりは、無難なデザインから脱却出来ずに今に至っている。と思う。
多くの人がイメージする万年筆のデザインが、黒軸に金・銀色のペンクリップだと思う。
オレンジ色やストライプ柄の万年筆をイメージする人は少数派だと思う。
メーカーが多くの人がイメージする万年筆から脱却できないのだろう。
ただこの黒軸に金・銀色のペンクリップというデザインは、ある種の完成された万年筆のデザインなのかも知れない。そのため、いまだにそのイメージが強いのではないだろうか。

この国産メーカーの万年筆のデザインがダサい。というのは、何も万年筆に限った話ではないと思う。
家電や車など多くの物に対して言えるのではないだろうか。
多分このデザインというのは日本人の苦手な分野なのではなないだろうか?

「匿名ダイアリー」の投稿には、その対策として中華系企業の参加に入ることを提案している。
投稿で「中華万年筆はガチパクリが多いといっても、パクリ先が豊富で飽きない」と言っている。
さらに「ついに独自デザインの・・・」と言って「Moonman」をあげているが、これどう見ても香川の「helico」のガチパクリじゃないですか。
まぁ揚げ足取りをしても仕方がないので、パクリをしている限りはいつまでたってもパクリのままでオリジナル性は生まれないと僕は思う。

中小の万年筆メーカーは海外に負けない独自のオシャレな万年筆を出している。
例えば先の香川の「helico」さんもそうだし、「中屋万年筆」さんなんか日本的なデザインでとってもしゃれていると思います。

どうしても企業が大きくなると冒険しにくい体質になってしまうのだろう。
そこから脱却する第一歩として、万年筆に限らず自社の筆記具のペンクリップや天冠を共通の独自デザインのものに変更することはどうでしょう。
例えばプラチナ万年筆さんの「#3776 CENTURY」の限定品には、「富士山型特製パーツ」が天冠に装着されています。
これを限定品に限らず、全ての「#3776 CENTURY」シリーズに使うのはどうでしょう。
そうすれば天冠部を見れば、「おっプラチナのCENTURYだね!」と分かりますし、その天冠のデザインを生かしたデザインが生まれてくるのではないでしょうか。
セーラー万年筆やPILOTOもまずは天冠やペンクリップを独自デザインで共通のものにするところから初めてはどうでしょうか。
そうすれば、すぐには無理でも数年もしたら独自デザインが生まれてくるのではないでしょうか。

中華系企業の傘下入りについて

この提案は、メーカーの体制をドラスティックに変更させるには有効な手法かも知れない。
それによりデザインは一時的にオシャレになるかも知れない。(結局どこか海外メーカーのパクリかもね)
しかし、僕はこの提案には大反対だ。
なぜなら過去に中華系企業の傘下に入ったがために、世界トップの技術力がパクられた例はいくらでもある。
国産メーカーのそれぞれが長年の研究など非常に苦労して積み重ねてきた独自の非常に優れた技術を有しているので、そのリスクをあえて犯す必要性は感じない。
中華系企業の傘下に入った結果、現在の優れたペン先などの他の技術と同じことになってしまう可能性が非常に高く、結果的にペン先の提供メーカーとしても埋もれてしまうと思う。

結論

ペン先などの技術については、今まで通り国産メーカーさんには大変だろうが頑張って欲しい。

デザインについては、現状では国産メーカーの万年筆の値段の貼る物といえば「蒔絵」が多くなってくる。
従来の「蒔絵」デザインは、正直日常使いにはちょっと・・・と思わざるを得ない。
それはちょっと派手というか野暮ったいというか・・・お土産じゃなく日常で使えるようなデザインをお願いしたい。
そして「蒔絵」だけでなくその他の漆器技術、それに「螺鈿」などの伝統工芸などの日本に脈々と伝わる技術をデザインに生かしてはどうだろうか。

結局海外のモノマネをしている限りは、海外メーカーとの差別化が難しいが、伝統工芸の手法を取り入れれば、日本独自のデザインであり海外メーカーが真似しようにもなかなかできないのではないだろうか。
そうすれば、衰退して後継者不足で技術が失われようとしている伝統工芸の技術を次の世代に伝えることができ、非常に世の役にも立てると思う。

【告知】9月の文房具朝食会@名古屋は「オススメしたい文房具ベスト3」です

僕も参加している文房具朝食会@名古屋が、9月21日(土)に開催されます。

今月は主宰の猪口フミヒロさんがやんごとなき理由から、急遽僕が主催することになりました。
フミヒロさんからは「好きにしていいよ!」と言われたのですが、さてさてどうしようか・・・と考えたのですが、最近の文房具朝食会のテーマは「問題を解決してくれた文房具、あなたの役に立った文房具」や「インクの思い出を教えてください」といったちょっと真面目だったので、久しぶりにゆるい感じにしたいと思いました。

そこで今月の文房具朝食会@名古屋のテーマは「みんなにオススメしたい文房具ベスト3」です。

募集ページ

www.facebook.com

開催概要

  • 開催日:9月21日(土)
  • 時間:9:00〜11:00
  • 開催場所:NO DETAIL IS SMALL
    ※場所が分からないという人は、8:45までに名古屋市営地下鉄桜通線「国際センター駅」の改札前に来てもらえば、開催場所まで案内します。
  • 参加会費:¥1,000(モーニング代金)

イベント内容

文房具は身近な道具なので、きっとオススメしたい文房具・気に入っている文房具はあるのではないでしょうか。
例えば・・・
・モチベーションを上げてくれる文房具
・使うわけじゃ無いけどなぜか気に入っている文房具
・大切な思い出のある文房具
・買うのにとっても勇気が要った文房具
などなど少なからずオススメしたい・気に入っている文房具はありませんか?

そんなオススメしたい文房具を紹介してください。
普段だとなかなか気に入っているポイントを話しても、なかなか共感してもらえることは少ないのではないでしょうか?
でも文房具朝食会@名古屋では、予想以上の共感を得られるかもしれません。

プレゼンが出来なくたって大丈夫、文房具朝食会@名古屋ではプレゼンパスも可能で、聞くだけでも大丈夫ですよ。

「オススメしたい文房具が3つもない。」という人も1つでも2つでも大丈夫です。
好きに貴賎はないので、気軽にご参加ください。

 

人気のイベントなので早々に満員御礼となるかも知れません。
また開催後にはブログで紹介しますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【レビュー】Rollbahn純正の修正テープ

多くのデザインのノートでファンが多い、デルフォニックスの「Rollbahn」。
でもこのノートの紙がクリーム色なので、修正テープを使うと修正テープが目立って仕方がありませんでした。

先日、この「Rollbahn」の紙色に合わせた修正テープが発売されました。

www.delfonics.com

さて、Rollbahn の修正テープの紹介の前に、今の若い子(いやいや、僕も十二分に若いです!!)たちは修正テープそのものを紹介したいです。
「修正テープ」は平成を代表する文房具の1つです。
だって僕がまだ子供の頃は、それこそプラモデルの接着剤やマニキュアのような容器に、キャップにハケが付いた粘度の高い白い液体の「修正液」が主流でした。
修正したい箇所に、ハケで白い液体を塗って、乾くのを待ったり「フーフー」と息を吹きかけて乾かしたものです。
そして修正液の塗る量が薄かったりしたら、うっすらと誤った文字などが見えてしまうので、重ね塗りしたり・・・乾いたと思ったら、実はまだ乾いていなかったり・・・
と色々と面倒でした。
その後、ハケで塗るタイプではなく修正液の出るペンタイプが発売されたりしましたが、相変わらず修正液を乾かす必要がありました。

でも、平成元年に大阪のシード社(消しゴムのRadarの会社)が、液体ではなくテープ状の修正道具を発売されました。
これが修正テープの誕生です。修正テープになったら、誤った箇所にテープを貼るだけで、すぐに書き直すことができるようになりました。
それからあっという間に修正液から修正テープが主流となり、今では多くの会社から修正テープが発売されています。

Rollbahn 修正テープ

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Rollbahn 修正テープ

製品情報

  • 価格:330円(税別)
  • テープカラー:クリーム色
  • テープ幅:4mm
  • ボディカラー:ダークブルー / イエロー / ホワイト / レッド / ブラック

製品特徴

従来の修正テープは、白色度の高い白いものばかりでした。
でもそうすると、Rollbahnのような白色ではない紙に修正テープを貼った場合は、修正テープが目立ってしまいます。

Rollbahnのノートは、白色の紙ではなくクリーム色の紙が使われています。
この修正テープは、そのクリーム色の紙に合わせた修正テープになります。

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Rollbahnノートと修正テープ

本体は非常に小さく6cm程度です。
「Rollbahn」に置いてみたら、大きさがよくわかると思います。
これくらい小さいとペンケースに入れておいても、邪魔になりにくいですね。

テープ幅は4mmとなっています。
これは「Rollbahn」が5mm方眼のため、1マスに書いた文字を消せるサイズです。

実際にRollbahn 修正テープを、Rollbahnのノートに引いてみました。

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修正テープを引いてみた

写真だとほぼ修正テープが目立たないですよね。
肉眼で見ても、気にならないレベルです。

 

Rollbahnを使っている人は、必須のアイテムになることでしょう。
確かにこれだけ色々な紙のノートが出てきたので、それぞれの色味に近い修正テープが発売されてもいいですよね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。