(旧)カクかく

いつも側に寄り添っていて、人生を豊かにしてくれる文房具。そんな素敵な文房具をゆるく紹介します。

【文房具マンガ】「ぶんぐりころころ」

今日は息抜きに文房具マンガを紹介します。

無料漫画アプリ「マンガボックス」で連載されている「ぶんぐりころころ」です。
pinga.mu
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現在、アプリでは数話が無料公開されいます。

毎話一つの文房具がピックアップされて、ドタバタコメディのテイストで面白おかしく文房具を紹介しています。
(最初読んだときは、週刊サンデーで連載されている「だがしかし」を思い出しました)


コメディテイストなので肩肘張らず、気軽に読めます。
そしてこの「ぶんぐりころころ」の良い点が、文房具をしっかりとした紹介をするんですね。
第一話で出てきたフリクションボールペンを例にすれば、摩擦熱で消えて冷やせば元に戻る。ということが、ストーリー上うまく紹介されています。

あとコクヨさんの特設ページでも、「ぶんぐりころころ」が出張掲載されています。
www.kokuyo-st.co.jp
ここでも商品説明が判りやすいです。


コメディマンガなので、キャラクターのリアクションがいちいち大げさなんですが、リアクションのポイントが文房具の機能や性能を知ったときの驚きや関心を誇張しているだけなので、ぜんぜん違和感がないんです。
(某有名料理マンガみたいに、口から閃光が出たりっとかっていう感じではない。


来月上旬に単行本が発売されるとのことなので、しっかり予約をしたいと思います。

ぶんぐりころころ(1): KC DX

ぶんぐりころころ(1): KC DX




また作者の安藤正基さんが、愛知県民だとか。
なんか一方的に親近感を覚えます。

父の日に文房具をプレゼントしてはどうでしょう?

僕の個人的な見解ですが、「父の日」って「母の日」ほどスポットを浴びてない気がします。
きっと気のせいですね。

ということで、6月18日(日)は「父の日」です。
日頃頑張っているお父さんや旦那さんに、感謝の気持ちを伝えたいものです。

感謝の気持ちと合わせて、ちょっとしたプレゼントをあげてはどうでしょうか。
「母の日」にも文房具をオススメしましたが、「父の日」こそ文房具の出番です。

なにせ仕事で文房具は必須ですからね。
ということで、いくつかピックアップしてみます。


  • ボールペン

聞くところによるとリーマンショック以降、会社でボールペンとかも支給されなくなったりしているところもあるそうです。
それにボールペンは、働く上で一番使用する筆記具ですから、ちょっと良い物をプレゼントしてはいかがでしょうか。

ちょっと良いボールペンって、自分で買うにはきっかけが無いんですよね。

オススメのメーカとしては、パーカーやクロスなんてどうでしょう。
www.parkerpen.com
www.cross-japan.com

Googleなどの検索サイトで「ボールペン おすすめ」なんてキーワードで検索すると、ある程度絞れるかと思います。


  • IDケース

多くの会社で、入退管理のためにIDカードが導入されています。
それに電車通勤をされているのであれば、ICカードの定期を常に使っていますよね。

もしカードケースが傷んでいるようであれば、カードケースなんていかがでしょうか。

例えば、KOKUYOさんのIDeo
www.kokuyo-st.co.jp


これは時間がお父さんや旦那さんと合えば、特にオススメです。
オリジナルノートを作ってワークショップで、シンプルにお父さんや旦那さんの名前を入れて、プレゼントしてはどうでしょう。

中高生以上になると、なかなかお父さんと一緒に出かける機会が減ると思います。
なので「父の日」ぐらい、久しぶりにお父さんや旦那さんとお出かけしてみてはどうでしょうか。

名古屋をブラブラしてから、国際センターの直ぐ近くのNo Detail Is Smallさんでスペシャリティーコーヒーを飲みながら、オリジナルノートを作ってみてはいかがでしょう。
仕事のメモなどでノートは必須アイテムですし、オリジナルノートならオシャレです。
nodetailissmall.com


参考にNo Detail Is Smallさんのオリジナルノートの記事を紹介します。
pi-suke.hatenadiary.jp




普段頑張っているお父さんや旦那さんに、感謝の気持ちと共に文房具をプレゼントしてはどうでしょう。
文房具は仕事でも日常的に使用するので、きっとプレゼントされた文房具を見たり使うたびにお父さん・旦那さんの活力の元になるでしょうね。

ボールペンでも文字の強弱の表現ができます「uni-ball AIR」

日本語の特徴に、トメやハネの文字幅の強弱がありますが、ボールペンではなかなか表現できないですよね。
どうしても一定の字幅になってしまうので、毛筆や万年筆のように味のある文字が書けません。

でも、今回紹介する三菱鉛筆さんの「uni-ball AIR」なら、文字の強弱の表現ができます。
ユニボール エア | uni-ball AIR | 水性ボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社

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ボールペンでも文字の強弱を表現できれているのは、インクの出る量を調整するチップと、ペン先にソフトカバーを用いることで実現されています。
なので、書く際のペンの角度や筆圧の強弱で、字幅を変えることができます。
悪筆ですが、「永」の字を書いてい見ました。
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これ、普通のボールペンで同じように書いても、トメやハネを表現することができます。
日常で、このトメやハネを意識することは少ないですが、手紙などちょっと改まって文字をしたためる際に、非常に良いボールペンだと思います。


メモが埋もれることを防ぎます「リーガルパッド」

仕事や学校などで、資料の中に自分のメモが埋もれてしまうことはありませんか?
僕も仕事のメモを裏紙に書いたりしていた時は、資料にメモが埋もれてしまって、探すのに苦労していました。

資料にメモが埋もれてしまっては、探すのに不要な時間が掛かって無駄ですよね。
資料とメモを分けて保管するのも現実的ではありません。
ではどうすれば、資料とメモを同じように保管しても、メモを探す手間を減らすことができるか。
簡単です。メモ用紙のサイズや色を変えてしまえばいいんです。

そんな簡単にできるのか?っとお思いかもしれませんが、「リーガルパッド」のレターサイズを用いれば一気に解決します。
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リーガルパッドとは、もともとアメリカの法曹関係者が使用していたもののようです。
写真の通り黄色い用紙ですので、資料の白い紙と混ざってもすぐわかります。

また用紙サイズが微妙にA4サイズと異なります。

A4サイズ レターサイズ
297mm 279.4mm
210mm 215.9mm

上記の表のとおりA4サイズより、横幅が若干大きく、縦幅が若干短いんです。
またリーガルパッドは、レポート用紙と同じように上部にミシン目が入っているので、書いたメモを切り離すことが容易にできます。


リーガルパッドでメモを取って、ミシン目で切り離し、資料などと一緒に保管しても用紙サイズと用紙の色が異なるので簡単にメモを見つけることができます。
僕も長期にわたり資料が大量に発生するような案件の場合は、このリーガルパッドでメモを取るようにしています。


資料と自分のメモが混在して、探すのに困難な人は、リーガルパッドを導入されてはどうでしょうか。

ツバキ文具店で登場した「ROMEO NO.3 ボールペン」

めずらしくドラマを欠かさず見ています。
それは現在、NHKで放送されている「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」です。
www.nhk.or.jp


前回の第5話の放送で、義母への誕生日カードの代筆を依頼された際に使用された筆記具の紹介です。
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今回は依頼人が若い女性ということで、伊東屋さんの「ROMEO No3ボールペン」を選択されたんでしょうね。
store.ito-ya.co.jp


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たぶんドラマで使用されたのは、細軸かな?
写真は僕が所有している太軸ですが、軸の太さの違いだけだと思います。
ということで、「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」で登場した「ROMEO No3ボールペン」の紹介です。

  • 持った感じ

重心がペン先にあるわけでも、後部にあるわけでもなく、重量バランスが絶妙で癖がないです。
重心は中心部にあるようで、持った時にスッと手に馴染むような感覚です。
太軸を使っていますが、太すぎず・細すぎず適度な太さです。
きっと太軸は男性向け、細軸は女性向けなのではないでしょうか。

  • 筆記感

ノック式とは違い、天冠を回して軸を出す回転繰り出し式です。
この天冠も固すぎず、適度な抵抗です。
ROMEO No3の純正リフィルのインクは、低粘度油性インクなので高い筆圧を必要とせず筆記できます。
字幅は正確には分かりませんが、0.7mmかな?
細くはないので、書いている感は十分味わえます。

  • デザイン

ROMEO No3の軸は樹脂を型に流し込んで作る方法ではなく、1本の棒状の樹脂を削って製造されています。
また軸のマーブル模様が一本一本異なります。
一本一本、マーブル模様異なるので、実際購入する際には大いに悩みました。



書き味も品質も良く、癖のないバランスなので万人受けしそうです。
このボールペンはご自分で使用するのもお勧めですが、贈答にも使えるのではないでしょうか。



外出先でもスマートに使える万年筆「Capless」

万年筆ってどうしても椅子に座って、机の上で使うイメージがありませんか?
ボールペンなどのように、移動先でちょっとメモするのに万年筆は使いにくいと思っていませんか?
移動先などで使いにくいのは、キャップを外す必要があるからではないでしょうか。

万年筆にも実はキャップのないノック式があるんですよ。
僕が使っているのは、PILOT 「Capless」です。
www.pilot.co.jp


この万年筆は、ノック式のボールペンと同じように使う事ができます。
このCaplessが優れているのが、キャップが無いのにインクが乾燥しないんですよ。
機会があれば実物を見て頂きたいのですが、ペン先が収納されている時には、シャッターで密閉されているんです。
そして使うときにはシャッターを開けて、ペン先が出てくるんです。
この機構が結構格好いいんですよ。
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(PILOTさんのHPより引用)

またキャップが無いために、インクが漏れるんじゃないかっと心配していたのですが、この心配は杞憂です。
僕は通勤に持ち歩いていますが、今までインク漏れが発生したことはありません。
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このキャップレスですが、写真を見てもらうと判りますが、ペンクリップの部分が凹んでいてこの凹んでいる所に親指と人差し指を当てると、ちょうどペン先が良い感じに紙に接地するんです。
この部分は賛否両論ありそうですが、慣れるまでは窮屈に感じましたが、ある程度したら違和感なく持てるようになりました。
これを使い続ければ癖のある持ち方をされている方でも、キレイに筆記具を持つことが出来るようになるかも知れません。


今回、キャップの無い万年筆の記事を書く為に、改めてPILOTさんのHPを確認したら、このキャップレスは東京オリンピックの開催の前年(1963年)に初代が発売されているんですね。
どうしても万年筆って男性的なイメージがありますが、このシリーズならオシャレな色もありますので、女性にもお勧め出来ます。

日本語に適した万年筆「エラボー」

日本語はアルファベットと異なり、画数は多いしトメやハネといった字幅の変化もあります。
万年筆でこのトメやハネを綺麗に表現できるするために、設計・製造されている万年筆があります。
それはPILOTさんの「エラボー」です。
www.pilot.co.jp
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見た目ほかの万年筆と何が違うのかとお思いでしょう。
ペン先に注目してみると、
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鳥の嘴みたいな形状ですよね。
このペン先が、日本語特注のトメやハネを表現してくれます。

他の万年筆と違ってペン先に刻印が少なく、形状も独特ですがこれのお陰でペン先が柔らかいんです。
この柔らかなために、毛筆のような字幅に強弱のある文字を表現することができるんですね。

以下のパイロットライブラリーに、エラボーの誕生秘話なども掲載されています。
日本語に適した万年筆エラボー | 特集記事一覧 | PILOT LIBRARY | PILOT


トメやハネなどを表現したいな、っという方にPILOTのエラボーを選ぼう!