(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

「耳をすませば」に出てきた貸出カードっぽい「読書記録しおり ワタシ文庫」

はてなブログの投稿画面に、週替わりでお題が表示されています。今回はNETFLIXさんとの特別お題キャンペーンで「【夏の作品】といえば?」とありました。
「夏の<<映画・ドラマ・アニメ>>」にまつわるエピソードだそうです。といいながらも、このブログは文房具しばりがありますが、乗っかってみましょう。


「夏の<<映画・ドラマ・アニメ>>」というと、夏休みの金曜ロードショーはよくアニメ映画を放送していた記憶があります。そしてこの企画で最初に思い浮かんだ作品は、ジブリ制作のアニメ映画です。「となりのトトロ」は、ちょうど母親が長期入院をしており、妹がいたのでさつきに感情移入したものです。「となりのトトロ」も良いのですが、今回取り上げたいのは「耳をすませば」です。

耳をすませば [DVD]

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耳をすませば」は何度も放送され、何度見返したか解らないぐらいで、最初に観たのはいつだったか・・・
ざっくりしたあらすじは、小説好きの少女の月影雫さんと、ヴァイオリン職人を目指す少年の天沢聖司くんとの純愛ストーリーです。
主人公達は中学3年生で、自分も中学生になるとこんな風に恋愛をするのかな?とか、雫さんがテストもほっぽって小説を書き上げたり、聖司くんは海外のヴァイオリン職人さんの元に短期留学しちゃったり、ここまで熱中・集中できるものがあることを漠然と羨ましく思ったりしたものです。そして二人乗りで坂道を上がるのなんて、無性に憧れました。しかし現実にはそういった甘酸っぱい経験をすること無く、社会人になってしまいました。


この作品の初期のキーアイテムが、月影雫さんが天沢聖司くんの存在が気になるきっかけとなる図書館の貸出カードです。
この貸出カードとそっくりなのが、一人文具メーカーのBeahouseさんから「読書記録しおり ワタシ文庫」という商品が発売されています。
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読書記録しおり ワタシ文庫 - Beahouse〈公式〉 新しい文房具を創る一人文具メーカー 読書記録しおりワタシ文庫、立つノートカバー、どや文具ペンケース、フリーサイズブックカバー


この「ワタシ文庫」はデザインは貸出カードにそっくりですが、用途は読書記録としおりなんです。
読み始めた日、読み終えた日、本のタイトル、著者名を左側に書き込める欄があり、左側には簡単な感想を書き込める欄があります。
そして二つ折りにすると、本の栞として使え、この「ワタシ文庫」を入れる専用封筒まで付いています。
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「ワタシ文庫」は「貸出カード」のような厚紙で出来ていいるので、持っただけで懐かしい記憶がよみがえってきます。僕もネタ的に面白いと購入したのですが、パッケージから出して眺めていたら、小学校の図書室の風景・そして雨の匂いをふっと思い出しました。小学生の頃は、晴れていれば外で遊び回って、雨が降れば仕方なく図書室で遊ぶ。という生活でしたので、図書室 = 雨天なんですよね。司書の先生が、あまりに読書と無縁の生活の僕たちに、試しに読んでみなさい。と貸し出してくれた本がきっかけで、今では軽い活字中毒になっています。
話題がそれましたが、貸出カードを使っていた年代の人には、懐かしいアイテムでしょう。
そして付属の専用封筒が実は芸が細かく、図書館用品メーカー(株)伊藤伊の本物の「ノリ付きブックポケット」を採用されています。


本当に良く出来た、ある一定の年代以上の読書好きの人の心を鷲づかみする商品です。






特別お題「夏の《映画・ドラマ・アニメ》」

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