(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

文房具には物語がある

2日間に渡って、僕の好きな・お気に入りの文房具を紹介しました。

 

どちらも世間一般からみて、間違いなく筆記具に投資する金額を大きく上回っていることでしょう。
でも、この投資に見合うだけの思い入れが僕にはあります。
大げさに言えば、2つとも出会いにドラマがあります。
このドラマを僕は大事にしたい。

日常生活に無くてはならない文房具には、別に劇的でなくてもドラマがあると思うし、あって欲しいと願っています。
それにボールペンやシャープペンシルは、数百円ですっごい高性能なものが買えますから、今使っているモノに満足出来ていない、気になるところがあるのであれば、お近くの文具店でいろいろ見て試し書きして欲しいです。
そうすると、今使用している文房具以上にしっくり来るものが見つかるかも知れません。


 

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先の2回で僕の話を書きましたが、文房具にまつわるドラマは多々あると思います。

以前、文房具好きの人が集まる場で、母親と一緒に来た娘さんが、お気に入りの文房具として鉛筆キャップを紹介してくれた事がありました。

その鉛筆キャップは、お父さんに買ってもらった鉛筆キャップとの事でした。
もう、この時点でドラマを感じちゃいます。
親子で文房具屋さんに行って、たくさんある鉛筆キャップの中から、1つを選ぶんですよ。ドラマが無いわけがない。

人によっては些細な事かもしれないけど、本人にとっては大きな大切な出来事なんですよね。


また学生時代の友人は、まったく文房具に興味がありません。
はっきり言って、ボールペンなんて書ければ良いじゃない!という人なんです。
でも本人は無印良品のボールペンを使い続けていると言っていました。
なので若干引かれ呆れられつつも、なぜそのボールペンを使っているのか、根掘り葉掘り聞いてみたことがあるんです。
曰く、ボールペンなんて何でも良い。でも、このボールペンは今までで一番書きやすい。それに無印良品だから入手が容易だから。
友人は迷惑だったでしょうね、まったく興味の無い事を延々と聞かれるのですから。
でも僕は、この「今までで一番書きやすい」というキーワードが聞けて嬉しいんです。
だって、友人は書きやすいと判断できるほど、いろいろなボールペンを使ってきているのですから。
今まで試してきたボールペンの種類が、例え数種類でも十分なんです。

 

 

世の中に溢れかえっている文房具ですが、きっとその人が使っている文房具とは何か物語がある。
僕はこの物語があるから、文房具が好きなのかもしれない。

 

 

そうだ!会社では肩書きとほど遠い裏街道を歩いているので、この機会に肩書きを作っちゃおう!!
肩書きなんて名乗ったもの勝ちだから、「文房具譚」なんてどうだろう?
まぁ中二病全開で考えちゃおうかな。

 

 という冗談はさておき、使う人と文房具に1つでも多くの物語が生まれる嬉しいです。