滋賀県ご当地スーパー「平和堂」のHOPカードデザインのお買い物メモ
滋賀県のご当地スーパーといえば、鳩のマークの平和堂です。
最近では滋賀県に限らず、僕の住む愛知県にも進出しています。
以前、滋賀県に遊びに行った時に、滋賀県には平和堂以外のスーパーってあるの?っていうぐらい滋賀県では「スーパー = 平和堂」のようでした。
この平和堂さんの会員カードのHOPカードは、噂によると滋賀県民なら持っていて当たり前。というほど普及しているそうです。
そんな滋賀県民に愛されている平和堂さんの会員カードを模した「HOPカードデザインお買い物メモ」が、コクヨ工業滋賀さんとコラボして誕生したそうです。
HOPカードデザインお買い物メモ
商品情報
製品特徴
お買い物メモなので、チェック欄付きのメモ帳です。
そしてページを切り離せるように、各ページにミシン目が入っているそうです。
ここまではよくあるお買い物メモですが、このノートはコクヨの紙製品のほぼ全てを製造しているコクヨ工業滋賀さんとのコラボ商品です。
コクヨ工業滋賀さんは、琵琶湖の環境を守るため、ヨシの活用に取り組み、琵琶湖の環境保全意識を広める「リエデンプロジェクト」に取り組んでいます。
「リエデンプロジェクト」から生まれた文房具は数多くありますが、中紙にヨシを使用した紙は独特の書き味です。
紙の表面に適度に凹凸があって、筆記感が気持ちいいです。
このお買い物メモも、「リエデンプロジェクト」のノートで使われている中紙と同じように、琵琶湖淀川水系のヨシ入りの中紙だそうです。
また、売り上げ金の一部を環境保全活動に寄付されるそうです。
滋賀県民に愛される平和堂さんが、同じく滋賀県の企業のコクヨ工業滋賀さんとコラボした商品。
平和堂さんでの取り扱いだけだそうですが、「リエデンプロジェクト」で使われているヨシを含む紙の書き心地を多くの人に知ってもらうまたとない機会ではないでしょうか。
正直リエデンプロジェクトのノートはなかなか目にする機会が少ないのですが、このように日頃行くスーパーで取り扱われると、より多くの人に知ってもらう良い機会になりますね。
近日中に、近所にある平和堂さんに行って買ってこようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
川崎文具店オリジナルインク 〜尽きることのないインク愛が生み出した「梅花無盡蔵」〜
先日Facebookで川崎文具店さんが、万年筆のオリジナルインクのシェアインク(約4ml)を限定10名様にプレゼントという投稿をされていました。 午前中から用事を片付け、夕方前に伺ったらまだ半分くらい残っていました。
まだ販売分は入荷されていないそうですが、少しづつミニミニボトルに小分けして来店者にプレゼントして、新たなインクを知ってもらおう。という試みだと思います。
入荷は5月ごろになるのでは?とのことです。
早速ミニミニボトルで提供して頂いた新色の「梅花無盡蔵」を紹介します。
川崎文具店限定インク 第4弾「梅花無盡蔵」の紹介付箋には、
室町中の臨済宗一山派の僧 万里集九。1480年岐阜や関東に梅花無盡蔵(ばいかむじんぞう)と号する庵を結び、三体詩や東坡詩を講じ、詩文集にも梅花無盡蔵と名付けました。苦労の多い人生でしたが、著名人との交流を持つなど梅の花言葉通り不屈の精神と優美を兼ねた岐阜の偉人です。
と書かれています。
川崎文具店さんがこれまで発売された「大柿セピア」「月華紅蘭」「幽伽柳紺」は、大垣市にゆかりのある偉人であったり、風景をイメージされて作られています。(それぞれのインクの紹介は、末尾にあります。)
今回も大垣市にゆかりのある偉人からイメージされた色になっています。
今回の「梅花無盡蔵」の色は「ピンク」です。
梅の花をイメージしてのピンクで、今では桜がメジャーですが昔は梅を愛でる文化があったそうです。そのため、よくあるピンクより1トーン落としている感じで、非常に落ち着いた感じです。
1トーン落としているピンクのため、落ち着いており日常使いできる色です。
店主さんと話していたのですが、ピンクというと「女性」というイメージが強いですが、この色はぜひ男性に使って欲しい色。とのことです。「女性向け = ピンク」という傾向に若干の疑問を感じつつ、ピンクを男性が使ってもいいじゃない。と思っていたので、今回の「ピンク」は嬉しいです。
さらに濃淡が結構はっきりと現れて、書いていて楽しいインクです。
試筆させてもらった万年筆の字幅はM(中字)ですが、中字でこれだけ濃淡が出ると楽しいですね。「インクの濃淡を楽しむ。」なんて、万年筆のインクならではの楽しみ方だと思います。
川崎文具店さんの限定インクは、どれも日常使いできる色味になっており、使うのが楽しくなるものばかりです。
僕はなんだかんだと、これまで発売された川崎文具店さんのオリジナルインクの3色は全て購入しており、今回の「梅花無盡蔵」も予約しちゃいました。このインクを使うために、また新たに万年筆を1本買わなきゃ(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
川崎文具店さんオリジナルインク
第1弾「大柿セピア」紹介記事
第2弾「月華紅蘭」紹介記事
第3弾「幽伽柳紺」紹介記事
卓上カレンダーのように自立するノート「プラススタンド」
デザインフィルのプロダクトブランドの「ミドリ」から興味深いノートが発売されます。
何が興味深いって「自立するノート」ということです。
プラススタンド
製品情報
- 発売日:3月14日
- 罫線:無罫 / クロス罫
- サイズ:A6 / A5
- 価格:<A6>550円(税別)/<A5>650円(税別)
- 中紙:MD用紙(クリーム)
- ページ数:160ページ
製品特徴
『プラススタンド』は、卓上カレンダーのように立てられる、描いて飾って楽しむ新しいタイプのノートです。日々のスケッチや旅の記録など、手作りのページを飾ることで、楽しかった瞬間をふと思い出したり、誰かと共有するきっかけを生んだりと、描くことやスクラップすることがさらに楽しくなるノートを目指しました。
「ミドリ」の商品ですので、中紙は「MD用紙(クリーム)」が採用されています。
MD用紙は、ミドリのオリジナルペーパーでどんな筆記具でも気持ち良く書くことのできる紙です。
万年筆で筆記しても、裏移りや裏抜けなどもそうそう発生しません。
そんな素敵な中紙を使ったノートなのですが、何より興味深いのは「自立する」という点です。
しかも表紙などがカバンの中で不意に開かないようにするためのゴムを、表紙の切り込みに引っ掛けるだけで簡単に自立するそうです。
どういう仕組みなんでしょうね。
クロス罫は3mmとなっており、1マスごとに文字を書くよりは2マス x 2マスで1文字の方が都合が良さそうです。
それに図表を書くときのガイドにも良いでしょうね。
メモをこのノートにとって、それを参考にしながらまとめる。ノートが自立することで、色々な使い方ができそうですね。
このノートが発売されたら、どうやって自立させているのか確認したいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
大人が使える「ジャポニカ学習帳」
現在社会人の多くの人が、小学校の学習帳としてお世話になったであろうショウワノートの「ジャポニカ学習帳」。
僕も小学生の時のノートといえば、ジャポニカ学習帳でした。
それぞれの教科で使いやすいように罫線が印刷されており、本当にお世話になりました。
表紙には世界の珍しい動植物の写真が印刷されており、裏表紙には表紙写真の解説や、学習図鑑が掲載されていて勉強そっちのけで解説を読んだものです。
そんな「ジャポニカ学習帳」に大人向けが発売されています。
オトナジャポニカ
製品情報
- 発売日:2月21日
- サイズ・価格:A5サイズ(希望小売価格:200円+税) / セミB5サイズ(希望小売価格:240円+税)
- 素材:表紙(板紙) / 中紙(上質紙)
- 罫線:方眼 / 横罫
- ページ数:30枚(60ページ)
- 製本方法:糸綴じクロス巻き製本
製品特徴
プレスリリースから引用します。
『オトナジャポニカ』は、"大人が使えるジャポニカ学習帳“をコンセプトにし、 かつてのユーザー様が成長して大人になった現在、当時の学びに対する意欲や積極性を思い出しながらもカジュアルに使用できるノートです。水色の罫線、独特な紙質が懐かしくも新しく、よりたくさんの使用シーンに対応できるよう、方眼と横罫2つのレイアウトを用意しました。
文房具に改めて興味を持つようになり、紙の違いを意識するようになった頃に色々なメーカーのノートを買いあさった時期があります。
その時に改めて「ジャポニカ学習帳」も購入したのですが、改めて使ってみると使用されている紙が素晴らしいことに気づきました。万年筆やボールペンで筆記したのですが、いまいち紙の表面がザラザラしており気持ち良くありませんでした。しかし、鉛筆で書いたらなんとも言えない書きやすさでした。
「ジャポニカ学習帳」のメインターゲットは小学生です。小学生が学習時に使用するのは鉛筆です。なので、鉛筆で書きやすい紙が選ばれているんですね。
今回の「オトナジャポニカ」も、"独特な髪質が懐かしくも・・・"とあるので、「ジャポニカ学習帳」と同じ紙が使われているのでしょうか。
もしそうならば、ボールペンではなくぜひ鉛筆で筆記して欲しいです。シャープペンシルの場合は、太めの芯がオススメです。
きっと書いてみると、小学生の頃の感覚を思い出されるのではないでしょうか。
社会人になっても資格試験の勉強であったり自己啓発のための勉強だったり、残念ながら「勉強」からは逃げることができません。
次回何かの勉強をする時には、ぜひ鉛筆とこの「オトナジャポニカ」を使って勉強をしたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
パステルカラーの「モノグラフ」が発売
最近のシャープペンシルは「芯が折れない」機能が主流になっているように感じます。
でも、今まで筆記していて芯が折れるようなことって少ないから、もうちょっと違うものはないのか?って思っている人って居ませんかね?
僕はどちらかというと、多くの人が使っているとちょっと避けたくなる若干の天邪鬼な気持ちを持っています。
またシャープペンに限らず、デザインやカラーリングがどこか男性的じゃないですか?
女性向けというと、キャラクターものだったり、とりあえずピンクにしとけば良いか・・・みたい雰囲気がありませんか?
トンボ鉛筆から新たなデザインの「モノグラフ」というシャープペンシルが発売されます。
モノグラフ パステルカラー
プレスリリース:
「モノグラフ」にパステルカラー6色追加 振って芯出し、くり出す消しゴムの高機能シャープを女性へ | 株式会社 トンボ鉛筆
製品情報
- 発売日:3月7日
- 価格:350円(税別)
- 芯径:0.5mm
- カラー:サクラピンク、アイスブルー、クリームイエロー、コーラルピンク、ミントグリーン、ラベンダー
製品特徴
「モノグラフ」は発売当初は、MONO消しゴムのカラーリングの「青・白・黒」のデザインで発売されたのですが、今回はパステルカラーということで6色追加になります。
ペン先はまるで製図用シャープペンシルのように、長さ4ミリの先金パイプが採用されています。
これによりペン先がよく見えて、小さな文字を書いたり、定規などで線を引くときなどに筆記面をしっかりと確認することができます。
このシャープペンシルの特徴は2つあります。
フレノック機能
通常のシャープペンシルのようにノックしなくても、本体を上下に振ることにより芯を出すことができます。
クリップを消しゴム方向にスライドすること、ロックがかかって芯は出ません。
またクリップをスライドノックすることで、通常のシャープペンシルのように芯を出すことも可能です。
芯を出すためにわざわざノックする為に持ち変えなくても、本体を上下に振るだけで芯を出すことができます。
2〜3回降れば、2〜3回ノックしたのと同じ程度の芯を出すことができます。
繰り出し式ホルダー消しゴム
通常のシャープペンシルの消しゴムは、カバーを外す必要がありました。長く使っていると、そのキャップを紛失することが多々ありました。
この「モノグラフ」では、消しゴムは繰り出し式になっています。
通常のシャープペンシルのノック部分を、回転させると消しゴムが出てきます。
使用しない時は、ホルダー内に収納させることができます。
消しゴムの実用長さが16mmあり使っていてすぐに無くなるということはありません。また、たわみが少なく割れにくい新配合の合成消しゴムが採用されています。
ちょっと華やかなカラーリングであり、本体を上下に振ることで芯を出せて、実用的な長さの消しゴムが付いている「モノグラフ パステルカラー」を紹介しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
履歴書や筆記試験にオススメ筆記具
先日、就活にオススメの文房具の記事を書いたところ、Facebookのコメントで履歴書やエントリーシート、筆記試験に適した筆記具を紹介してほしい。とご意見をいただきました。
先日の記事は、主に企業説明会を想定した内容でしたので、今回はご意見を頂きました履歴書やエントリーシート、筆記試験に適した筆記具を紹介します。
履歴書やエントリーシート編
大前提ですが、履歴書やエントリーシートには鉛筆・シャープペンシルやフリクションボールに代表される消せるボールペンの使用は厳禁です。
なぜなら履歴書などは正式な書類のため、必ずボールペンを使いましょう。
そしてインキの色は「黒」が無難でしょう。目立つからと蛍光色を使うのはマナー違反ですよ。
ボール径について
ボールペンは、先端のボール径によって文字の太さが異なります。
名前や住所、学歴など記入欄が大きく文字数が限られている場合は、0.7mmのちょっと太めのボール径で書けば、文字がよりはっきり書けるので適していると思います。
志望動機など文字数が多く記入欄が限られている場合は、ちょっと細めの0.5mmが良いのではないでしょうか。場合によっては、0.3mmなど極細でも良いかも知れません。
ちょっと前は、ボールペンよりも万年筆が好ましい。という意見がありましたが、普段から万年筆を使っているのでなければ、ボールペンで良いでしょう。
もし万年筆を使用される場合は、ゲルインキと同じく染料インキではなく顔料インキを使いましょう。
インクについて
一番良いのは油性インキで、その次にゲルインキ、最後に水性インキだと思います。
履歴書など先に書いた通り、正式な書類で長期間保管されるものです。
そのためインキが退色したり、輸送中に水に濡れて文字がにじむことが無いものが好ましいです。
油性インキは筆記時の滲みも無く退色も水に濡れても大丈夫です。そのため一番適していると思います。
ゲルインキは染料と顔料の2種類あるのですが、顔料であれば油性インキと同じく問題はないのですが、染料の場合は耐水性が弱いので、もしゲルインキを使う場合は顔料インキを使用するようにしましょう。
水性インキは、耐水性が弱く輸送中に濡れてしまうと、文字が滲んでしまうので避けたほうが良いでしょう。
大概ボールペンに貼られているシールに、油性・ゲル(染料・顔料)・水性と書かれているので、購入前に確認しましょう。
分からなかったら店員さんに相談しましょう。
おすすめボールペン
油性 ボールペン
- パイロット アクロボール
どちらも甲乙つけ難いですが、共に低粘度油性インキが採用されており、油性インキでありながら滑らかな書き味で、インク溜まりができにくいです。
油性インキは発色が良いので、迷ったら油性インキのボールペンなら間違いはないでしょう。
ゲルインキ ボールペン
- ゼブラ SARASA
- PILOT Juice Up
どちらも顔料のゲルインキです。そしてPILOTのJuice Upは0.3mmの極細でありながら、一画目からかすれる事なく筆記できるので、自己PRなど細かな文字を描く場合はJuice Upを強くオススメします。
筆記試験編
筆記試験は、マークシートもあれば論文もある事でしょう。
履歴書とは異なり、誤まって記述した際に消せる必要があるので、鉛筆やシャープペンシルの出番です。
芯の濃さや太さについて
普段から使っている芯の濃さで問題はないでしょうが、相手が読みやすいように濃く書けるBや2Bがおすすめです。
太さはマークシートであれば、0.5mmよりも太い芯の方がマークを塗りやすいです。論文であれば、0.5mm以下の芯の方が画数の多い日本語には適しています。
おすすめシャープペンシル
シャープペンシルは筆記を続けていると、芯が削れてだんだんと書き始めよりも字幅が太くなってしまいます。
途中で字幅が変化する文字よりも、均一な字幅の方が読み手にキレイな文字との印象を与えることができると思いますので、字幅が変化しにくいシャープペンシルをピックアップしました。
このクルトガ ADVANCEは一画ごとに自動的に芯が少しづつ回転して、均一な字幅で筆記することができます。
従来のクルトガよりも、2倍の速さで芯が一回転するのでよりADVANCEの方がより均一な字幅で筆記できます。
また芯折れ防止機構が搭載されているので、多少筆圧が強くても芯が折れることを防いでくれます。
- ぺんてる orenznero
1本3,000円とシャープペンシルでは高価格ですが、自動芯出し機能と芯折れ防止機構が搭載されているので、筆記することに集中できます。
また芯も0.2mm / 0.3mm なので書き続けても字幅の変化が少ないです。
僕の独断で履歴書やエントリーシート、筆記試験に適した筆記具をピックアップしました。
紹介した筆記具は、ぺんてるのorenznero以外は大型文房具店(東急ハンズやロフト)じゃなくても取り扱われており、購入しやすい物ばかりです。
就職活動の一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
クラウドファンディングで現代版大福帳の募集開始
「大福帳」ってご存知ですか?
江戸時代に商店で使用されていた台帳です。現代ではまず見かけないですね・・・
見かけなくなったのは訳があります。それは現代の帳簿は複式簿記が主流で、大福帳は単式簿記だからです。
現代では見かけなくなった「大福帳」ですが、このほどMakuakeというクラウドファンディングで現代の大福帳が復活します。
大福帳
大福帳とは
先にも簡単に「大福帳」について記載しましたが、江戸時代に使用されていた帳面です。
江戸時代は一般の人も掛売りで売買(盆と暮れの2回にまとめて支払い)が普通でした。
しかし「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど、江戸は火事が多かったそうです。
どれくらい多いかというと、江戸時代の267年間に江戸では49回もの大火が起こったそうです。(大火以外の火災は1798回、年平均6.7件)
火災の多いので商家では火災が発生したら売掛の帳簿である「大福帳」も持って避難するのではなく、なんと井戸に投げ込んで後から回収したそうです。
そのため大福帳に使わられている紙は、耐水性を高めるためコンニャク糊を塗ったり漉き込んだりした「コンニャク紙」が使われたそうです。
現代版大福帳
製品情報
- サイズ:(大)272mm x 180mm / (中)210mm x 110mm / (小)140mm x 60mm
- 価格(予定):(大)1,800円 / (中)1,200円 /(小)800円
- ページ数:50枚
- 罫線:ドット方眼
- デザイン:ノーマル柄大福帳 / ピクセル柄大福帳 / エンボス柄大福帳 / 大黒帳
このプロジェクトを起こしたのは、「文房具屋さん大賞」の審査委員長の高木さんです。
今までに2017年の日本文具大賞機能部門で優秀賞を受賞した「himekuri」や、落書き視差ノートの「NOUTO」などがあります。
用紙
江戸時代の大福帳は火災の際に、井戸に投げ込んでも大丈夫な「コンニャク紙」が使われていましたが、現代版の大福帳はクリーニングタグとして使用されている「耐洗紙」を使用しています。
江戸時代と同じように、いざとなったら浴槽に投げ込んでも大丈夫。
和綴じ
そして綴じは江戸時代の大福帳と同じように和綴じです。
和綴じを行うメーカーさんは大正8年から続く老舗の製本メーカーの「国宝社」さんです。国宝社さんは、数多くの和綴じシリーズがあります。
サイズ
現代社会で使いやすいサイズになっています。
大サイズはB5サイズより少し小さいサイズで、中サイズはA5スリムサイズ、小サイズは携帯しやすいメモ帳サイズになっています。
リターンについて
All in型です。
完成したプロダクトの他に、国宝社さんでのワークショップもあるそうです。
内容は、題字を担当した広告業界などで活躍中のデザイン書道家、赤坂直恵さんによるデザイン書道ワークショップと、国宝社さんによる和綴じノートのワークショップだそうです。
現代では先に述べたとおり複式簿記が主流なので、帳面に大福帳を使うのは実用的ではないので、ノートとして復活です。
中小の小売店であれば、顧客情報のノートして使ってみるのも良いのではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。