(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

あるべき所に収納しよう「かたづけマス」

文房具に限った話ではないのですが、物を探さなくするためには収納する場所を決める。という方法があります。
僕も会社や自宅の引き出しに入れている文房具は、何段目の引き出しというだけではなく、その引き出しのどの場所かまで決まっています。

どのようにするのかというと、ウレタンのマットを収納する文房具の形に合わせて切って、その場所には決まった文房具しか収納できなくしています。
この方法は就職して、先輩の机がこのように綺麗に整頓されていたため、その方法を真似ました。
僕は製造業で働いているので、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)が徹底されています。特に整理・整頓・清掃は3S とも呼ばれ、特に重点的に教育というかすでに日常の一部になっています。

決まった場所に決まったものがあると、極端な話ですが目隠ししていてもどこに何があるのか分かります。
このような状態だと、まず引き出しの中で何かを探すということがありません。
しかしウレタンマットを自分でカットしてというとかなりハードルが高いです。


今回キングジムさんから、お手軽にこのような収納が行えるようになる「かたづけマス」が発売になりました。
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www.kingjim.co.jp

ツール整理ブロック

ウレタンが前もってブロック状になっています。
収納したい物の形に合わせてブロックを取り除けば良いのです。
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たったこれだけで完成です。

ウレタンマットを自分でカットするより、断然簡単にできます。

収納するものが変わっても大丈夫

収納するものが変わることは当然あります。
ウレタンマットだと、また一からウレタンをカットしなければなりません。
しかし、この「かたづけマス」はブロックの位置を変えるだけで、新たな収納に対応できます。
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これから新年度となり、新しい環境になる方も見えるでしょう。
また新年度を契機にご自身の机を整理したい。という方も見えるでしょう。
そういった方に強くオススメできます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

子供が初めて使うクレヨンに「ベビーコロール」

先日、お子さんの居る学生時代の友人と会う機会がありました。
その友人には3歳にならないお子さんが居るのですが、お絵描きを始めるのにいいクレヨンを見つけた!!と教えてくれましたので、ぜひ皆さんにもお知らせしたいです。

それはHazuki Companyさんの「Baby color(ベビーコロール)」
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ベビーコロール | Hazuki Company

実はロングセラー商品

僕は今回教えてもらって初めて知ったのですが、ホームページを見てみると

発売開始以来20年以上も愛され続けてきたロングセラーのベビーコロール

とのことです。
これだけ長年愛されているのには、優れた商品の証拠です。

持ちやすく片付けしやすい

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ベビーコロールの形状は、カラーコーンのような特徴的な形です。
持ち手のところが大きくなっているので、お子さんの小さな手でもしっかりと握ることができるそうです。

そしてカラーコーンのような形状なので、重ねて片付けすることができまる。
絵を描くクレヨンとしてだけでなく、ブロックのように片付けると綺麗にオブジェのように収納できます。

折れにくい

この折れにくいという点が、友人がプッシュしていた点です。
友人が誤まって踏んでしまったそうなのですが、それでも折れることがなかったそうです。
小さなお子さんはまだ筆圧を調整することが苦手だと思います。思いっきり力任せに描いたとしても、大人が踏んでも大丈夫な硬さなら、子供が描いていて折れるということは考えにくいです。
普通のクレヨンは柔らかいのでポキポキ折れてしまっても、これならそういった心配はありません。

誤まって描いても・・・

ホームページには、

手や服が汚れにくく、お子様の衣服についても洗濯でバッチリ落とせます。

クレヨン自体も水洗いができますので、きれいな色でかわいい外観も長く楽しんでいただけます

と記載がありました。
お子さんのお絵描きで、紙からはみ出してテーブルに描いてしまったり、油断した隙に壁紙に描かれたり・・・というのはよく聞く話です。
でもベビーコロールは、水洗いでクレヨン自体も綺麗な色の外観で長く楽しめるということなので、テーブルや壁紙もきっと水拭きで汚れが落ちるのではないかと思います。

安心素材

お子様が手にするものなので、安心素材です。

APマーク(無害マーク)を所得しています。APマークとは、ACMI(米国画材・工芸材料協会)により定められた評価基準に適合した、人体に対して害のない製品にのみ付与されるマーク。

素材も厳選されていますが、さらに万が一お子さんが口にして飲み込んでしまっても、先端に空気が通るための穴が空いているので、のどを詰まらせる危険を減らすように作られています。



お子さんが手にする物なので、デザイン性に優れていて、なおかつ安全性の高いものを選びたいですよね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第12話

今月号の「きまじめ姫と文房具王子」は素敵なお話でした。

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今回は甥っ子の眞子ちゃんを預かることになったかの子さん。
そんな訳でテーマは「児童文具」です。

巻頭には甥っ子の眞子ちゃん登場です。
ランドセルから児童文具が飛び出してます。
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ショウワノートさんの「ジャポニカ学習帳」、サクラクレパスさんの「クレパス」、ヒノデワシさんの「まとまるくん」、ソニックさんの「スーパーコンパス」。鉛筆は三菱鉛筆さんの「消しゴム付き鉛筆」かな・・・
もうこの時点でワクワクします。

そんなかの子先生とは関係なく、文具研の「アイデア文房具コンテスト」の軸が決まったようです。
「忙しさに負けない文房具」ということで「時短できるもの」を考えるようです。

時短文具として、一度に同じメモを配れるようにと、山本紙業さんの「コピペメモ!!」が紹介されています。

かの子さん、たった数日甥っ子さんを預かっただけで表情が・・・
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独り者の僕がいうのもなんですが、子育てってほんと体力勝負なんですね・・・


ちょっとした事件から、とある文房具売り場に足を踏み入れた文具研の面々。
その中でソニックさんの鉛筆削りの「トガリターン」が登場しました。
(過去にトガリターンの記事を書いたので、トガリターンについてはこちらをご覧ください。)
pi-suke.hatenadiary.jp

このトガリターンを通して、かの子さん学童文具に驚きを隠せません。
いや〜分かります。自分が児童の時とは比較にならないほど進化していますからね〜

こういった進化した学童文具から、リビガク(リビング学習の略)の紹介がなされています。
作中のリビガクの説明を引用します。

児童の宿題などを学習机でではなく、親の目が届くリビングで行わせることで、子供の集中力とやる気を高める効果があり・・・
最難関学校合格者はリビングで学習していた子が多いという結果があるんですよ!

実は子供にだけではなく、リビガクは、家事をしながらでも子供の勉強を観れるという親の利点もあります。

リビガクは、共働きで忙しい親が子供の勉強を見守りたい。という側面は知っていましたが、リビガクは子供の集中力とやる気を高める効果があるというのは初めて知りました。
ましてや最難関学校合格者にリビガク者が多いという結果も初耳です。

確かにここ数年、レイメイ藤井さんの「ミーティングボックス」やコクヨさんの「モバイルバッグ」など、学習机からリビングへの流れがあるように思います。

僕もここ最近、学童文具も見るようになったのですが、本当に進化が著しいです。


さて、「きまじめ姫と文房具王子」の第12話もちょっと事件が起こって、次回へとなりました。
ブログで紹介した文房具はほんの一部です。他にも児童文具はいくつも紹介されています。気になる方は本屋さんへ!!

ほんと、毎回毎回次の話が気になってしまう幕引きです。
どうなるのか、翌月が待ち遠しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

鉛筆を削るなら「剣聖 宮本武蔵」

僕は鉛筆を日常生活で一番よく使います。

鉛筆は使えば当然、削る必要があります。
それじゃ何で削るのかというと、主にカール事務器さんの「Angel 5」と宮本製作所さんの「剣聖 宮本武蔵」です。

今の子供達は鉛筆削りが当たり前でしょう。いや、僕も子供の頃は鉛筆削りが当たり前でしたが、たまに小刀で削っていました。
子供の頃に小刀で鉛筆を削る。という行為で刃物の扱い方を覚えた気がします。
ナイフで削るのであれば、この宮本製作所さんの「剣聖 宮本武蔵」です。

そもそも剣聖 宮本武蔵とはなんぞや?

「剣聖 宮本武蔵」とは、肥後守と同じような折りたたみ式のナイフです。
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www.miki-japan.com

肥後守登録商標なんです。

2005年現在、肥後守(ひごのかみ)は兵庫県三木市にある永尾駒製作所製造の登録商標[3]であり、同社およびOEMで生産しているフォールディングナイフの商品名となっている。なお同社およびOEM生産以外でもこの種のフォールディングナイフとしての性能を満たしていないということはない。良い作りのものも数多く存在しており、愛好家の収集の対象となっている。 元々は三木市の三木洋刃製造業者組合の組合員だけが使用することの出来る名称であったが、組合員である製造業者が減り、現在では永尾駒製作所のみとなっている。

Wikipediaより

宮本製作所さんは組合から抜けたので、「肥後守」という商標が使えないので「剣聖 宮本武蔵」として販売されているようです。

オススメポイント

僕は肥後守も持っていますが、使うのはもっぱら「剣聖 宮本武蔵」ばかりです。
なぜ「剣聖 宮本武蔵」ばかりなのか、それは切れ味が抜群だからです。
肥後守よりも研ぎが丁寧なのか、切れ味が違います。

「切れ味が良い」刃物を使うことで、怪我をするリスクを減らすことができます。
なぜなら、切れ味が良いと無駄に力を入れなくて良いからです。切れ味が悪いと無駄に力を入れる必要があります。するとなぜか怪我をしやすいです。

鉛筆を小刀やカッターナイフなどで削る際には・・・

・刃の先に絶対に指を持っていかない。
・親指でしっかりと刃を押さえる。
・一気に削るのではなく、少しづつ削る。
などいくつかの点をしっかり守れば、危なくないです。



鉛筆をナイフで削ると鉛筆により愛着が持てます。それに「削る」という行為がなかなか新鮮で楽しいです。
たまには鉛筆をナイフで削ってみませんか?

最後に、肥後守にしてもこの「剣聖 宮本武蔵」も共に、銃砲刀剣類所持等取締法(略称:銃刀法)に抵触する可能性が大です。
くれぐれも携行しないように注意しないといけません。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

携帯ハサミなのに実用的「hosomi」

携帯ハサミをいくつか使ってきましたが、今の所は今回紹介するKOKUYO さんの「hosomi」に落ち着いています。

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www.kokuyo-st.co.jp

実用的な刃渡り

携帯ハサミの多くは、刃渡りが短くちょっと実用的ではないです。
でもこのhosomi は、60mmあるので普通のハサミと同じくらいあるので、直線も切りやすいです。

握り部分が立体的

このハサミの最大の利点が、握る部分が立体的になっています。
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携帯用のハサミは握る部分が小さかったりして、安定感が悪いものが多いです。
でも、このhosomi は握る部分が立体になっているので、安定感が高いです。
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親指がしっかり固定されて、中指や薬指で自然に固定できます。
ただ最初はこの固定に慣れなくて違和感があるのですが、慣れると気になりません。

ペンケースでも邪魔にならない

名前の通り、細身のハサミなのでペンケースに入れてもあんまり嵩張りません。
ペンとペンの隙間にスルッと入ってしまいます。



携帯ハサミが使いにくい。と感じている方は一度検討されてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

蛍光ペンでも滲まないボールペン「SARASA MarkON」

ボールペンで筆記した後に、蛍光ペンで引くとボールペンの文字が滲んだ経験をした人は多いのではないでしょうか。
かくいう僕も何度もこのような経験をしました。

この不満を解決してくれるボールペンが、ZEBRAさんから「SARASA MarkON」です。
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www.zebra.co.jp

発売されているのは知っていたのですが、手にする機会がありませんでした。
しかし、先日の文房具朝食会@名古屋で重鎮の春日さんが持ってきて見えました。
さらにスケジュール帳にこのSARASA MarkON で書いて、蛍光ペンを引いた物を見せてもらいました。
見事に滲むこと無く、筆記した文字が綺麗なままでした。

蛍光ペンを引いても滲まない

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従来のボールペンだと、左の写真のように滲んでしまいます。
しかし、このSARASA MarkON なら蛍光ペンを引いても滲みません。

その秘密はインクに新成分を配合して、インクの耐水性を高めているためだそうです。
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従来のジェルインクとの比較実験を動画がありましたので、見てみてください。

サラサマークオン



SARASA MarkON は、先に書いた通り新成分により耐水性が高くなっているので、従来のジェルインクの弱点が克服されたと思います。
蛍光ペンを使うかどうかは、書いた時には分からないことも多いので、ちょっと試してみて良さそうならぜひ導入したいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

子供にも使いやすい鉛筆削り「ein (アイン)」

優れた削り味のAngel 5 で有名なカール事務器さんから新たに、子供にも使いやすい鉛筆削り「ein(アイン)」が発売されました。

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カール事務器株式会社 » » ein [アイン]

子供にも使い易い形

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鉛筆を掴むためのレバーが片方だけ動くようです。
両方動く訳ではないようなので、小学校の低学年の子供でも問題なく掴められそうです。
しかも掴む部分は、ゴムチャックになっているので鉛筆を痛めるける心配もありません。

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ボディが丸みのある湾曲形状なので、上部からの押さえ込みがし易い形状になっています。
四角いと小さな手では抑えにくいのですが、湾曲形状なので小さな手でも抑えやすそうです。

満足の削り心地

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Angel 5 同様に日本製削り刃が採用されていますので、しっかりとした削り味です。
また弓なりに削られることにより、芯の露出幅が長く形状が美しく仕上がります。
この弓なりの削り形状は、見れば見るほど惚れ惚れとします。

2段階芯調節機能付きで芯先の太さを選べ、鉛筆なら0.5mmで削り、色鉛筆は0.9mmで削ると削り分けることができます。




何年もずっと使い続けている鉛筆削りの買い替えを検討しているのであれば、ぜひ検討に入れて欲しいです。
間違いなく削り心地、削った後の美しさに満足できることでしょう。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。