セーラーインク工房100色を体験
先月セーラー万年筆さんからプレスリリースされた「万年筆用ボトルインク インク工房 染料 20ml」
以前、僕のブログでも紹介しました。
pi-suke.hatenadiary.jp
「体験したい。」と思っていたら、岐阜県大垣市にある川崎文具店さんで体験してきました。
www.kawasaki-bunguten.com
店長さんと話をしていたらなんでも岐阜県内で導入されているのは、なんとこの川崎文具店さんだけのようです。
試筆スペースに鎮座
川崎文具店さんの試筆スペースに、インク工房100色の専用什器がドーンと鎮座されていました。
試筆スペースの椅子に座ると、目の前にはインク工房100色が目の前に迫ってきます。
もうね、このスペースに座るだけでワクワクが止まりません。
試筆も可能
100色の全てが試筆できるようになっています。
色見本を見ていると、非常に似た色があることが分かりました。
(画像をクリックすると拡大します)
例えば340番と341番、色見本では違いが分かりませんでした。
せっかくなので、試筆して確認しました。
写真では分かりにくいですが、よくよく観察すると微妙に違います。
さすがインク工房で作成された20,000色以上をベースに作成されているだけあります。
インクに名前はありません
このインク工房100色の商品には、番号が振られているだけで名前はありません。
四季織やSTORiAには、その色からイメージされる言葉などが商品名になっていますが、このインク工房100色は番号です。
インクブレンダーの石丸さんのインク工房では、調合後に自分でそのインクに名前を付けるのですがそれと同じように、購入者それぞれが名前を付けられるようにという気持ちなのかもしれません。
どうもセーラー万年筆さんに試されているような気がします。
川崎文具店さんの試筆スペース
店長さんとお話していて、数ヶ月以内にこの試筆スペースがさらにグレードアップする計画があるそうです。
店内にあるインクの全てを試せるように、という壮大な計画のようです。
いやはや壮大なすっごい計画です。万年筆好きとしては、夢のような計画です。
100色のインク、そのどれもが微妙に違い、それぞれ使ってみたい!!と思うラインナップです。
そして川崎文具店さんのインク試筆計画、インク工房100色だけでも時間がいくらあっても足りないのに、店内のインク全てを試筆可能となったら少なくとも半日は予定を空けないといけません。
ぜひ計画が実行された暁には、時間に余裕をみて存分に試筆を満喫したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。