(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

まさか購入できるとは「築地活字 書体見本帳」

以前、岐阜のORGAN活版印刷室さんに行ったときに見せてもらった、活字の見本帳を入手しました。
※以下はORGAN活版印刷室さんの紹介記事
pi-suke.hatenadiary.jp

現在でも活版印刷で使われる活字を製造・販売されている「築地活字」さんの書体見本帳です。
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tsukiji-katsuji.com
たまたま大型書店に併設?されているセレクトショップ的なところをのぞいたら、レジ横に平積みされてました。
最初はサンプルか何かかと思ったのですが、ちゃんと値札が付いていたので速攻で購入しました。


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印刷などの業界ではないのに、書体見本帳を見ているだけで楽しいです。
なんでこんなに文字にワクワクするのか。同じ文字でも角ばった文字と、丸みを帯びた文字では印象が違うのと同じで、文字の形がそれぞれ違うので、カッコいいんですよね。なんかうまく説明できませんが・・・
ただコストの問題なのか、書体見本が活版印刷ではないんですよね。活版印刷されていたら、もう本当に最高なんですけどね。

この書体見本帳には、書体だけではなく活字の紹介がなされています。
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活字がどのように作られているのか、活字の大きさが紹介されいたり、非常に読みものとしても面白いです。


どう考えても書体見本帳にワクワクしている時点で、一般人とは違う感性になっている。ということを自覚しましたが、楽しいので辞められません。

2017年Bun2大賞 発表

偶数月に発行されているステーショナリーフリーマガジンの「Bun2」が開催されている今年のBun2 大賞が発表されました。

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Bun2大賞」は、

Bun2 誌上で紹介した商品の中から、読者の投票によってベスト文具を決める。

というものです。

○○大賞の発表というと、年の瀬を実感します。


12月号では、2017年Bun2大賞のベスト30が発表されています。

第1位:ライフスタイルツール収納カバン(ナカバヤシ
www.nakabayashi.co.jp

第2位:オレンズネロ(ぺんてる
pentel-orenznero.jp

第3位:コンパックキングジム
www.kingjim.co.jp


トップ3をピックアップしましたが、これはどれが1位になっても不思議ではないですね。

1位のナカバヤシのライフスタイルツール 収納カバンは、去年の1位の「ライフスタイルルール」と続いての第1位です。スゴイですね。
きっと「お片付けブーム」の後押しなのでしょうか。でも、この「ライフスタイルツール 収納カバン」は、従来の「ライフスタイルツール」と違って片づけるだけでなく、持ち運ぶことも出来るようになっています。
最近の子供は自分の部屋があっても、あえてリビングで勉強をする子が多いそうなので、勉強道具を自筆から利便に持ち運ぶのに使ったりしているのでしょうか。
2位のぺんてるさんの「オレンズネロ」は未だに入手困難な状況のようで、現行商品なのに「幻の文具」状態です。
僕も0.2 と0.3 を運よく購入することができましたが、一番使用頻度の高いシャープペンシルです。1本3,000円というシャープペンシルとしては高額な価格ですが、この価格に似合う高品質・高機能なんですよね。
3位のキングジムさんの「コンパック」は予約して購入しました。
パッと見た状態だとただのファイルですが、A4書類がコンパクトに持ち運べるのでお勧めなファイルです。

どの商品も書き始めると、止まらないですね。それだけ優れた商品だということですね。


ベスト30の中からちょとピックアップしたいのが、
第6位のゼブラさんの「デルガード タイプER」
www.zebra.co.jp
「芯が折れない」シャープペンシルの人気商品の「デルガード」の派生タイプで、逆さまにするだけで消しゴムが使えるというもの。従来だとシャープペンシルの消しゴムを使おうとすると、消しゴムのキャップを外す必要があって、煩わしい上にそのキャップを失くす心配があった。
これはキャップレスになっているので、逆さまにするだけで消しゴムが使える。
また、この消しゴムがちゃんと文字を消してくれる。従来のシャープペンシルの消しゴムは、黒鉛を伸ばしているだけじゃない?付属の消しゴムを使うとノートが汚れる。そんな印象があったが、これはちゃんと消字できる。
おススメなシャープペンシルの1本だ。


本誌では、文具ユニットの「ブング・ジャム」の高畑正幸さん、きたてたくさん、他故壁氏さんの3人が「Bun2大賞」について対談している記事も収録されている。それぞれベスト30の商品のポイントを分かりやすく紹介されている。
まだ読んでいないのであれば、ぜひ文具店で手にして読んでほしい。
フリーペーパーでこの内容というのは、本当に驚きです。

知育塗り絵「Painta holic」

先日、名古屋駅に隣接しているGATE TOWER MALL を徘徊していました。
主目的はSmith さんに、何か面白いものは無いかな~と定期観察でしたが、まぁいつも通りか~と思いつつ、ぶらぶらしていたら、2階のフロアに面白いものが特設コーナーで販売されていました。

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ぬって、ぬって、ぬりまくる!お話が生まれそうな知育ぬり絵“Painta holic”を新発売!|カメヤマ株式会社のプレスリリース

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こんなポップ?があり、めちゃくちゃ楽しそうな雰囲気です。
何なのか興味が沸いて店員さんに聞いたら、「イラストの枠線だけが書いてあるロール紙で、お子さんの知育におススメですよ~お子さんにおひとつどうですか?」っと勧められました。
そうですよね、僕の年齢なら対象の子供がいても不思議ではないですもんね・・・( ノД`)


閑話休題
発売元のカメヤマキャンドルハウスのプレスリリースを確認です。

(株)タイガアソシエイツがブランド管理を行う、フジテレビKIDS脳科学茂木健一郎先生が監修して開発された、子どもの自由な発想を育てる新しい形のぬり絵“Painta holic(ペインタホリック)”を発売します。

①絵本作家が作ったぬり絵
 2008年にフジテレビKIDS、BSフジ、ポニーキャニオン、扶桑社の4社にて設立された「be絵本大賞」。
今回のPainta holicシリーズ第1弾は、「第8回 be絵本大賞 絵本屋さん特別賞」を受賞したトキタシオンさんがイラストを担当しています。塗り進めるにつれて、ストーリーが展開していく、縦サイズのロール型ぬり絵です。

②描くことも楽しめる
 ぬり絵のロールに、イラストが描かれていない箇所があります。ロールの中にあるヒントをもとに、子どもたち自身で想像力・創造力を働かせながら、イラストを描いていき、自由な発想を育てていきます。

③自分だけのオリジナルストーリー
 シールをロールに貼ったり、イラストを加えて、自分だけのオリジナルのお話を作ることができます。自分の言葉や新しい仲間を登場させて、ぬり絵の世界に飛び込むことができます。

展示されているものを見たのですが、これはワクワクします。
絵心がなくても、塗り絵なら大丈夫です。

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イラストもどことなく愛嬌のあるんです。

知育というのは何となくしか知りませんが、これは子供は喜びますよ~
普通の塗り絵と違って長いものだと長さが2m なので、広げて書けば今までにない紙の大きさですからね。
学生のころに、学部際の際に模造紙を何枚も繋げてとんでもない大きさの紙を作って、子供たちに好きに落書きしていいよ~というコーナーを作ったことがあるのですが、子供たちの喜びようは凄かったです。普段なかなか書けないサイズは、やっぱりワクワクするんですね。

子供も楽しめますが、家族一緒に塗り絵をしてみてはどうでしょう。
お母さんだけじゃなくて、お父さんも一緒に。それにもうすぐお正月なので、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に塗り絵をしてみてはいかがでしょう。
なにせ2m もあるので、みんなで一緒に書くことも可能です。

間違いなく、書きながら会話が弾みますよ。
なんともワクワクする楽しいモノを見つけちゃいました。

ちなみに、GATE TOWER MALL では12月12日(火)まで販売されているそうです。

付箋を気軽に持ち運べる「Lipno」

面白い・実用的な数多くの付箋を発売しているカンミ堂さんから、新商品が発売されました。
以前、ブログにも書いた「Lipuno」です。

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pi-suke.hatenadiary.jp


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東急ハンズさんで見つけたので、早速保護してきました。

サイズ感はまさにリップグロスと同じぐらいです。
中身はPENtONEなどと同じロール付箋なので、いろいろなデザインの付箋を選択することができます。


早速数枚取り出したり、今回の新機能の出し過ぎた付箋を戻したり・・・と遊んでみました。

遊んでみて使用上の注意というか、気を付けたいポイントがあります。
それは、取り出し口のギリギリのところで付箋を切らないようにすること。です。
ギリギリのところで付箋を切ってしまうと、次に使うときに付箋が摘みにくい上に、最悪取り出し口の中に入ってしまう可能性がありそうです。
なので、最低でも1枚分の付箋を余分に引っ張り出す必要があります。

あと、今回の新機能の出し過ぎた付箋を戻すためのツマミがあるのですが、これは巻き戻す時にのみ回すように注意書きがありました。
そのため、通常引っ張り出すときはこのツマミの部分を持たないようにする必要があります。


大したポイントではないのですが、特に最初のポイントの1枚余分に出しておくということは、ちょっと慣れるまでは忘れそうです。
機構的にどうしても最低1枚分は出して、本体に巻き付けておく必要があります。

カンミ堂さんのロール付箋は、上下に5mm程度のノリシロがあるだけで、あとの部分はノリになっているので貼り付けやすいです。
付箋が剥がれて気になる人は、ぜひカンミ堂さんのロール付箋を使ってみてほしい。

ちょっと遊んでみましたが、かなり使いやすいです。PENtONE のように3種類も付箋は要らない。というタイプの人は購入するべきです。

使用量が見える化された「SARASA STUDY」

以前Web ニュースか何かで、学習塾にてボールペンのリフィルに目盛りが付いたものを生徒に使わせている。リフィルに目盛りが付いているので、使用した量が一目瞭然で勉強量が分かり、生徒のやる気につながっている。という記事を読んだ記憶があります。

東急ハンズを徘徊していたら、類似なのかリフィルに目盛りの付いたSARASA を見つけました。
製品名は「SARASA STUDY」だそうです。
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バーコードの印字されたシールには、「勉強量が目盛りで見える!君のやる気応援ツール!!」とありました。
リフィルの目盛りはどうなっているのか、
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どんどん使っていくと、花びらのイラストに色が付いてくるデザインになっています。
ただ目盛りがあるだけでなく、さりげなく応援しているようです。(サクラサク。みたいな感じですね)


あと1ヶ月後の1月には、センター試験があるので受験生は追い込み時期ですよね。
今までの受験勉強で疲れたりして、モチベーションが下がり気味な受験生は、このボールペンを使って勉強量を実感してみてほしい。
SARASA なので強い筆圧は不要なので、長時間の筆記でも疲れにくいうえ、ボールペンなので誤った内容も記録として残るので、見返した際に同じ誤りをしないように気づきやすい。

これは何も受験生に限らず、資格試験などで勉強をする社会人にも最適だ。
とりあえず僕は、資格試験などを行うようになったら、このボールペンを使おう。と大事に仕舞うことにします。

アクセサリ感覚で身につけられるジェルインクペン「Sheaffer lon」

今日、文房具店に顔を出したら馴染みの店員さんが、面白いボールペンを使ってみえました。

うっかり実物の写真を取り忘れてしまったのですが、カタログを頂いたのでそちらで紹介します。

それは、Sheaffer の新商品の「lon」(アイオン)です。
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ボールペンにsnap がついていて、ネックストラップなどに取り付けられるようになっています。
snap もかなりしっかりとボールペン本体を保持しているので、よほど落とすといった心配は不要そうです。

カラーラインナップは、「ブルー」「ライムグリーン」「パープル」「ブラック」「ホワイト」「レッド」の計6色。
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ボールペンの使い方は、スライド方式です。
Cross の「Edge」の使い方と一緒です。
※以下の記事は、過去に紹介したCross Edge です。
pi-suke.hatenadiary.jp

ボールペン本体を伸ばすようにスライドすると、筆記するペン先が飛び出す形式です。
ただCross のEdge よりも、材質がプラスティックだからかよりポップ感が強いです。

肝心のインクはジェルタイプになります。
試筆させてもらったら水性インクか?と思うほど滑らかな書き心地で驚きました。
かなり潤沢なインクフローです。

お値段も1,800円(税抜き)とお値打ちなので、その場で取り寄せ依頼を行いました。
実際に購入できたら、改めてレビューを行います。


こういう面白い、所有していてワクワクするような気持になる筆記具を国産メーカさんも開発して欲しいです。

オシャレなデザインの「測量野帳」

コクヨさんから発売されている「測量野帳」。
最近は表紙がデザインされたモノが色々な場所で発売されています。

ますます用途が広がる測量野帳|商品情報|コクヨ ステーショナリー

立ったままでも書けるうえ、大きさがから張らずに持ち歩いても邪魔にならない点など、使い勝手が良いので測量野帳は常に1冊は持ち歩いています。
フィールドワークで使われる事が前提なので、表紙も硬くて立ったままでも難なく書けますし、ポケットに入れても表紙が折れてしまうこともありません。

そんな測量野帳ですが、家にある野帳を見てみたらオリジナルデザインのものだけで4冊ありました。

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左から「ロクブンノイチ野帳」「岡山のうさぎや」「千葉県のちーばくん」「古墳のヤチョー」です。
標準のスケッチブックも併せると、在庫だけで10冊ありました。

ついついオリジナル表紙の測量野帳を見かけると手が伸びてしまいます。