第27回 日本文具大賞 デザイン部門をピックアップ
先日発表された、第27回 日本文具大賞 デザイン部門の優秀賞を受賞された5商品の中から、僕が気になった商品を紹介します。
キングジム 「クリップボード マグフラップ」
以前にブログでも紹介したクリップボードです。
両面にマグネット付きのフラップが搭載されています。これにより、綴じた用紙がめくれて折れたりすることを防ぐとともに、スチール面などに掲示することもできる便利なクリップボードです。
僕はクリップボードの裏面に、ゴムマグネットを両面テープで接着してスチール面に掲示できるようにしていますが、これなら綴じた用紙がめくれることもないので、見かけたら購入したいです。
K-DESIGN WORKS 「FLEXNOTE - UPWARD NOTEBOOK」
リングノートのリングの変わりに金属の特殊リングを使うことにより、ページの差し替えや異なるサイズの用紙を綴じることが出来るものです。
リングノートのように使いながら、ページを差し替えることが出来るので、後から必要なページ構成に出来るのは嬉しいです。
さらに異なるサイズも綴じることが出来るので、同一フォーマットの用紙を使用すれば1冊に情報をまとめる事ができます。
この商品は以前、どこかで見かけた気がするんですよね。ただどこで見かけたのか思い出せないんです。
このリングで何ページ綴じる事が出来るのか、また綴じる部分の穴が独特の形状なので現状では専用紙となりそうです。
丸安精機製作所 「Laurett's MLK万年毛筆」
金属の削り出しにより筆ペンで、万年筆同様にカートリッジ式のようにインクが交換できるようになっているようです。
さすが削り出しだけあって、めちゃくちゃおしゃれな外観です。そしてインクが交換できることにより、通常の筆ペンのような使い捨てタイプではなく長く使う事ができるようです。
使われている毛は、高級イタチ毛を使用されているそうです。
書道に疎いのでよくわかりませんので、書き味など毛筆についてぜひ会場で勉強したいです。
万年筆は、字数で500万~600万文字程度書けると聞いた事がありますが、この万年毛筆はどれくらいの文字数が書けるのでしょうか。当然、万年筆とは異なり金属ではできていないので、万年筆より少ない文字数かとは思いますが・・・
デザイン部門グランプリは?
気になるデザイン部門のグランプリを大胆予想してみようと思います。
デザイン部門のグランプリ予想はめちゃくちゃ悩みました。
悩んだ末、K-DESIGN WORKSさんの「FLEXNOTE - UPWARD NOTEBOOK」だと予想します。
理由はページの差し替えができて、異なる用紙サイズも綴じる事ができるので、ノートとしてではなく、保管したり後から見返す事に重点が置かれているのではないでしょうか。
異なる用紙サイズが綴じてあることにより、ページのレイアウトとしてもおしゃれな使い方ができそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
第27回 日本文具大賞 機能部門をピックアップ
先日発表された、第27回 日本文具大賞 機能部門の優秀賞を受賞された5商品の中から、僕が気になった商品を紹介します。
ケープランニング 「himekuri」
日めくりタイプの付箋紙です。
日めくりなので、全ての付箋のデザインが異なっています。
この付箋のベースとなる商品が昨年のISOT で出品されていたのですが、文具プランナーの福島槙子さんたちが気に入ってあっという間に「himekuri」が誕生した。というスピード開発された商品です。
僕も昨年年末に開催された文具女子博で、購入して使っています。
「himekuri」からその日の付箋をノートに貼って、その日のことを書いて、「himekuri」は先1週間の日付が分かる。という使い方です。
以前、ブログで紹介した記事です。 pi-suke.hatenadiary.jp
付箋の1枚1枚がすべて異なるデザインを実現したということで、機能部門にエントリーされたのでしょうか。
プラス 「エアかる」
ダブルクリップが誕生から100年経過して、大きく進化したとして話題になりました。
僕も購入して使っていますが、めちゃくちゃ軽いです。
ダブルクリップって開けるのに固くて使うのを避けたいですが、これはめちゃくちゃ軽くて多用しています。まだ社内で流通していないので、社内使って帰ってこなくなると悲しいのでまだ自宅でしか使っていませんが・・・
従来のダブルクリップを使っているのであれば、ぜひこの商品に買い換えて欲しいです。買い換えて損はないです。
以前、ブログで紹介した記事です。
モールドテック 「CLIP」
この商品、写真を見ただけでは意味がわかりませんでした。
発売元の会社のHP をみて、やっと意味がわかりました。イメージとしては1つのクリップに1枚の紙を綴じて、枚数分連結させる。というものです。
確かにこの形ならば、紙をめくった時に跡が付きませんし、何より連結させる形状が円柱なので、スムーズにページをめくることができそうです。
ページ数が多い場合は、重要なページだけ別のクリップで綴じれば、重要なページにスムーズにアクセスすることができます。
ちょっとこの商品は実際にISOT に行った際に、重点的にチェックしようと思います。
機能部門グランプリは?
気になる機能部門のグランプリを大胆予想してみようと思います。
ケープランニングさんの「himekuri」だと予想します。
何より1枚1枚異なるデザインの付箋が、低コストで製造できるようになったことです。正直、どのように1枚づつ異なるデザインの付箋をこのように作っているのか、とても気になります。
この技術を使えば、付箋の用途がさらに広がります。この商品がきっかけに、どんどん付箋がさらに進化していくのでは無いか?という広がりが感じられるからです。この点は他の商品にはない、強みだと思います。
もしこの「himekuri」がグランプリを受賞すると、出店ブースの「NEXT switch」さんから3年連続グランプリという快挙が達成されます。
明日はデザイン部門をピックアップします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
第27回 日本文具大賞 優秀賞 発表
今日、本年の日本文具大賞の優秀賞が発表されました。
機能部門・デザイン部門でそれぞれ5つの製品が発表されました。
受賞された各メーカーさん、おめでとうございます。
ISOT 初日の7月4日(水)14時からの表彰式で、それぞれの部門のグランプリが発表されます。
今日は、機能部門・デザイン部門で優秀賞を受賞された商品を紹介します。
明日以降に、それぞれの商品を掘り下げてみようと思います。
日本文具大賞とは
2017年7月8日以降に発表された文具の新製品・リニューアル製品が対象で、機能部門/デザイン部門を設け、優秀賞・グランプリを決定されます。
ちなみに昨年は、機能部門はカール事務器さんの「エクスシザース」、デザイン部門はぷんぷく堂さんの「あなたの小道具箱」がグランプリを受賞されました。
この賞を受賞すると、メディアへの露出が半端ないです。昨年は上司がニュースか何かで知って、ぷんぷく堂さんの「あなたの小道具箱」を購入して、嬉々として自慢していました。
機能部門
オルファ 「キッター」
オルファ初キッズ用カッター 【キッター】 刃をプラスチックで覆い恐怖感の軽減と安全性を高めた安心設計。小さく軽く丸い、子供が持ちやすいシンプルなデザイン。子供の表現力を伸ばす知育道具のスタンダードへ。
ケープランニング 「himekuri」
卓上型日めくり付箋カレンダー!365日全てに付箋加工。1週ごとに白とグレーが入れ替わり今日が何日か一目で分かります。1日めくり捨てるのではなく日付シートや日付メモなどに再利用出来ます。実用新案提出済み
コスモテック 「wemo - ウェアラブルメモ 「消せる」タイプ」
油性ボールペンで書けて何度でも消せるシリコンバンド型のメモ。医療現場や災害・救急現場、農水産現場や製造・建設現場等の「現場最前線のワーカー」だけでなく、ADHD等の「記憶が困難な方」からも重宝頂いています。
プラス 「エアかる」
「てこの原理」を応用し開く力を最大約50%削減したクリップ。本体部分に突起をつくり支点の位置を調整、さらにレバーの長さを最適化することで、大幅な省力化を実現!また、フラットレバーが、指先の痛さを軽減!
モールドテック 「CLIP」
日本の町工場によって作り出されたクリップです。普通のクリップはめくると折り跡がつきますが、このクリップはきれいにめくることができます。クリップをつけたり外したりする事ができページ数を増やせます。
デザイン部門
キングジム 「クリップボード マグフラップ」
2つのマグネット内蔵フラップが付いたクリップボード。めくった紙を手で押さえず固定できる「背面フラップ」、書類の下側を固定して不意なめくれを防ぐ「底面フラップ」で、書類の閲覧・書き込みが快適に行えます。
K-DESIGN WORKS 「FLEXNOTE - UPWARD NOTEBOOK」
手で引き抜く、指で押しはめる、という簡単な操作でページの着脱ができる、国内初のディスクバインド方式のノートです。最大の特徴となるページ編集機能で、あなただけの一冊をカスタマイズすることができます。
小西印刷所 「WAO!POP ひとひらシリーズ 3Dカード もみじ・さくら・いちょう」
繊細なカッティングが美しい3Dの POP UPカードに動きを与えました。カードを開くと花びらや葉っぱが落ちてカード上にちりばめられます。手にした方は二重の驚きがある粋なカードです。
丸安精機製作所 「Laurett's MLK万年毛筆」
国内外の高級車など世界的評価を得る自社技術、外観切削加工による、今までにないスタイリッシュな筆ペン。金属削り出しの精緻な美しさと心地よい手触りに加え、開明墨汁とのコラボで筆運びの良い書き味を実現。
TARIFOLD SAS 「VEO - Desk unit」
デスク/壁掛け用ディスプレイ・システム。オフィス、受付、店舗などで、VEOを使ってビジュアルに情報を伝えられます。ドキュメントを開示し、同時に、保護、管理します。パッケージは再利用・リサイクル可。
以上が本年の日本文具大賞の優秀賞を受賞した商品です。
何点かはすでに僕のブログでも紹介させていただいた商品がありますね。
毎年思うのですが、なぜこの商品が機能部門なの?または、この商品はデザイン部門の方がよくない?と思うものも正直、何点かあります。まぁ出展者がどちらの部門にエントリーするかということなので、外野がとやかくいうべきことではありませんが・・・
明日以降は、機能部門・デザイン部門から気になった商品をピックアップして行きます。
そして大胆にもグランプリの大胆予想もしちゃおうと考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
万年筆の調整に挑戦
万年筆は使えば使うだけ自分の書く癖に馴染んで、唯一の筆記具になります。
こうなると他の筆記具では味わえない、なんとも言えない書き味となり、本当にストレスなく筆記することができます。
でも、毎日使っていても、自分の書き癖に馴染むまで何年も掛かります。
手っ取り早く自分の書き癖に馴染ませようと思うと、通常は万年筆メーカーさんなどが実施しているペンクリニックに行って、調整してもらう必要があります。
でも常に開催されている訳ではなく、また日程が合わなかったりしたりします。
そんな時は、自分で調整してしまえばいいんです。
今回の方法は、万年筆大好きな文具店の店主さんに教えてもらった方法に、僕の方法を追加しています。
いきなり高級な万年筆で実践するのは無謀ですので、まずは壊れてもいい。と思える万年筆で練習しましょう。僕は、「日経おとなのOFF」で万年筆が付録で付いていたので、この万年筆とカクノで練習しました。
付録の万年筆は、調整できてもワザとバランスを壊して、また調整する。ということを何度も行ったので、字幅がふた回りほど太くなりました。
なので、今回の方法はあくまでも自己責任でお願いします。
用意するもの
用意するのは、ラッピングフィルムとプラスチック板です。
ラッピングフィルムと言うプラスチック製のヤスリで、ホームセンターなどで数百円で購入することが可能です。
ヤスリなので目の粗さがあるのですが、今回使用するのは #15000や#10000という非常に細かい物です。どれくらい細かいかというと、#10000で0.5ミクロン、#15000で、0.3ミクロンです。
このラッピングフィルムは、本来は金属の仕上げ研摩や塗装面の前仕上げなど、主に工業用に使われる物です。
このラッピングフィルムを適当な大きさにカットし、プラスチック板はラッピングフィルムより少し大きめにカットします。そしてラッピングフィルムをプラスチック板に貼り付けます。こうすると、薄いラッピングフィルムでも硬いプラスチック板のお陰で、安定して使う事ができます。
僕は名刺よりも少し大きいくらいのサイズにしました。
調整の仕方
調整方法は、ラッピングフィルムに万年筆を当てて筆記します。
この時に注意したいのは、力を入れないことです。研磨されたものは元には戻らないので、少しづつ研磨するように力を抜くことです。
準備
いきなりラッピングフィルムに当てるのではなく、現状の書き味を紙に書いて覚えておきます。
カリカリと引っかかるようであれば#10000のラッピングフィルム、ちょっと引っかかる程度であれば#150000を用意します。
直線の調整
まずはペンポイント全体が当たるように、縦にまっすぐ万年筆を走らせます。
一回走らせただけで、書き味は変わります。そのため、ラッピングフィルムに1回走らせたら、その都度書き味の変化を確認します。
書き味が滑らかになるまで、何度も紙に書いて書き味を確認して、ラッピングフィルムで研磨、そしてまだ紙に書いて筆記感を確認という作業を繰り返します。
この方法で、直線の書き味を調整します。
曲線の調整
紙に曲線、オススメなのはアラビア数字の8を筆記します。
この時に、どこで引っかかるのかを確認します。
ラッピングフィルムで同じように、アラビア数字の8を筆記します。
1回ラッピングフィルムで書いたら、また紙に8を筆記し、ある程度滑らかに書けるようになるまで紙とラッピングフィルムと交互に書きます。
ある程度滑らかに筆記できるようになったら、今度は8のどの部分で引っかかるのか、引っかかる特定の部位のみ#15000で研磨します。
紙に書く時は、特定の部位だけではなく、8を書いてバランスが崩れていないか確認します。
もしバランスが崩れているようであれば、8を書いて調整です。
非常に目の細かいもので研磨していますので、大きくバランスを崩すことはないのではないかと思います。
最後に
自分で調整することの最大のメリットは、意識することなく自分の書き癖で調整ができる点です。
ぜひ簡単な調整は自分でできるようになりたいです。
最近は安い万年筆、それこそ100均でも販売されているので、どんどん練習して行きたいです。
教えてくれた店主さんは、人の万年筆に手を出すのは100本は練習してから。と言われていましたが、僕は100本練習したぐらいでできるようになるのか不安です。
最後に冒頭にも記載しましたが、あくまでも教えてもらった方法に僕なりの方法を追加していますので、あくまでも自己責任で行うようにしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
飾り原稿用紙がトレーシングペーパーになった!!
愛用しているあたぼうステーショナリさんから発売されている「飾り原稿用紙」に新バージョンが発売されています。
この飾り原稿用紙がなんと、デザインはそのままでトレーシングペーパーになったそうです。
トゥールズさんのネットショップで、 #飾り原稿トレペ の販売が始まりました!#飾り原稿用紙 https://t.co/T7HHZxaw0Y
— スリム発売、あたぼうステーショナリ (@atabo_coltd) 2018年6月8日
トレーシングペーパーは、透かして複写するための半透明の紙です。
この半透明なトレーシングペーパーに飾り原稿用紙のデザインがなされている。これは欲しいですね。
Tools さんというショップの店舗で発売されていたのですが、先日通販サイトでも販売されるようになりました。早速注文をしました。
[https://www.tlshp.com/cotoramonora/list.php?category_id=45&maker_id=35&detail_search[6]=Toolsオリジナル紙モノ&name=飾り原稿トレペ&searchform=off:embed:cite]
ラインナップ
デザインは「金鶯錯」「碧翡翠」「蔓葡萄」の3種類です。
それぞれ同一デザインの物には、トレーシングペーパーが5枚、飾り原稿用紙が25枚のセットになっているそうです。
そして3種類のトレーシングペーパーがそれぞれ3枚づつセットになっているアソートパックがあります。
トレーシングペーパーなので、鉛筆でぜひ筆記したいです。万年筆で筆記すると、イリドスミンなどのペンポイント素材が研磨されてしまう可能性があるので、ちょっと避けたほうが良さそうです。
どう使おうか・・・
枚数が限られているので、飾り原稿用紙のようにどんどん使うのではなく、自分の好きな言葉を書き連ねて、保存しておくのも良さそうです。
また、トレーシングペーパーは半透明なので、ラッピングに使うこともできます。僕のような文房具好きにプレゼントするときに、このトレーシングペーパーでラッピングして、プレゼントを渡すとめちゃくちゃ喜ばれること間違いしないです。
今から届くことが楽しみです。
どのように使おうか、今から楽しみです。ただ枚数が限られているので、大事にとっておてここぞという時に使おうかな。とか色々考えてしまいます。
いつ発売されるのか、めちゃくちゃ欲しい1本挿しペンケース「ペネック」
昨年のISOT であたぼうステーショナリーさんで展示されていた、1本挿しのペンケース「ペネック」の続報がありました。
去年の7月末の発売予定と聞いていたのですが、商品化に難航したのでしょう。Facebook にて約1年ぶりに情報が更新されました。
ペネックってなに?
ざっくり言うと、1本挿しのネックストラップです。
1本挿しのネックストラップなんて、需要あるの?と、男性は思うかもしれません。
男性はワイシャツやスーツにはポケットがあるので、難なくペンを挿して持ち歩くことができます。しかし、女性は服にポケットが無いものも多いので、ペンを持ち歩くことに難儀しているようです。
僕は胸ポケットにペンを入れると、ペンの重さでポケットが変形したり、ポケットの深さが合わなくて、胸に刺したペンが不恰好になったりするのが嫌なので、あまり胸ポケットにはペンを刺していません。
女性に限らず僕のように、なんらかの理由でペンを持ち歩きたいけど、胸ポケットに入れたく無いと言うニーズは少なくは無いでしょう。
ペネックなら、ネックストラップになっているので服装に影響されずに、ペンを持ち歩くことができます。
1本挿しなのでかさ張ることも無いでしょう。
素材は・・・
昨年のISOT で見たときは、ぺネックはシートベルトの布でできていました。
シートベルトの布なので、耐摩耗性は非常に高いでしょう。それに頑丈です。
上記の写真は昨年のISOTで、僕の愛用の鉛筆を入れて撮影したものです。
当時はこのシートベルトの素材と、ペンを挿す部分の縫製?か何がネックだと聞いていました。
今回公開された写真を見て見ると、同じようにシートベルトの布が使われているようです。
さらに写真をよく見ると、昨年はネックストラップの紐を通す部分が縫い合わされていましたが、今回の写真では紐を通す部分はボタンのようです。
と言うことは、ネックストラップではなくカラビナなどに付け替えれば、腰につけることも可能でしょう。
本体カラーはブラック1色のようですが、ペンを挿す部分がワンポイントの色が入っています。なんかめちゃくちゃオシャレです。
まだ写真しか公開されていません。今後発売時期は価格などの情報があることでしょう。
僕はこの商品が発売されたら、間違いなく購入します。と言うか、早く発売してくれないですかね。なんなら、ちゃんと正規料金をお支払いした上で、テスト使用して、ちゃんとレビューを報告しますよ(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
第94・95回の文房具朝食会@名古屋、テーマは万年筆
本日、第94・95回の文房具朝食会@名古屋が開催されました。
会場は、文房具朝食会@名古屋の溜まり場?となっている、名古屋国際センター近くのNo Detail Is Small さん。
今回は午前に「万年筆どう使ってますか?」、午後に「万年筆とペンケースの話をしましょう」と言う二部構成でした。
第94・95回共に万年筆がテーマですので、まとめて記事にしますね。
万年筆をどう使っているか
皆さんはどうでしょうか。
興味深かったのは、No Detail Is Small の店主が、「仕事で万年筆を使って書いていると、万年筆がきっかけで話が広がる。」と言うことです。
たしかに、普段なかなか万年筆を使っている人は少ないので、日常使いしている人がいると、ついつい万年筆談義に花が咲いて、本題を忘れるのでは?と言うぐらい話が広がりますね。
今回も皆さんが自分の使っている万年筆を紹介しながら、みんなでその万年筆を試筆させてもらえるという非常に貴重な経験ができました。
中には僕が気になっているペリカンのデモンストレーターもありました。僕も遠慮なく試筆させてもらいました。
参加者の多くは、日記やライフログを書くのに使用されているとのことです。
その時の気分や、内容によってインクの色を変えてる方が多かったです。好きなペンで好きなインクを使って書く。と言う楽しみは万年筆独特の楽しみ方ですよね。
参加者の1人は、文具王・高畑正幸さんが作られた「Access Notebook」を発売当初から使い続け今年で8冊目だとか。
そのノートには万年筆で書き込まれた、彼の当時の気持ちがいっぱい書きつらねらているそうです。
万年筆だと筆圧によるインクの濃淡が顕著に現れるので、書かれている内容だけじゃなくて、文字からもその時の気持ちが表現されていることでしょう。
尚貴堂の彼は、好きな色のインクを作るために、プラチナ万年筆さんから発売されているMIXABLE INK を購入して、自分の好きな色のインクを作る。と言うインク沼の住民らしい楽しみ方をされていました。
そんな彼は、後日同じ色のインクを作るための配合をメモするリフィルを作って、一般公開されています。
ペンケース
皆さんそれぞれ素敵なペンケースをお使いです。
僕のように鉛筆やボールペンなどと一緒くたに入れているような人は少ないです。
文房具朝食会@名古屋のメンバーで、革加工の得意な方が作られたペンケースを愛用されている人もいます。
尚貴堂の彼は、自社製品の「Zwei」を愛用されています。2本刺しのペンケースですが、本当によく考えられており、参加者のメンバーの皆が興味津々でした。
驚いたのは、参加者の人が見せてくれたペンケースです。
LIHIT LAB さんのペンケースにぎっしりと、プラチナ万年筆さんの「preppy」が入っていました。几帳面にどの万年筆に何のインクが注入されているかメモを入れて、さらにロゴの向きまで綺麗に揃っていました。
また同一の万年筆の全ての字幅を買い揃えていたりと、本当に万年筆樹海にどっぷりな人もいました。
そんな僕は最近は、PILOT さんの「カクノ」やプラチナ万年筆さんの「preppy」で、万年筆のペン先調整することに熱中しています。
なかなか上手くなりませんが、失敗しても1,000円程度なのでゆっくりじっくりと調整技術を勉強しています。
あとはブログなどの原稿を書く時に、万年筆で書いています。
世には万年筆で落書きと称して、すっごいレベルの絵を描かれている人もみえます。
これはインクの色が豊富になったことと、「カクノ」や「preppy」といった書き味が素晴らしい万年筆が豊富に発売されているからでしょう。
ほんとに使う人によって、万年筆という道具は様々です。
今回の文房具朝食会@名古屋で皆さんがいかに万年筆という筆記具を楽しんでいるのか、ということがヒシヒシと伝わってきました。
定期的に万年筆をテーマにして行いたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。