(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

方眼罫線のススメ

ノートの罫線は何ですか?
一般的には横罫線のA罫線(7mm)かB罫線(6mm)のどちらかを使用しているのではないでしょうか?
いやいや、罫線に縛られる事なく自由に書きたいから無地一択ですか?

絵を描くのであれば、無地がいいでしょうが、忘備録や記録として残す用途でノートを使うのであれば、方眼をオススメします。
僕はここ何年かは方眼か無地のどちらかしか使用していません。

数年前に方眼が注目を浴びましたが、あれほどしっかりした使いたかったをしなくても、横罫線と同じような感覚で使うにしても方眼はオススメです。

僕が方眼をオススメする理由はいくつかありますが、方眼を1x1マスや2x2マスで1文字を書くと決めれば、文字の大きさが揃うので悪筆でもそれなりに見れるようになります。また文書の頭出しが容易になる点です。

また方眼の良い点が絵や図形を書く際に、方眼を無視しやすい点です。
従来の横罫線だと、この罫線を無視するのが意外と苦というか、罫線が気になってしまいましたが、方眼だとなぜか無視しやすいです。たぶん、横罫線より罫線の密度が高いので、無視しやすいのかな?と思っています。
あとフリーハンドで矢印などの図形を書いた際に、線がブレにくいので、かなり使いやすいです。

ちなみに普通に購入すると、罫線が油性インキで描かれているので、場合によっては万年筆のインクがはじかれる可能性があります。若干ですが、水性インキで描かれた罫線もありますが、なかなか探すのが大変です。
僕はいろいろなノートを購入して、使用する万年筆のインクをはじかない罫線のノートを探しました。
僕がメインで使用する万年筆のインク(名古屋 三光堂オリジナルインク)だと、LIFEさんのノーブルノートの罫線は大丈夫でした。

特に理由も無く横罫線を使っているのであれば、今度ノートを買い替える際に方眼ノートを購入してみてください。
最初は戸惑うかもしれませんが、 細かなことを考えずに自分なりの使い方でも、すぐに方眼の良さが分かることでしょう。