カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

KDM.txt守山店さんでホジラジの公開録音とショップイベント

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ホジラジの公開録音が名古屋で開催されるということで、参加してきました。
ホジラジとは、K3(ケイ・キュービック)という関西の若手文房具メーカー3社の有志(山本紙業株式会社、株式会社ベアハウス、株式会社ロンド工房)が結成した文房具イベントチームが、今一番話を聞きたい人を、(お酒を交えながら)根掘り葉掘りほじっていくことで、その人の魅力や本質を探っていこうという番組(Podcast)です。
ホジラジ | K3(ケイ・キュービック)ー関西発、文房具イベント集団


会場は今年3月に名古屋市守山の下志段味にオープンしたKDM.txt守山店。
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www.culcos.com

自宅から30分程度の近場なのに、こんな素敵なお店がオープンしているとは知りませんでした。なにがすごいって、まず入店して空間の広さと階段に目を奪われます。
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ホジラジの公開録音の前に、KDMチーフバイヤーの野木森様による店内ガイドツアーです。
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選書がハイセンスです。なんか久しぶりに顔のある書店に出会いました。
僕のイメージですが、最近の書店は大型店は数多くの書籍を設置して、品揃えの多さをアピール。街の本屋さん(ツ○ヤ・三○堂とか)はベストセラーや話題作を扱って、いまいちどの書店も没個性というか、楽しい空間では無くなってしまったように感じていました。昔の書店って、家族経営みたいな小さな本屋なんだけど、その書店ごとに選書に違いがあって、この分野なら○○書店、こっちの分野なら○○書店。のような書店に個性があったような気がします。それが今ではなんか画一的な書店が多くて、書店に行ってもワクワクしないんですよね。それが久しぶりにワクワクする空間であり、並んでいる本が面白そうなんですよ。本当に久しぶりに書店の楽しさを思い出しました。

店内ガイドツアーでは特別に、普段は入れない場所にも入れてもらいました。お店の入り口のすぐ上の通路というか、音響設備の置いてある場所です。
そこから撮影した写真がこちら。
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もう二度とは入れない場所ですね。音響設備の置いてある場所に椅子があったのですが、出来ることならば本を持ち込んで、2~3時間のんびりしたい。と思うような素敵な空間でした。

そしてKDM.txt守山店さんは、文房具の品揃えもすごいです。
すぐ僕の目を奪ったのは、LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)の品揃えの豊富さ。いや、LEUCHTTURMを扱っている時点で感動モノなのに、たぶんすべてのラインナップがあるんじゃないかな?ってぐらい。
またちょっといい数千円台の筆記具って、試筆できないことが多いんですよね。でも、このお店では大半の筆記具が試筆できるように用意されています。
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もうね感動ですよ。このブログを始めて常々感じているのが、筆記具の個性・良さというものを言葉や文字で伝えることの難しさ。どうしても筆記具は感覚的な面があるので、どう伝えたらよいのか、本当に難しい。そして筆記具を試筆できるようにすると、お店としても手間がかかるので、まぁ難しいと思っていたが、KDM.txtさんではすでに用意されているんです。しかも数百円の筆記具からステップアップするのに、最適なラインナップなんです。
そして変え芯の什器がちょっと見ないものなんですね。
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本来は薬局で薬を入れている什器だそうです。ちょうど変え芯の什器にぴったりだったとのことです。


本当に一度来店する価値が十二分にあります。地域の書店・文具店の進化系であり未来の書店・文具店だと思います。こういった素敵なお店が増えると、本当にいいんですけど、これだけやろうとすると、お金もそうですしマンパワーが本当にすっごい必要だと思います。



さて感動しつつ、店内ガイドツアーから戻ってきたら、いよいよホジラジの公開録音です。
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第一部は、株式会社ナレッジ・デザイン CEOの信田 哲彦さん。
第二部は、本の編集を行われている木庭さんと、KDMチーフバイヤーの野木森さん。
テーマは「本屋の未来の話」ということで、かなりほじってました。ここだけな話もあり、どう編集して配信されるかわかりませんので、記事にするのは控えさせてもらいます。ただ、めちゃくちゃ面白かったです。配信されたらぜひ聞いてください。



自宅から気にならない距離にできたKDM.txtさん、これからちょいちょいお邪魔しようと思ってます。

万年筆と相性ばっちり「ノーブルノート」

先日、僕の大好きなコミック「きまじめ姫と文房具王子」の記事を書きました。
pi-suke.hatenadiary.jp

僕は文房具の中でも、特に筆記具が好きです。好きな割りに記事にしてこなかったのは、タイミングを失っていたからです。
でも「きまじめ姫と文房具王子」の第5話はノートがメインで、作中に紹介されたノートで所有していないのは、かの子さんが冒頭で壮大にインクをにじませたノートだけで、それ以外のノートはすべて所有しているので、ちょっと集中的にノート特集を行いたいと思います。

初回の今回は、冒頭でヒロインの姫路かの子さんが抱えているノートです。
これはライフ株式会社さんの「ノーブルノート」です。
life-st.jp


僕も一番よく使うノートです。ただし僕はA5の6穴タイプのリフィルタイプですが。
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特徴的な表紙ですね。もう遠めでも「あぁノーブルノートだ!」とわかります。
用紙はオリジナル用紙「Lライティングペーパー」です。なんでも製造段階から品質を指示して抄造したオリジナルペーパーだそうです。

書く前に紙に触れた感触が気持ちいです。紙に適度がコシがあるので、ページも捲りやすい。
そして筆記感ですが、めちゃくちゃ滑らかな書き心地です。ツルツルではなく滑らかなんです。この用紙を使うと、書くという行為が本当に気持ちいいです。ボールペンでも鉛筆でも気持ちがいいのですが、この用紙の本領が発揮されるのは万年筆で筆記した際です。今まで使ってたノートの紙質との違いに驚かれることでしょう。
万年筆を使い始めて気になるのが、滲みと裏抜けでしょうが、下の写真を見てもらうと、滲みも裏抜けもまったく気になりません。
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※すべての万年筆で同じ結果になるとは限りませんので、注意が必要です。
今回撮影した際に使用したのは、海外ブランドの万年筆のM(中字)です。国産のM(中字)より、若干字幅が太いかも知れませんが、それでも滲みや裏抜けは気になりません。

あとこの「Lライティングペーパー」は、透かしの技法で「簀目レイド(縞)模様」が入っています。
※写真を撮影したのですが、上手に透かしのレイド模様が撮影できませんでした。
この透かしのレイド模様ですが、ただおしゃれのために入っている分けではありません。規則的な模様が光の反射を軽減するため、長時間の使用においても目の負担を和らげる役割があるそうです。


万年筆に適したノートは何かないか?と聞かれたら、このライフの「ノーブルノート」をまずはお勧めします。
なぜなら上記の理由もそうですが、そこそこの売り場面積のある文房具店なら取り扱っていることが多いからです。ノートも実物を見て触ってから購入してほしい。と思っているからです。
万年筆デビューをして、今使っているノートにいまいちしっくり来ていないのであれば、まずはこのライフさんの「ノーブルノート」を使ってみてください。

旅行に役立つ文房具

もうすぐ社会人の皆さんも夏季休暇があることでしょう。せっかくの長期休暇なので、どこか旅行に行かれる方もみえるだろう。
ということで、今日は旅行に役立つ文具を紹介します。

準備段階

さぁ旅行に行くぞ。となると旅行雑誌を買って、どこに行こうか~ここ行ってみたい。こっちも行ってみたい。と行きたいところが何か所も出てくることでしょう。場合によっては、ここでお土産を買って。とか。
そこで役立つのが、カンミ堂さんの「ココフセン」
www.kanmido.co.jp
「ココフセン」なら、雑誌の表紙や表紙裏に貼ることができるので、付箋を持ち運ぶ必要がありません。
同行者と旅行雑誌を見ながら、行きたい観光地・食べ物などで色分けして付箋を貼ると便利ですよ。大体旅行雑誌って地域でページがまとまっているので、ここら辺でご飯にしようか。なんてなっても、付箋で色分けしておけば、すぐ分かります。

また観光雑誌に書き込みしたいと思っても、紙がツルツルしていて書きにくいです。僕自身、昨年広島の呉に独り修学旅行をした際に、観光ポイントやバス・船の運行時間のメモを旅行雑誌に書き込みたいと思った時に役に立ったのが、半透明付箋です。
stalogy.com
半透明なので、雑誌本文を隠すことなくメモを書き込むことができました。

旅行当日、目的地に着くまで

計画を立てて当日です。移動手段は飛行機でしょうか、それとも新幹線でしょうか。どちらにしてもチケットがありますね。それに自宅から駅や空港までのタイムスケジュールや宿泊先の地図なんかもあるでしょう。
これらをスマートに持ち運ぶのに役立つのが、KING JIMさんの「オレッタ(縫製タイプ)」です。
www.kingjim.co.jp
タイムスケジュールや宿泊先の地図などをA4に印刷しておいて、「オレッタ」に閉じておきます。「オレッタ」に入れて閉じれば自然にA4用紙を3つ折りになります。手提げカバンなどに入れても邪魔になりません。また縫製タイプには、イマスグポケットという側面にポケットが付いているので、新幹線や航空チケットを入れておくのに便利です。
観光地に着くまでに見る資料だけオレッタに入れて、チケットをイマスグポケットに入れておけば、観光地に着くまではオレッタだけで大丈夫です。
僕自身、ゴールデンウイークの北海道旅行やISOTのための東京旅行で、上記方法を行ったのですが、取り出すものがオレッタにまとめたので非常に楽でした。

目的について観光開始

さぁ新幹線や飛行機で目的の観光地に着きました。観光地でパンフレットを貰ったはいいが、このパンフレットをどこにしまおうか。とりあえずカバンに入れるか。とカバンに入れると、今度は取り出すのに難儀しますよね。そんなことになる前に、パンフレットを手にしたら、KING JIM の「コンパック」のクリアポケットに入れちゃいましょう。
www.kingjim.co.jp
クリアポケットに入れてしまえば、あとから見たいとしても書類の閲覧がしやすいです。もし事前に観光地の地図なんかを印刷できるのであれば、A3で印刷して半分に切って、左右のクリアポケットに入れて見開きA3になるように閉じておきましょう。
僕はISOTに行ったときに、会場マップをA3で印刷して半分に切って、見開きでA3用紙を見られるようにしました。お陰で広い会場でも、小さな案内図を見る必要が無くて良かったです。

あとはのんびりゆったり、日常のもろもろを忘れて旅行を楽しみましょう。ちょっと文房具を活用すると、旅行中のちょっとしたイライラ・わずらわしさから解放されますよ。



とここまで書いておいてなんですが、僕の今年の夏は例年通りクーラーの効いた部屋で高校野球中継を見て終わるんでしょうね。

好きな長さに自由にカットできる「メモックロールテープ」

日常で付箋を使うことは多いのではないだろうか。ちょっとしたメモや伝言など、使用の幅は非常に広い。だけど、手元にある付箋の幅が細いとメモや伝言には使いにくい。かといって幅広な付箋だと、印に使いたいときに大きすぎて・・・と用途ごとにいくつか手元にあるのではないだろうか。
大は小を兼ねるとは言うが、付箋ではちょっと都合が悪いことが多い。

そんな時にYAMATOさんから発売されている「ロールテープ」はどうだろう。
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www.yamato.co.jp

ロールタイプの付箋なので、長さは自由自在だ。
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付箋の糊も全面についているので、ひらひらすることもない。付箋を多用するが、あのひらひらするのがどうも気に入らないけど、これならしっかり貼ることができる。
上記写真は紙テープだが、フィルムタイプもある。

個人的におススメな用途は、適当な長さに切ってクリアファイルに貼る。そしてタイトルとかそのクリアファイルの用途を書くことだ。
クリアファイルを多用すると、どれが何の用途のファイルか分からなくなるので、案件名とかを書いて貼ってしまう。
そうすればクリアファイルの中身を確認しなくても、何の用途のクリアファイルかする分かる。


最近はマスキングテープが幅を利かせて、付箋の影が薄くなってきている気がするが、今一度付箋を見直してみたい。

もっちりとした消し心地「SEED SUPER GOLD」

以前、超高級消しゴムとして、ファーバーカステルの「ラウンドシェイプイレーサープラチナコート」を紹介しました。
pi-suke.hatenadiary.jp

我ながら本当に物好きだと思います。
今日は超高級とまで言いませんが、高級消しゴム「SEED SUPER GOLD」
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スーパーゴールド SEED

まずはお値段、税別500円です。たいていの消しゴムなら100円程度なので、5倍の価格です。価格面からすでに高級消しゴムです。


サイズとしては、オーソドックスなサイズです。
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デザインから、なんか仕事のできそうな雰囲気ですね。
スリーブに刻印されている壺ガラスは、最高級品を表しているそうです。壺ガラスは以下の理由があるそうです。

金属スリーブの表面には、創業当時の高品位字消しの証であった「壷ガラス」の刻印が刻まれています。頭のよい動物だと言われているカラスが壷の中の水を水量を上げて飲む為に小石を何度も投げ入れたというイソップの逸話をモチーフにしたブランドマークです。
シードのもの作りにおいて、小さな知恵と努力の積み重ねが重要であるという教訓として、受け継がれています。

肝心の消し味ですが、もっちりしており如何にも黒鉛を巻き取っているような消し味です。
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その消し味を出すために天然ゴムを採用しており、ひじょうに文字を消すという目的を楽しめます。
鉛筆の黒鉛を巻き取っている感覚がダイレクトに伝わってきます。

デスクの上にさりげなく置いておいても、スリーブが金なので非常に目立ちますがしっかりした消しゴムです。
ちょっと固めな印象を受けましたが、気持ちの良いけしごことちです。いくつも消しゴムを所有していますが、それぞれ消し味が違い特徴があって大好きです。その時の気分しだいでしゴムを使い分けられることができるなんて素敵です。今週いっぱいは今回のSEED SUPER GOLDを使い続けようと主マス。

【文房具マンガ】「きまじめ姫と文房具王子」第5話

毎月の三大楽しみの1つになっている月刊スピリッツ連載の「きまじめ姫と文房具王子」、はやいものでもう5話です。もう少しで単行本収録分になりますね~

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さて今回のお話はみんな大好き、ノートです。

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ペンケースの中でも消しゴムを探す手間がなくなるかも「MONO zero」

ペンケースの中に消しゴムを入れていると、消しゴムがペンケースの中でどこに言ったのか探したことが皆さんあることだろう。
僕も学生のころによく探していたものだ。まぁ途中から間違えたことも思考の結果と思い、「消す」ということを極力しなくなったけど。

今ではボールペンを使う頻度が極端に減って、もっぱら鉛筆と万年筆といういつの時代?という筆記具体制である。鉛筆を使うため、その相棒である消しゴムもペンケースに入れている。使用頻度は高くないが・・・
そうすると筆記具という細長い形状の中で、ひとりだけ消しゴムという長方形という形状のためか、いざ使おうかと思うと入れたときとはまったく違う場所にいたりする。まるで「みにくいアヒルの子」がごとく、細長い筆記具達からひとりだけ長方形という形状のためいじめられているのか、本当によく隠れている。
まだまだ文房具愛が足りないからか、仲良くするように筆記具に伝えても、なかなか思うとおりにならない。
ならば、消しゴムの形を他の発起具と同じように細長い形状にしてやれば、問題ないのではないかと思ったら、すでにトンボ鉛筆さんが「MONO ZERO」を用意してくれていた。

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www.tombow.com

これはシャープペンやボールペンのように、後ろをノックすると先端から消しゴムが出てくるタイプだ。

実際に斜線の半分を消してみたのが、下の写真だ。
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消した感じは硬い感じだ。モノエアータッチのような軽い消し心地ではない。


アルミボディ

写真の「MONO zero」は、新商品の「MONO zero METAL TYPE」だ。今までの「MONO zero」はプラスチックだったが、この商品はアルミボディで、これまでのMONO zero の上級品という位置づけだ。
アルミボディになったことにより、ノックの重さが軽すぎず適度な抵抗があって、気持ちのよい状態になっている。

消しゴムサイズ

2.5×5mmという細い形状をしているので、細かな場所を消すことも容易に行える。手帳に書いた文字を消すのに、とてもよいサイズ感だ。

クリップ部も金属

ボールペンなどクリップ部がプラスチックだったりすると、割れたり壊れることがあるが、MONO zero METAL TYPE は金属なので手帳などにはさんでも、壊れるような心配がない。


社会人が持っても、デザイン的に恥ずかしくないものになっているが、トンボ鉛筆さんに1つだけ要望がある。
せっかく「エアータッチ」や「ダストキャッチ」などさまざまな消しゴムがあるのだから、MONO zero でもこれらが使えるように、変え芯を発売してほしい。僕はMONO 消しゴムのなかではダストキャッチが一番好きなので、ぜひ商品化してほしい。