カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

カスタムメイドの万年筆「中屋万年筆」

憧れの万年筆として、今は廃業となったイタリアのDELTA がありました。まぁ幸いにも、廃業する数年前に手にすることができました。
国産での憧れの万年筆は、中屋万年筆さんです。

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www.nakaya.org

ただとても高価で、オーダーメイドのため、なかなか見る機会がありませんでした。筆記具なので、やはり手にして、書き味を確認した上で購入したい1本です。

そんな僕の憧れの中屋万年筆さんを、先日の文房具朝食会@名古屋で初めて中屋万年筆さんの万年筆を手に持つことができました。
持った感想は、めちゃくちゃ手にしっくりとくる、とても素晴らしい持ち味でした。ますます中屋万年筆さんへの気持ちが強くなりました。

そんな訳で、今日は中屋万年筆さんを紹介します。

中屋万年筆

プラチナ萬年筆の製造工場に40年以上勤務した、万年筆の職人さんが作っています。そして、国産とは思えない独特のデザインで、とてもおしゃれな万年筆です。

万年筆の製造工場に40年以上の勤務という、大ベテランな職人さんたちが作られるので、品質は疑いようがありませんね。

ペン先は14金

万年筆の書き味を大きく左右するペン先は、14金とのことです。18金や21金などあるのに、なぜ14金なのかと気になりHP を確認したら、以下の説明がありました。

<特に14金のペン先が万年筆に最適>
その理由は、以下の通りです。
1:耐酸性に優れ、インクによって錆びたりせず、長年の使用に耐える。
2:14金の柔軟な性質が、筆記時の弾力性にない良い書き味が得られる。
3:ペン先の先端のイリドスミンとの密着性が高く、耐摩耗性を維持したまま溶着できる。

なぜ14金なのか、よくわかりました。確かに、インクによる錆や先端のイリドスミンとの融着などメリットを総合的に判断されたためなのですね。
しっかりと説明があると、なるほど!と思います。

14金だと硬い書き味になるのか?と思うと、軟ペン加工に対応しているとのことです。柔らかいペン先による書き味は、万年筆独特の書き味を体験できます。

字幅

中屋万年筆さんの万年筆は、以下の字幅から選択できるとのことです。

種別 筆記線の太さ(mm)
超極細 0.18~0.24
極細 0.24~0.28
0.28~0.34
細軟 0.28~0.34
中細 0.32~0.38
0.34~0.44
中軟 0.4~0.5
0.44~0.54
極太 0.66~0.86
Music 0.9~1.0

超極細は万年筆では珍しいのではないでしょうか。なかなかここまで細い字幅の万年筆は見ることがありません。ここまで細いと、手帳にも使えますね。
さらに極太の上に、ミュージックが来るとは・・・字幅が10種類から選べられるなんて、悩んでしまいますね。

機能性だけじゃない

中屋万年筆さんは機能性だけでなく、軸のデザイン以外にも選択することができます。
例えばペン先のデザインを選ぶことができます。
ピンクゴールド・ロジウム・ルテニウム、染分け、ゴールドの4種類です。

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さらにペンクリップも選択できますが、ペンクリップではなく廻り止めもあります。
ペンクリップは便利なのですが、おしゃれか?と考えるとちょっと違うと思うんです。でも廻り止めなら、根付のようにおしゃれなデザインを選ぶことができます。

イベントが予定されています

6/29(金)~7/1(日)
中屋万年筆実演販売会
名古屋 丸善名古屋本店

このイベントは、名古屋では初の実演販売とのことです。僕も実演販売に伺って、じっくりと書き味を体験したいと思います。
そして自分では気づかない書き癖から適したペン先を教えてもらおう。と画策しています。

 

万年筆の本質である書き味は当然ながら、所有することによるワクワクを満たしてくれる万年筆だと思います。
万年筆を買うたびに、これで最後の1本だ。と言い聞かせているのですが、どうしても憧れがあると、ついついその想いも忘れてしまいます。
いつかは中屋万年筆さんの万年筆を購入して、本当の最後の1本にしたい。と思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。